私が渡米してきて以来、テレビは英語のためのものすご~くなかよしツールでした。クイズ番組は特に役立ちました。Wheel Of FortuneとJeopardy(運の環?と危険?)というクイズ番組は、中でも英語力がどのくらい身についたかのバロメーターになりました。

Wheel Of Fortuneは桝目があって、ヒントに「人名」「タイトル」「職業」「フレーズ」「ことわざ」なんていうのがあって、Wheel には100ドルから10000ドルまでの刻みが入っており、中には「順番を失う」「破産」などというのがあります。3人の出場者が順番にWheelを回し、”Come on! Big money!”(ほらほらぁ!高いやつ来いぃぃ!)などと叫びつつ、アルファベットのなかの母音(AEIOU)を抜かした21個の子音を言い、それに当てはまったらパズルが開いていって、その金額X開いたパズルの数の金額がそのラウンドでは表示されます。全部開かなくても正解がわかれば答えるとその貯まった金額がもらえます。母音は貯まった金額のなかから1つ250ドルで買えるのです。

30分番組で大体5ラウンドくらいあり、勝者はボーナスラウンドに進出して短いパズルを最初から与えられているありがちなアルファベットと自分が選んだ3つの子音と1つの母音で、30秒で答えます。

その日の勝者は翌日も出場でき、また翌日勝ったら3日まで出られます。

私が過去12年弱で見た範囲の最高獲得金額は17万ドル。今のレートだと大体、1870万円ですか?3日で割ると623万の日給で、時給にしたら1時間半なので同じ623万で、すごいです。他人が勝ったお金ですけど…、いいねぇ。

私はこれ、すんごいんですね。いっしょに見たことのある人はきっと「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!天才ぃぃぃぃ!」と叫ぶと思います。何で正解がすぐにわかるかというと、やっぱり日常使っているアメリカ人よりももっと繊細にスペルを記憶するためだとか、無知から知にする作業たとか、言い回しやらいろいろ学習したので、毎日しつこく見てたら鍛えられてしまったのですね。やり方がわかるっていうか、辞書を見るとやっぱりどの子音がよく使われていてどれが少ないのかとかわかります。確率の問題です。パズルが少し開けばそことそことそこは母音、と決めて、いろいろな単語をやたらめったらすごい速度で当てはめていきます。

「出れば?出てあの環っかをまわすのだけ運がついてればじぇーったいすごい賞金もらえるって」と言われるのですが、この出場権を得るまでの道が長すぎる…………。そりゃそうです。すごいスポンサーたくさんついてて、すごい視聴率で、すごい長寿番組で、すごい金額ですもん。

忙しさもあってかまけていて、マメに出場希望はがきなんか出さないからいけないのです。サンフランシスコにも出場者募集行脚が来ます。そこでユニークだったり、パズルの解き方が速いと選抜されます。でもそれもいつも見逃しちゃうんだよね…。テストと重なってたりして気づくと応募締め切りの日付は過ぎている…。

でもいいよなぁ。たとえ賞金がゼロの人でもスポンサーからのギフトがもらえるから出て損なんか絶対ないのです。これだけはアメリカにいるあいだにじぇーーーーーったい出たいです。ポルノ映画なんか死んでも出たくないし、ニュースなんかで報道されるのは嫌だけれども、この番組だけは特別です☆

もしもこの番組で賞金たんまりだったら家のローンとか返さないで、道楽に使います。ばーんと臨時収入は臨時らしく豪気に使わないと。わーい!たくさん買い物三昧できるよぉ。車はそのあと維持できないと愚かなので身分違いなのは買いません!うーん、何がいいかな、と出てもいないくせに考えたりするのも楽しいですな。

でもやっぱり臨時収入なので「直接的道楽」としてお友達と分かち合うのがいいですね。もしかするとそこのあなたも西海岸招待があるかもしれないので、私がマメに応募しているかチェック入れてください♪

もうひとつのJeopardyという番組は私は選考にも掠れないことでしょう。先生・医者・弁護士なんかが多く出る崇高な正統派クイズ番組で、昔日本でも小泉博が司会でやっていたパズルにジャンルがあって、点数のかわりにドルが書いてあってそれを指定して開けて行くという形式です。

どうしてこれはだめかというと、「Qのつく食べ物」とか「ギリシャ神話のヒロイン」とか「アメリカ市民戦争」とかやたらオタッキーなのです←この言葉はAOL-Jで習得しました。ありがと☆ちなみにこれまで見た範囲で日本っぽい答えには「日本の首相でもっとも在任が短かった首相は?」だの「現在の天皇の名前は?」だの「Gaga-ku(雅楽)とはどこの国の伝統的音楽?」「Syo-chu(焼酎)の原料は?」なんていうのがありました。それを知っているアメリカ人って鋭いと思います。

フツーにアメリカで生まれ育った人にとってもすんごい難しいのに、24歳半まで日本にいた私が張り合えるわけはありません。しかも金額はそーんなには多くないのです。大体を見ているとやっぱり3日でチャンピオンになり、また来年のチャンピオン大会に戻ってこられる権利も獲得するのですが、1日1万ドル前後です。だったらやっぱりWheel Of Fortune のほうが…。

小さな町の新聞のローカル面などではこのJeopardyで勝てると取材して写真載せてくれるそうです。それくらい権威があります。私だってあのまんべんない知識を、あの短時間で引き出せて、しかもあんな注目されてる公開録画スタジオで緊張にまみれて、すごい権威与えちゃっていいと思います。

私はそのチャンピオンになりそこね2日連続で勝ったことのある女性教師に地理を習ったことがあります。四年制大学に編入する前に行っていた短大の先生です。見ていたときはまだその学校に行っていなかったのですが、なぜか近所なので強烈に憶えていて、その人に習う偶然があるとは!とっても賢いすてきな人でした、彼女。

この番組はあまりに有名なので、たくさんの映画(ぱっと思い付くのでは White Men Can‘t Jumpとか?)やテレビのストーリーにも登場するし、日常会話でもしょっちゅう使われます。小説なんかにも出てくるんじゃないだろか?でも翻訳者の方々知ってるのかなぁ?

でも実を言うとクイズ番組は小さい頃から好きだったけれども、すごい劣等感がありました。クイズタイムショック・アタック25・ドレミファドンなどなど、いろいろ見てて、世の中にはすごすぎる人ばっかりいて、「私なんか…だめ…」とやるせなかったですね。でもどうしてアメリカ来てまでその劣等感の対象を見る習慣にしてしまったんでしょ?ここが私の性格の一端なんだろな。あきらめない。こういうところはなぜかしつこい…。

とにかく私はいつかWheel Of Fortuneに出ること!というのが夢のなかのひとつにあるのでした。なぜ目標でないか、というと、やっぱり競争率が高すぎて出場するのはとてもとても無理なんじゃないか?というアキラメも少しあるのですね、現実的に。なので、やっぱり目標に入れてしまうとすんごいプレッシャーになって囚われてしまうので、夢、とかわいく謙虚にさりげに考えておきます。執着しちゃったら恐すぎます、これに。

きっとUSのゲームサイト行くとこれあります。出場権を得ることは難しいけど、スリルを味わいたかったらどうじょ♪あ、たぶんJeopardyもあると思うけど、難解すぎてダウンロード時間がもったいないかもしれないので、それは見るだけでやめておいたほうがいいのかも(爆)。

出れないだろーなーとかすかに納得はしているものの、それでも機会があれば必ずこのクイズ番組で脳みそを鍛えているわたくしなのでした。出れなくたって脳みそは使えるんだぁぁぁぁ!

dreams1 dreams2 dreams3 dreams5