Dec 15, 2005 に書いた文章です。

私は基本的に合理性を重んじる人間なので、必要がない人たちに笑顔を振りまいたり、自分が好いている人以外の人たちに好かれるための努力をしたくないのです。相手の素性もわからないまま、なぜその人に好いてもらいたいのか?というのは、ネットを通して強く痛感してきました。

バイクに乗っている頃は、鼻毛が早く伸びたり、枝毛が増えたりしてかっこ悪いことも多かったですが、通勤・通学時間を半分以下に短縮できる魅力には勝てませんでした。かっこいいから乗っていたわけではなく、女の子のライダーが少なかったからなわけではなく、第一義はあくまで時間短縮だったのです。おまけにくっついてきたおいしいバイトやイベントのナレーターコンパニオンなどはとてもうれしかったですが、それは本当におまけだったわけです。

私は現在でも、眉毛をきちんと手入れしていません。できない、と言ったほうが正確だと思います。Brooke Shields並に濃い眉毛で、それほどごちゃごちゃ繋がったりおかしく広がっていないので、特に何もしなくていいわけです。化粧をするときもそれほど描いて形を変えませんしね・・・。さらに、歯並びも運良くものすごくいいので、何もすることはないし、目も二重なのでアイプチなどに時間をかけた覚えもないのです。輪をかけて、ヒッピー精神を少し敬っているところがあり、足の毛や腕の毛も剃っておらず、脱毛はしようと思っていません。ずぼらなのです・・・。そんなわけで、いつもピカピカでいて、誰かに見られる有名さは要らないぞ、と思います。苦労だらけになること間違いなしです。

最近の日本は、Celebrityという単語を、「セレブ」と短縮して、あらゆる場面で濫用していますが、そんなに名声ってすごいのか?

名声:名高い評判。良い評判。ほまれ。
名高い:広く人々に名が知れわたっている。有名である。
そもそもの本来の自分よりも、評価が高くなり、それに自分を見合わせるようにする努力、というのは、凡人には必要なのかもしれないです←ほんとかよ・・・。が、その欠点は、自分の裡側からふつふつと湧いてきているものではなく、誰か自分以外の人たちに追い込まれているという圧迫感です。私はこの年齢になってもテストを受けるのが大好きですが、数字で出るもので公明正大なものはわかりやすくていいです。数字で出ない他人の口から出る、かなりその場的要素の強い評価に、右往左往する気はまったくありません。

久しぶりに会うと、簡単に「痩せた?(太った?)」「きれいになったね(老けたんじゃない?)」「輝いてるね(苦労してそうだね)」などと、二択で当たる確率が50%の、かなりいい加減なことを言う人たちがいます。本当に見ているのかどうか、「ふふん、あやしいぞ」と思っています。そういう人たちからの評価は、特に圧迫にする必要もなく、高かろうが低かろうがどうでもいいってことです。

商売をやってとても困ることは、私の背が高く、がっちりした体格なので、営業先の相手がコンパクトであることです。特に男性だと、伝統的に嫌がられる確率は増えます。そのせいで、強く印象に残ってしまうこともあり、さらに、私の顔は純粋日本人になかなか見えないこともあり、なるべく営業には出たくないのですが、背に腹は変えられないので仕方なく、2ヶ月で10回ほど出かけました>電話で済むことも多くて、意外だな、とびっくりしたもんです・・・。調布駅前で謎のアンケート軍団がいつもいたのですが、その人たちにもジェスチャーでNoをすると、「あ、外国の方・・・」と言われていました(爆)>ま、いいか、この誤解は晴らさなくても、と。実際に、「アメリカ在住が長いということですが、あちらにご親戚か親御さんでもいらっしゃるんですか?」などとよく聞かれます。まぁ、長野と静岡のハーフではあるんだけどね・・・。

そういう言い訳がましい説明をいつもするのは、とても疲れるのです。見られる確率が増えていくと、どんどん疲れは蓄積していきます。マニキュアをしていなかった、と自分で自分を追い込んだり、靴を磨いていなかった、と小さいことが気になったりしたら、私の精神状態にとてもよくありません。

確かにピンクレディーのミーちゃんとケイちゃんなどは、芸能界デビューしてから、ものすごく体重が落ちて、とてもきれいになりました。他にもたくさん芸能人になってから、他人にたくさん見られるようになってからきれいになった人たちは山ほどいます。が、代償として、プライバシーがなくなり、解散したり、芸能活動路線を変えたり、引退したりした人たちも山ほどいます。ほとほと疲れることなんだろうな、と思います。泉ピン子みたいに、自分のダイエットでまで稼げるすごさがあれば、あれはあれでとてもいいんだろうけれども・・・。

私にはそれが向いていないことがよくわかるので、人前に出なくていいようにひっそりしたい路線で商売を考えています→そしてそうした(笑)。

そもそも、どうして評価を高くしたいのか?という動機ですが、誰かに好かれたい、好いてくれる人が多いほうがいい、というのは真理ではありません。実物大をオススメします。自分がきちんと相手にできる人たちに理解され、相手も理解し、等身大の評価をいつももらえることがイチバン心に負担はかからないことでしょう。

芸能人や著名人には、彼らなりの苦労が大きくあると思います。みんな決して倖せじゃーないと思うなぁ。

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