行ってまいりました♪きゃはは。すんごいよかったです。強くつよく思ったことは、「よっしゃ、私も自分の選んだことをとことんやっていこう」ということ。と言うわけで、中継記です。

西さんは約束通り6時前に帰ってきました。私はシャワーを浴びてお化粧をしている最中でした。きれいなお洋服とコートを着たのに、なぜか足元は黒のNikeにしました。階段があって足腰に来てしまったらどやされると思ったからです(爆)。←だってまだチケットの値段についてこの段階で話してない…(汗)。

去年のCeline Dion以来のコンサート♪わくわくしながら今回は車で行くことを決意しました。駐車場に着いてまずはWill Callに行きます。日本にはこういうシステムあるっけ?完売が多いからないのかな?チケットを電話やネットで購入しておくと会場で入場前に受け取れるというシステム。アルファベットが窓に書いてあるので、自分の苗字のところにまっしぐらなのです。もちろん、おおだいらのO♪チケットを手にした時点で、まだ開演1時間前でした。入場してからまず席のチェックをしたところ、うーん、うーん、近い(爆)。3mちょいってところでしょうか?オーケストラ席ってぇのの次くらいにいいところだった。さすが148ドルだけのことはある☆

気分をよくしたので、時間つぶし兼腹ごしらえをしたのです。西さんはなぜかこういうイベント系のところに来るとホットドッグを食べます。私はなぜかNachos(トルティーアチップスに溶けているチーズが乗せてあるスナック)。すごい品揃えのバーがあったので、西さんはJack Danielのオンザロックスをダブルで飲むことにして、私はビールにしました。全部で26ドル。ぎゃははははははは。だから儲かるんだよなぁ>イベント会場のベンダー。

そしてヒューマンウォッチングをしつつ、辛いからいNachosについているパラペーニョとチリソースに苦しみつつ楽しみつつ、ドリンクを終えました。びっくりしたのは、40代以上の人ばかりになぜか囲まれていたこと…。「いくらBette Midlerが54歳になったからってまじぃ?」ってな感じでした。特にカップルが多いとか女性同士のグループが多いわけでもなく、ただただ40代以上の人々の混在という感じだったのです。70代の人も確実にたくさんいました。けれども、ひとつだけ特筆すべきなのは、ゲイのみんながやたらめったら多かったことです。「あれ、彼らも」「うわぁ、彼らも」という感じでうようよ湧いて出てきたようにいるわけです。うーん、どうしてわかるのかという説明はできないのですが、わかるのです。それはチャイナタウンを歩いていて、台湾人と香港人と中国本土人と、さらに韓国人や日本人と見分けがつくようなささやかなヒントというか…←よけいわからないか?(爆)全体に醸し出る雰囲気と、ささやかで小さいヒント。あとは小耳に挟む話し方ってところでしょうか?勘違いしないでね。なよなよしているとか化粧をしまくってるとか、そういうステレオタイプじゃないんだよ。

西さんいわく、「ここはSFに近いベイエリアだからなんだよ。特殊なところだ」と感慨深くしていました。SFの市長選の真っ最中で、現市長のBrown氏の対抗には、ゲイであることを公言しているAmmiano氏が好戦してます。ものすごく保守的な人々も居るなか、少しずつ、人々が社会をどのように受け止めているのかがここに顕れているようで、私はうれしくなります。マイノリティがマイノリティであっても声をきちんと持てる状態。わざわざマジョリティになり、パワーを取って変わる必要もない状態、というのが私としては見ていて安心していられます。そんな話をしているうちに、プログラム兼カレンダーを買いに走る私>会場に入る波とは逆方向(爆)。

トイレに行き席に戻ると、会場ガードのスーパーバイザーが「今日はオーケストラ席のどこかにRobin Williamsが来てるって言うんだ。見つけられる?」と言われてしまい、なぜかわくわくする私(爆)。開演時間が過ぎても幕が開かないので、観客たちが声を上げ始めます。その声のボリュームが大きくなったところで、電気がさっと消え、大きな音と共に(イントロなのですが)、私たちのDiva(歌姫)が登場しました。オープニングはFrom A Distanceでした♪わーい。

今回のツアーは、Bette Midler, The Divine Miss Millenniumというタイトルなのですが、地球や月を模したステージにカーテンにはたくさんの星くず。

30年ほどまえにNYのバスハウス(ゲイの人々の娯楽場・スパがある)で歌姫になったBetteは、その後もツアーを何度か展開しているのですが、お決まりになっているオープニングの一部が私は大好きです。”I’m beautiful, You’re beautiful, we’re beautiful. Damn it!”(私は美しい、あなたは美しい、私たちは美しい、何か文句ある?)どう?美しくていまいましいでしょ?って感じなの。きゃははは。本当にいまいましいくらいきれい♪そういうBetteのステージを見ているあなたたちもいまいましいくらいきれいだわ、そうよ、私たちはきれいだわ、ってことになるわけですね。いいねぇ♪

DivineとはBetteの愛称ですが、正確な説明としては「人間の神的側面」あるいは聖職者、です。彼女は聖職者ではないですね…。誰が言い始めたのか、Miss Mとか、The Divineというのが彼女の通称になっています。そういう神的側面から「あなたは美しいわ、いまいましい!」なんて言われてしまうと、何だかうれしくてたまりません。

歌と踊りとおしゃべりを堪能してどんどん時間が過ぎていき、Intermission(中休憩)になりますが、どれだけ笑い転げて、どれだけ涙が浮かんできたかは、その場にいないとわからないです(あ、英語がわからないとよけいだめ…)。エンターティナーというのが彼女にはふさわしいのでしょう。歌だけでもないし、踊りは54歳にしてはすごいけどダンスだけでもないし、コメディアンヌでお笑いだけでもないし。たくさんのエナジーが混在していてどうやってそれを表現したらいいのか、まだまだ伝わりきらない、だから私ももっと見たい、というのが正直で簡素な感想です。それがコンサートであったり、映画であったり、歌であったり、チャリティーワークであったり。で、なぜか、彼女は引退はしないし、仕事は続けていくという信頼感があるのです。歌が減ってもドキュメンタリーを撮ったり、ツアーで踊りが減ってもダンサーをたくさん増やしてでもエンターテインしてくれるっていう安心がある。なぜなんでしょ。Quitter(辞めてしまう人)じゃないっていう確信みたいなもの。

途中、オーケストラ席のお客さんが花束その他をステージまで駆け寄って手渡したのですが、そのときに、”I love you,too. But you are gay.”(私も愛してるわ。でもあなたはゲイじゃない)だとか、その他のアドリブを見て、「うっがぁ、すごくアタマの回転が速くて感性がいいぃぃ!」というのが、彼女が好きである理由のひとつであると思いました。プロに徹していることもそうですが、楽しさを提供することにすべてを賭けている感じ。

Miss Mは日本講演することはないと思います。残念であります。すんごくいいんだけどねぇ。

これでさようなら、と歌った歌が、Wind Beneath My Wingsでした。そのあとまだ3曲も歌ってくれるってすごいサービス…。惜しまれてカーテンの後ろに行くってああいうことなんだ、と実感しました。

あんまり大きな声で言ってはいけないけれども、彼女は美人じゃないです。スタイルもよくない。けれどもどうしてこんなに魅かれるんだろう?と不思議です。それはやっぱり私が容姿に対して重きを置いていないということもあるだろうけれども、Miss Mのエナジー体としての吸引力なんだろうなぁ。

8時ちょいすぎに始まったコンサートが終わったのは11時25分。楽しかったぁ☆Robin Williamsはスポットできなかったのですが、彼女の神的側面から自分のなかの神に触れ泣いてしまい、下ネタまじり・政治風刺混じりのギャグに大笑いさせてもらい、透き通る歌声と、躍動的な踊りと、プロ意識の高い舞台構成に感心し、すっかり飲み込まれて戻ってきて寝ました。

おまけに彼女が出た映画一覧です(すべて原題):
The Rose/Beaches/Divine Madness/Down and out in Beverly Hills/The First Wives Club/For the Boys/Gypsy/Hocus Pocus/Jinxed/Oliver Company/ Stella/Outrageous Fortune/ That Old Feeling/Big Business /Ruthless People/Scenes from a Mall

アルバム(同じくすべて原題):
The Rose/The Divine Miss M/Songs for the New Depression/Beaches/Thighs and Whispers/For the Boys/Divine Madness/Some People’s Lives/Experience the Divine/Broken Blossom/Bette of Roses/Live at Last/No Frills/Mud will be Thing Tonight!/Bathhouse Betty/Bette Midler

映画のほうがわかりやすいのかもしれません。うーん、でも30年以上の長きに渡り、彼女が何をしてきたのか、全部見るのはきっと難しい。けれどもカケラでもきっと元気はもらえるはず♪

1月にはLas VegasでBarbra Straisandと同じ日に近い会場でコンサートやるらしい…。歌姫対決なのか?(爆)本当にとことんやるっていいことだよねぇ♪

次は矢沢である…。こんなに忙しくて死んでしまわないのか?と思っている今宵である>アップするの遅れてるし…(汗)。

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