1999年に書いたので、17年くらい前の文章ですが、てんこ盛り情報です。こんなふうに投げかけたかった情熱の元は何だったんでしょうか?本日とても長いです。

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差別:(1)ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また、その違い。(2)偏見や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また、その扱い。(3)〔仏〕 平等に対して、それぞれの物が異なる独自の仕方で存在している姿。さべつ。
偏見:かたよった見方。ゆがめられた考え方・知識にもとづき、客観的根拠がないのに、特定の個人・集団などに対して抱く非好意的な意見や判断、またそれにともなう感情。
先入観:前もってつくられた固定的な観念。それが自由な思考を妨げるときにいう。思い込み。先入主。先入見。

私は、差別をする視点がかなり低いほうだと思います。が、私の賢さへの思い入れは強く、どんなパラメータ(統計学での母集団特性値)に琴線が震えるか?というのは不思議なところです。私は、この世にバカはいないと信じているので、ただ、バカな行為を考えが足りずに重ねているという解釈なのですね。

なので、「努力していないのに自分をバカよばわりする行為」と「自分の賢さについて必要以上に誇示する行為」にどうも引っかかります。時として差別的に聞こえることもあるかもしれませんが、実際のところは、「この世にはバカはいない」はずなので、差別ではないのです。が、この私の結論が「偏見」「先入観」だと解釈する人がいてもおかしくありません。

私の癖なのですが、「ねぇ、世界で上位何パーセントに入るくらい、賢いと思う?」という質問があります。過剰に賢ぶっている人に冷静に考えてもらうための質問なのですが・・・。たまーに、そうでなくとも、ある人のモノの考え方の構築を見るためにも、お試し質問として使ってしまうことはあります。これで、上位5%とかいう人がいて、私と飯を食っていたらお笑いすぎです・・・(汗)。何を基準に、世界での自分の位置を決めているのか、けっこうわかるので、楽しい質問です。

「俺は背が高い」「私は美人」「俺のセンスはすごい」「私は金持ち」などという自慢する人たちにも使えてしまうので、「世界で上位何パーセント質問」は大いに使ってみるとおもしろいです♪←こんなことやってるから、他人を怒らせるんだろね・・・。

おっと、すごい脱線した・・・。さて、差別です。私は差別をする行為が嫌いであり、人そのものを嫌うようになるまでには、とことんその考え方についてインタビューしてみなければ、という態度でいます。表面だけ知って、自分の世界の中だけで判断するのも、かなり失礼な間違った判断で、その行為そのものが差別だからです。

私がUSにいるせいなのか、しかもゲイコミュニティがしっかり機能しているSan Franciscoのそばにいるからなのか、私は Homosexual(性的同性嗜好)差別についての、知識と解釈と差別について、いまだにたいへん驚かされることが多いです。私は、日本にいた小娘の頃から、ゲイに対する偏見も先入観もありませんでした。むしろ、自分のお金ではなく、ゲイバーにもよく連れていってもらいましたし、そこで、「あんたっ!女に生まれたのに、女であることを満喫してないわねっ!」とよく怒られていました>バイクに乗って煤けた顔で、化粧もしないで、薄汚い格好をしていたからだと思う・・・。たまたま自分が多数決の多数である、Heterosexual(性的異性嗜好)に生まれたからと言って、そうでない人たちに対する垣根や偏見を持ってしまうのは、どうなんだろう?

つい先ごろ、日本にもUSで初めて、性についての研究をし、統計を出した Dr. Alfred Kinseyの映画が上陸しました。私は映画をまだ見ていないのですが、授業でHuman Sexualityを取ったことと、Dr. Kinseyに継ぐ、Johnson&Mastersという学者の研究もさらにパワフルに続いており、ニュースでも取り上げられているので、アップデートはしていると思います。映画では、不正確なところがいくつかあり、細かいことですが、どんな伝記映画も多少のブレはあるので、すべてを鵜呑みにしないようにしてください>この映画の真実性については、英語で、Kinsey Instituteが取り上げています。

Kinsey公式サイト英語版 http://www2.foxsearchlight.com/kinsey/site/  
Kinsey研究所 http://www.indiana.edu/~kinsey/ 

Kinsey公式サイト日本版 http://www2.foxsearchlight.com/kinsey/site/   

彼の功績のひとつにあるのは、ヒトの性的嗜好は、2進法の0か1だけではなく、0から6の7段階に分けられるというものでした。0が異性にしか興味が持てない、で、7が同性にしか興味が持てない、とし、その真ん中を区切ったものです。たとえば異性嗜好者である私でも、きれいな女性のヌードに性的に魅力を感じる、や、高校生の頃、女性と実験的キスができた、などの思い当たるアクシデント要素の強い行動もあり、私はおそらく、ストレートに近いほうのストレートでしょうが、指数で言えば、完全なる0ではなく、1です。最近では、Bisexualという概念も受け入れられるようになり、男女共に性的対象にできる人々もやはり存在します。

私は、性的嗜好以外のことは、かなりの割合で、少数派に属します。たとえば、化粧を年に3回しかしない・男性的脳をより多く使う傾向がある・子どもを持っていない・留学が終わっても日本に戻らなかった・オートマチック車よりもシフト車のほうが好き・タイプが速くてワイヤレスキーボードが使えない・アジア人の割にアルコールを飲める・年を食っても学校に行き続ける、などなど、挙げればキリがありません。

差別をされてきたか?されてきたという犠牲者感覚はほぼありませんが、いつしか外れていたな、という自覚はあります。それなりに解決できてしまえた範囲だったので、大きく犠牲者意識を持たなくて済んできたというだけで、解決できない人たちがつらい想いをしているのを、黙って見ているわけには行かない気もしています。

知らないから怖い、怖いから隔絶する、隔絶するからさらに偏見は進む、という悪循環が、性的差別をしている原因です。なぜ、Homosexualが存在するか?というのは、まだはっきりと100%解明できてはいませんが、かなりの強い割合での先天性(生物学的原因)と、ある程度の後天性(生まれたあとの環境からのインプット)とされています。科学はどんどん進むので、私としても目が話せないサブジェクトです。Homosexualの男性、14人の検死でわかったことは、彼らの視床下部が女性的に発達していた、ということがあり、先天性が優位になりつつある気配はあります。

では、(決定的に)性的嗜好が自分でコントロールの利かない宝くじのような、確率に定められていることならば、差別をされているほうは、たまったもんじゃありません。もしも、限りなく後天的に原因があったにしろ、環境を提供してきたそのある個人の周りにもやはり原因はあるということになります。

Homophobia(性的同性嗜好者を忌み嫌う傾向)の方々は、なぜ自分がHomophobiaなのか、一考してみるといいです。そのあと、なぜ自分が異性嗜好者なのか、きっぱりはっきり教えてもらいたいです。さらに、冗談であっても、「言い寄られたら迷惑」だのというのをよく見たり聞いたりしますが、彼らにも好みはあるということを、なぜカウントできないのでしょうか?その理由も聞いてみたいです。差別をし続けるということは、自分の無知識をどんどんさらしていくことに繋がります。他人の性生活に口出しする権利は、異性嗜好者であれ、同性嗜好者であれ、ありません。性的行為のパートナーだけのビジネスです。

ただでさえ、たいへんなこと、疲れることが多い人生です。ほんのちょっとの知識で理解を得られ、怖さがなくなり、わからないという不安や感情のざわざわがなくなるのですから、ぜひ、知識で武装して、差別をなくしてほしいものです。

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このように、いろいろ考えていたのですが、最近ではストレートに限りなく近いことすら、あまり関係なく、Asexual(非性的存在)になりつつあります(笑)。みなさんはいかがですか?

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