04/29/2006 にアップした文章です。

うーん、まずはどうやって浮気と本気を見極めるか?ということでしょうね・・・。

浮気: (1)一つのことに集中できなくて、興味の対象が次々に変わる・こと(さま)。 (2)異性から異性へと心を移す・こと(さま)。多情。 (3)妻や夫など定まった人がいながら他の異性と情を通ずること。 (4)陽気で華やかな・こと(さま)。

そもそも、浮気をしたいとコミットメント前から思っている人は、考えが足りなすぎるので、コミットメント(結婚や恋人宣言や子作りなど)は止めておいていただきたいです。男の人ならば、種馬人生に徹して、とにかく精子を撒き散らすためのライフスタイルを追求し、自分だけがいいところ取りをし、配偶者や恋人、子どもなどを泣かせることは、最初から回避していただきたいものです。女の人でも同じで、ひとりの男性に心と時間の投資を続けられない性質(たち)だとわかっているならば、その心と時間の限度が子育てに悪影響があると思うならば、ぜひぜひ結婚や子育ては回避していただきたいものです。

浮気をするのは絶対的数で男性のほうが多いのですが、それはなぜなのか?進化心理学という分野で説明がされています。進化の法則の基本はこのふたつ;1. 生殖 2. 子ども世代が生殖できる年齢に達するまでの養育。コレがなければ、種全体としてが滅びてしまうという前提の上で、進化は成り立っています。が、これは進化のマクロであり、個々人で生殖をしていない人が、「種に貢献していない」と嘆く必要はありません。種全体の人口が、環境に適応できずに増え続けることも、時代が要求していない過剰危機を招きます。現在のヒトの実態がそれであり、地球という環境を考えると、滅びる方向に向かっていることは確かです。当然、1000年くらいを単位にした予測ですので、考えの領域の狭い人には「関係がないじゃん」と一喝されてしまいそうです。大統領候補だったAl Goreの著書は名著であったと思います。最近では、女優を再開したJane Fondaが人口膨張問題には懸念を示しています。国連では慢性的に心配はしていますが、なかなか効果があがっていません。中国は一人っ子政策を採りましたが、それほどの効果が出ているようには見えません。

個人レベル(ミクロ)の進化は、先天性(生物学的)な部分よりも、「環境要因から学習を続ける」という気長ではあるが、継続のための生物学因子に影響を及ぼす大事な側面を持っています。現代のヒトの人生が80年弱であるとするならば、その80年の中での学習を、次世代に受け継いで行く、というのがミクロの進化の前提です; 1. 学習 2. 同胞・次世代が学習理解できるための継承。これならば、実際の生殖をしない人たちにも実践できます。

国力のことだけを考えると、日本の少子化は懸念されますが、世界全体や人類や地球の未来を考えると、国力の狭いことだけを言っている場合ではなく、『風の谷のナウシカ』が実現してしまう未来が来るかもしれません。

さて、浮気・・・。

進化心理学的に言うと、オスの使命は、精子を蒔き続け、いわゆる魚のように「数撃てば当たる方式」を取るあいだ、メスの使命は、特にヒトでは子宮の限度を理解し、数よりも質で養育の効率性を求めていくというものです。反対の性質を持つことは、理解しえないと生活においてのさまざまを嘆くよりも、大きな絵柄の構図として、「バランスが取れている」と歓べたほうがよさそうです。ある個体の特質を最大限に生かすには、その個体が持てない能力や特質を持っている他と共存していけることが、イチバン効率的です。

ということは・・・、オスという特質をただただ主張し続け、その行動がイチバンなのだとバランスを考えないオスは、サバイバル能力に欠ける、という解釈ができそうです。自然界であれば、次世代にメシを食わせたり、子ども保険や学資保険に入ったりする必要もなく、塾も習い事もないのですが、ヒトというすでに象られた、今その個体が生きている社会の基準を考えるに、浮気をしているオスは、無責任なばら撒きだけを続けていることになります。「いやいや、避妊しているから大丈夫」と言い切るオスの中で、毎回挿入前から100%コンドームをつけているケースを、私個人はまだ、一度も聞いたことも見たこともありません。逆に、できてしまったときに、妻とすでにいる子どもを捨てたり、堕胎を頼んだり、挙句には自分の子どもではないとドラマを醸し出すケースならば、かなりの数を見てきました。自分という個体の他に、次世代に対して責任が持てない個体は、サバイバル能力が欠落していることになるわけです。少なくとも次世代が生殖できる年齢に達するまでは、ヒトであっても子育ては続きます。

メスでは、相手のDNAの質や子育てや妊娠中のことをまったく考えずに妊娠してしまうというのが、サバイバル能力に欠けることになります。当然、現代では、自分で働き、自分で外注(アウトソーシング)をし、長期休暇を取り、すべてをこなすことができますので、どんな種でもかまわない、というオプションができたことはうれしい事実です。精子バンクや排卵期の一夜の陶酔などでも、自立ができ、子育てのプランがしっかりしているのであれば、私は必ずしも子どもの人生に「父親」が必要だとは思いません。「父親に代わるオスの大人」をしっかり観察できれば、子どもはごく健全に育ちます。逆も同じで、男性のゲイカップルで子育てをしようとも、子どもが心理的に大きく曲がることは証明されていません。

ただ、セックスという行為だけがしたいのであれば、ぜひぜひパイプカットをするくらいの覚悟を示して、女性から女性へひらひらとチョウチョのように舞っていただきたいものです。女性も同じで、ヒラヒラしたいのであれば、卵管をしばったり、ピルを飲み忘れないようにしていただきたい。さらに、生殖の心配だけではなく、性病を家庭や恋人に知らず知らずのうちに持ち込む危険が常にあることは、頭に入れておいていただきたいですが、実際、自分がしたコミットメントに対して責任が持てない人が、そんなことを考えることなどできないのか?

もしも恋が浮気ではなく本気であれば、既存の関係を清算してから始めることをオススメします。もしも重なってしまう時期があるとしても、片方の清算ができるまで、「会わない」「セックスしない」「コミットメントを表明しない」などの潔さは必要です。どうしても両立できると言い張るのであれば、生殖と学習、マクロとミクロの進化に沿うよう、経済力や知力を充足させることです。さらに、配偶者や恋人や子どもたちの心理的傷を最小限に抑えることができるよう、何が何でも自分の欲を最優先させない謙虚さが必要です。

あ・・・、私は浮気反対派ではないんですよ。「有言実行できる人」をいつも人間性の基本にしています。なので、その言葉に違わないのであれば、私には特に杞憂はありません。その人の人生です、私の考えに万民が沿うわけがありません。だから世界はおもしろいのですもんね。

ただ、自分がなぜ浮気をするのか、まったくわからないで浮気している人々を見ていると、正直、腹が立ちます。その過程で、愛しているはずの(あるいは一度本当に愛したはずの)恋人や配偶者を苦しめ、血肉を分けた子どもたちをうんと傷つけているわけですから。せっかく生まれ持っている脳みそを駆使しないで、「あ、考えてなかった・・・、下半身に支配されていた・・・」と考えない怠慢がとても疎ましいのです。ましてや、考えた挙句、作為的にネットで浮気相手を探したり、お金もロクに払わずセックス行為の愉楽だけを求めているのを見ると、さらにうんざりします。

浮気の本質は、遺伝子にある、とだけし、自分の行動にまったく責任を持たない人には気をつけましょう。「きみは女性だから、男がわからないんだよ」などと平然と言ってのける人を、私は8歳くらいから信じるのは止めました。今でも同じです。そんな簡単な本能に支配されている人は、脳みそを使っていないバカモノなのです。もしも雪山で遭難してそんなやつとふたりっきrだったら、さんざんレイプされた挙句、食われてしまいます・・・(汗)。本能の塊だと自負するバカがいたら、ヒトに生まれたヨロコビを知らないのだなぁ、と、刺すように冷たい視線を浴びせてしまうのは、私の癖のひとつです。すなわち、感謝が足りないということですから・・・。

すでに今自分が持っている物事や関係に満足ができない人が、浮気をする。なんてみじめなことなんだろう、と私はみなしてしまいます。反論がある方、ぜひぜひコメントをお寄せください。

businessman apologize with japanese kneeling position

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