私はとってもしあわせなのですが、外野ではこんな妻を持って西さんはふしあわせだ、という説が蔓延っているようです…。(-_-;)

今回、日本に長く滞在していて、最初は西さんといっしょに会社に借上げてもらった目黒のお部屋にいたのですが、そのあと、実家に戻り、そこから台湾に行き、そこからこちらに帰国しました。実家は調布です。どちらにいてもものすごく外泊が多く、実の弟には、「たとえ離婚してもこの家にはねーちゃんの帰る場所はないからな」と釘を刺されてしまう始末でありました。

Yeah, yeah!確かに私のように遊び呆ける人妻ってぇのは日本では御法度三行半離縁状首切りもんなのかもしれません。でもさぁ、西さんがこんな私でもいいって言ってるんだから、他人にはどうでもいいことじゃん!と私は未だに強く思っています。大体、西さんは私のことを「妻」だとはあんまり意識してないようだし…。初対面で英語だと仕方なく Wifeとか言うけどさ…(台湾では初対面の人に、「これが紀久美です」と紹介して「しまった!」と思った場面に遭遇…。ねぇ、奥さんだと思ってないから。固有名詞が出ちゃうのよねぇ…)。しかもさ、西さんが台湾に移動する日、私は湯河原で温泉を楽しんでいましたぜぃ。おまけに彼が成田出発の朝、ホテルに電話するのが遅くなって、「うがぁ、しまったぁ!携帯にかけてきてくれるといいんだけどなぁ」なんてオマヌケなことをしてました>かけてきてくれたからよかったんだけどね♪

何人かの血縁や友人から、「本当に夫婦仲だいじょうぶなの?」だとか、「貢がせておいてPhD取れたら棄てるんでしょ?」と勘ぐられたりもしていますが、私は西さんとたとえ紙の上で別れるようなことがあっても、ずっと死ぬまで(あるいは希望的観測としては死んでも)いっしょだし、貢ぐとか棄てるとかそういうのには、「あへ?」って感じです。ただ質問されると律義に説明したりもするのですが、どうもコンセプトそのものがわかっていただけなかったりするので、ただの悪人に成り下がってしまったりします。でもべつだん、これを一般論として認めてもらおうという願いはないし、わかりたいから説明して、と言われれば飽くなき努力を続けるだけのお話です。

「西さんってばかわいそう派」としては、まぁ、端的に言えば、「だんなに養ってもらっている身で、自分の学業と快適さのためにだんなを単身赴任にし、収入だけを搾取し、さらにだんなの数倍も遊んでいる妻」って図柄なようです。うーん、そう見れば見えるでしょ♪これがやたらもっともらしくて、数少ない西さんの廻りの人で、私を絶賛してくださる会社の上司が数人いるだけで、あとはこの派閥が多いようです。アメリカではそういう話は滅多に漏れてこないのですが、日本に戻って台湾に行き、またもやそういう環境になると、悪人正機説ってぇのもあるから、私はやっぱり往生できるのかもしれない、などと思えたりもしてきます。でも私は悪人ではありません。

100万歩譲って、たとえ私たちが離婚したとします。でも西さんは私を再出発の準備ができない状態で世間に出したりはしません。西さんはそういう人ではないです。でなきゃ、「もしも死ぬようなことがあれば、飛行機事故で死ぬように努力するからね♪」などと笑ってギャグ飛ばすわけないっしょ。子どももいないのにたくさん保険金をかけてくれてありがとう♪>うどちゃんやタンゴやハイジに残したいのか?彼らには買い物はできないと思ふ。離婚することになったとしても、彼は学業が終わるくらいの保証はすると、たまにシリアスな別れ話になると言ったりします。それに胡座を掻いていると、非難されたりします。

今のところ、西さんは何よりも私が健康体に戻ることを望んでいます。まぁ、日本ではすごい変調に見まわれて、さらにたくさん歩いたり、大荷物を持って移動したり、気候がコロコロ変わったりとたいへんだったからねぇ。精神的なストレスも目に見えずにかかってたんだろうし…。

ましてやどうして実家になんか転がり込むってぇのよぉ。学校は終わらせるし、日本に帰るとは限らないじゃんかぁぁぁぁ。ましてや、駅からバスでさらに10分で、バス停までだって5分以上あるところなんか…。再出発してバリバリ稼がないといけないことになったら、たとえ日本でももうちょい交通の便のいいところにします。で、お金が貯まったら陸の孤島に移住しますさ♪>K氏在住の陸の孤島も悪くなかったですもんね☆>さらにK氏の実家はさらにすばらしい陸の孤島らしい…。

それに実家の人々とはタイムスケジュールが違うじゃないですか。いちばん小さい姪っ子はまだ2歳。上が5歳。ただの訪問ならば乱雑な生活も許されるかもしれないけど、いっしょに住むのはやっぱり無理だよぉ。彼女たちがかわいそうなのと同じくらい、私もかわいそう。板挟みになる義妹も母もかわいそう。わかってないなぁ>わが弟。

今回も本当ならばウィークリーマンションかホテル住まいのほうがよかったのですが、母の「東京に実家があるのに来ないのはおかしい」という力説に負けたようなもんで…。本当にバッグレディのように各地を徘徊していたので、駅に近い都心の簡素な部屋のほうがよかったんだけど…。交通費だって馬鹿になりゃしない…。ブツブツ。

さらに、私が飲み屋さんで思いもかけず男女のあいだに入ってしまったのは、どうも「だんながいるくせに男ともだちと飲み歩いているのが、だんなとうまく行っていないからじゃないか?」という疑惑からだった、というのが原因だったんじゃないか?と最後にその店に飲みに行ったときにほんわかとわかったのでした。

ああああ、人妻はどこで何をしてもそこには居ない見えないだんなとセットなのかぁぁぁぁぁぁ!などと不満爆発しそうになったわけですね。第一、私は人妻であるってことが希薄じゃん?社会的役割にあまり重きを置かない言動多しだからさ…。そんな透明人間を背後霊にして飲んじゃぁいませんぜぃ。西さんがいれば楽しいこともあるし、西さんといっしょに出向いてはおもしろくないところもあるし、どうしてわざわざ西さんを背後霊にされちゃうのか…?わからないところです。

今回、日本の通帳とATMカードをわりと長いあいだ利用したのですが、Joint Account(ふたり名義)ではない、というところでたいへんに使いづらかったです。ふだんの口座(アメリカ)は生活費はすべてJoint Accountからなのですね。で、別枠で私専用の定期があり、ふたり用の定期があるわけです(ぎゃはは、西さん用の定期預金口座はないのだ)。

さねまろと少し話して興味深かったのが、やっぱりお財布のコントロールで心理的な強弱関係が生まれるってぇの、今回痛感しました。西さん名義の日本の口座に給料が入るわけですよね。で、西さんがわざわざ私の口座に振り込むか、私に手渡しで現金をくれるかする。そういうときって何だかみじめ…。正当な私の取り分をもらっているはずなのに、なぜか支出を見張られてるって気分にさせられちゃうじゃない?そういうのがわかる西さんは、けちくさく2・3万を渡すわけではなく、いっぺんに15万とかくれるわけです。で、口座に数十万を入れてくれる。そういうのを話すからまた私も馬鹿なんだよなぁ。なぜか「西さんってばかわいそう!」になる>だって私はそのお金で遊んで買い物してるだけですからねぇ、日本では。アメリカではちゃんと運用したり、生活のための支払なんかもするんだけどねぇ。これが慢性になったらやっぱり私はイヤかもねぇ。

どうして日本ってJoint Accountと個人と持てないのかなぁ?いいと思うんだけど…。

西さんとはメールをほぼ隔日、電話も週に最低でも2回ほど、ちゃんとコミュニケーションを取っています。北京語におおわらわで、エッセイを書いている暇がないらしい>ただの大嘘つきに成り下がっていますな…。それでも彼は自分をふしあわせだとは思っていないでしょう。死ぬ瞬間には私と出逢えたことに感謝して死ぬことはもう決まっていることだそうです。私も Dittoです♪