06/12/2006 にアップされた文章です

 

Perfect Manという映画を見たのですが、評価はあまりいいものではありませんでした。主演のHilary Duffは相変わらずかわいかったですが、ちょっと太った?(笑)母親役のHeather LocklearはBon Jovi のギタリストRichie Samboa の浮気が原因で、離婚調停の最中です。が、その最中に親友だったDenise Richardsが彼とくっついてしまい、ヨーロッパツアーまで追っかけをするくらい熱愛を繰り広げており、けっこう悲惨な苦しい時期を迎えているようです。

大した映画ではないと思っていたのではありますが、数箇所じーんと来た場面がありました。母親は、女で一つで2人の娘を育てており、品評会で優勝できるクラスのベーカー(ケーキやお菓子を焼く人)です。が、なぜかSelf-esteem(自己尊敬心)が低く、男とうまく行かなくなるたびに、娘たちを引きずって引越しを繰り返してしまいます。長女は16歳で、その人生をブログにしており、今回もまたニューヨークに引っ越してきたところから物語は始まります。

母親を倖せな気持ちにし、彼女にとっての完璧な男-Perfect Manを作り上げてしまう長女、Holly。お友だちの叔父さんをモデルに、プレゼントをしたり、メールをしたり、IMをしたり、電話にまで発展してしまうわけです。が、ひとつついた嘘はどんどん次の嘘を呼び、最後には収拾がつかなくなってしまいます。母親とも険悪な雰囲気になり、彼女もやはり母の娘だったことを証明することになります。彼女を好きになってくれた男の子に心を開けない。怖いのです。親密になることが怖くて、心が開けない。彼が近づこうとしたら、母親に「この一度だけ、私のために引越しをして」と願い出るわけです。引越し前日の夜、母親はその男の子をネットで捕まえてIMをします。娘のふりをして・・・。

そこで、男の子が言うのですね、Love is Friendship on Fire (ロマンチックな愛とは、燃え上がる熱い友情だ)と。君に対してそんな想いを抱いていると言う場面があるわけです。

私は、なるほどなぁ、この言い回し、言いえて妙だなぁ、と思ったわけです。燃え上がる時間が24時間1週間365日続くわけがありません。恋を愛に変えていくところもあれば、性愛だけでカバーできない面倒な毎日の雑用も含まれてきます。お互いが出遭うまでに背負った過去もあり、やはり、ベースとしては、人と人として繋がるわけです。さらに、ロマンチックな恋心を持つ、というのが理想で、だんなや奥さんになる人が親友であるほうがずっとオトクなわけです。あるいは、そうでなければ、あとから問題が山積みになる、とも言い換えられます。

いい友だちでいられない男女に、本当にいい伴侶が見つかるのかどうか?その先をずっと乗り越えていくことができるのかどうか?を、映画の本編メインテーマとは別に考え込んでいました。

新しく出遭った彼女や彼だけにいい友だち面をずっとしていき、過去について秘密を持ったまま結婚した人たちを、私は何人も知っています。かなりの割合で破綻したり、結婚は続けていても完全に放棄してしまった修正できない部分が見えたまま放置状態になっており、まったく倖せには見えていません。あるいは、「男同士の友だちと女であるおまえは違うんだ。おまえは俺の妻だ。子どもの母親だ」と言い切ってしまうバカもかなりいました。私は、そんな人たちに「クチ止め」をよくされました。とてもとても負担でした。遊びまくっていた過去。ちょっとした万引きの過去。堕胎の過去。いろいろあります。が、「愛しているなら、信頼しているなら、話せばいいのに」とアドバイスするくらいが私にできることで、あとは、ものすごい圧迫感を、お荷物を預けられてしまい、私の心のほうが他人のことで蝕まれてしまうわけです。

私は、西さんには秘密はありません。が、誰かに頼まれた秘密は西さんに話すこともありません。たとえば極端な話、私が決断し、友だちの殺人を幇助したら、私は西さんにも言わないです。が、友だちには「西さんに秘密は持てないので、言わせてください」と許可をもらいます。それでも「お願いだから言わないで」と頼まれたらどうするか?そういう厚い友情に対して、しっかり報いてほしいと願います。「西さんだけにならいいよ」と言われても同じです。私は秘密を持つ体質ではないので、世の中の誰にも隠し事はしたくないので、そういう私の犠牲に、自分の願いが成り立っていることをしっかり意識し、友情を徹底してもらいたいと思います。私が、脅迫をしない人間であることを理解していれば、秘密を握っているから殺してやろう、などという殺意を持たれることもありませんが、ドアマットのようにクチ止めをしたままフェードアウトされるのは、間尺が合いません。義理も人情もないやつです。

いつごろからか、私はそういう信頼を置けない秘密を人に預けるやつからは、去るようになりました。去る宣言をするのは、いつもつらいことです。

私はどうしてかHigher Power(俗に言う神様)は、いてもおかしくないと思っているのです。神様がいないと証明もできないのに、いないと推定したまま行動していると、あの世に行く査定があったりしたらたいへんなことになります(笑)。私は、人類を超えたパワーが存在することには畏怖があり、傲慢な人間ではないのです。

なので、そういう他人の秘密を持ち続けることも、やはり息苦しい。私は自分の行動のConsequences(成り行き、結果)には責任はいつも持ちたいと思っているので、それが間違っていようが正しかろうが、秘密は持ちません。人々からは隠せても、やはり上から誰かが見ているかもしれないし、誰かに言えないようなことはしたくないのです。ええ、ええ、だから殺人幇助もしませんよ(笑)。

最も失礼なやつは、他人に秘密を預けたまま、友情を一方的に断ち切り、秘密の荷を下ろす許可さえくれないやつです。そんなわけで、私は勝手に『時効』を設けることにしました。そのあいだ、連絡をよこすことがなければ、その秘密は白日の下に曝す。実名入りで曝します(笑)。

何度も、友人の秘密をグルになって隠してきたことで、よい結果が出る確率は本当に低かったです。昔の彼女と鉢合わせして、焼けぼっくいに火がついたときのアリバイ工作にまで使われたこともあり、さらに嘘は嘘を呼ぶわけです。私と遊んでいることさえ秘密にしておく。かち合ったときには他人の振り・初対面を強制させられたこともあります。秘密は必要のない嘘をまた呼ぶ。磁石です。そんなことに私を使ってほしくない、とはっきり言っても、許可なしに勝手にすでに奥様に電話をかけていたり、荷物の中身を私に知らせないまま預けたり、行き着けの店のマッチなどを捨てさせたり、ひどいことをする人はいます。

基本的に善人な私は、こうして何人にも何度も使われてきましたが、もう終わりだ。私には守らなければならない会社もできたし、その社員たちもいます。何より、私の失敗で西さんに迷惑をかけたくありません。失礼な人の秘密を、墓場まで持っていく義理などありません。しかも、そういう人に限って私が何度もしつこく伝えている「有言実行」をしません。それしか求めてないのに・・・・。

きっと彼らはLove is Friendship on Fireなどわかるわけもないのでしょう。あなたの隣にいる人は、そんな人じゃないですよね?←脅かしてる?(笑)ひとりを騙せる人は、他の誰をも騙せます。彼らは自分をも騙すことができるんですから・・・。気をつけてね♪