09/06/2006 にアップした文章です。

 

プロであることは労働を提供して、それに対するお金を請求している上でたいへん重要なことなのですが、いかんせん、私個人はアルバイト三昧で、まともな社員を経験したことがない。コレは、西さんも意図的ではなく、揶揄や侮辱としてニュアンスを含んだ言葉を発することがあります。この軌跡はチョイスだったのか、それとも世間の評価によってそうせざるを得なかったのか、という問題を、私はまだ試されていることになっており、フリーターらとなんら変わるものではありません。卑下するわけではなく、冷静に分類分けをしてみるとそういうことになります。

起業をして今でもよく発する言葉に、「世間の常識ではどうなの?」「業界人の当然としてはどうなの?」という質問を西さんに投げかけることがあります。アカデミックな世界を好み、それにどっぷり浸からぬように映画三昧し、バクチをし、ホッケー観戦で叫び、泣きながら掃除をし、不動産を転がし、好き放題にここまで生き延びることができてきてしまった私にとって、謙虚がなければ今後に大きな影響があります。何度も書いているように、しかも私の場合には純血の日本培養日本人とはやはり偏っているところも多い。枠組みに縛り付けられてきた時間が少ないことで、私は非常識なまま保護されてきたところが多いのです。そんな私がプロフェッショナルな仕事をするには、他人様のお力をしっかり借りることを意識する以外チョイスはなく、昨日もそんなわけで、無料の相談で3時間半も公務員の大切な時間を割いてしまいました(爆)。

プロフェッショナル:それを職業として行うさま。専門的。

専門的:定の学問や事柄だけにかかわりのあるさま。

自分の頭の中をスキャンしてもらい、そのままCD-ROMに落とせないがゆえに、大構想を他人に伝えるのは至難の業です。昨日は立川の曙町にある東京都知的財産総合センターに行ってきました。東京都中小企業振興公社が部門としてやっているところです。 www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/ 午後一番で到着しようと思っていたものの、立川駅から徒歩がきつく(15分と書いてある)1時30分くらいからの面会になりました。お暇したのは17時3分だったので3時間半もゆうに使ってしまいました。

昨日見せていただいた特許品のサンプルがあったのですが、「私だったら買わない・・・」ばかりだったので、担当者の増田さんは、私のアイディアについてもたいへん心配してくださいました。特許とは何か、その中での特許分類。私のアイディアはビジネス特許となり、その中でも特殊(技術革命に合わせて)なネット使用のものは特許となることがわかりました。その後、どのように申請をすればいいのか、どんな段取りでタイムフレームなのか、申請書類の優秀性について、自社でやらない場合の売り込み方・プレゼンテーション・ロイヤリティについて、などなど多岐に渡りいろいろなお話を伺い、昨日はたいへんに充実したのです。

最初にカバーしたのは、『守秘義務』です。最初はドアをオープンにしていたのですが、内容に触れる話になるとドアを閉め、鍵を掛けました。弊社のメンバーもたくさん海外に住んでいた人間が多いので、コレについては理解しており、日本でもこのような考え方が一部であるとしても浸透していることにうれしいオドロキを感じました。が、増田さんご本人も「すごい考えであればあるほど、飲んだりしたときにぽろっと言ってしまうことがあるので、できたらあまり具体的に話さないでほしい」とおっしゃっており、完成体が何を目的とし、何を実現し、それらによってどんな諸問題を解決し、どんな人々に使っていただけ、どのようにすれば運営側としての利益になり、誰も損をしないWin-Win Situationになるのか、だけを私は説明しました。手段や詳細についてはまったく触れずじまいでした。既存のたくさんのアイディアを統一化し、ビジネスとして成立することはビジネス特許になるそうで、ここで私は「あー、自然科学の基礎をやり、その後社会科学をやってよかったなぁ」と思ったわけです。どっちかだけだったらうまく行かなかったと思う・・・。

ここまででは、西さん・さとみちゃん・あさこさん・弟・Danielleに相談したのですが、はっきり言わせてもらえば、西さんと弟以外はあまり深い理解をしていない段階。ふたりはこの構想が持つポテンシャルの高さに、驚いており、可能性や拡大性が大きすぎるから、最初から「大IT企業に持ち込み、ロイヤリティを取る」のがイチバン確実な方法だと考えています。私は、ささやかでも自分で始めたほうがいいと思っていたバカモノで、ビジネス特許さえ持っていればいいのだ、くらいにしか考えていなかったのです。が、プロは必ずおり、私を卓越する頭脳を持っている人間はたくさんいる。なので、よりよく社会に貢献するためにも資金と人材が潤沢な大企業に持ち込むのがイチバンいいのだろう、と、昨日あたりから考えるようになりました。そのタイミングに関して、西さんには「1・2年はかかる」とかなり悲観的に言われていたのですが、実際のところは早期審査もお願いすることができ、申請をした際には「申請中」という私だけにもらえる番号も与えられ、情報は1年半もの長いあいだ公開されることはなく、審査が開始されてから10ヶ月ほどで結果が出ることが最短のようです。ですので、私と西さんとエンジニアさんの3人で権利の範囲を詳細に煮詰め、弁理士&弁護士と相談に相談を重ねる期間が4ヶ月としたら、1年半以内で取れてしまえることがわかりました。コレも熱意と準備次第だそうです。これをどのようにして西さんとエンジニアさんに力説するかが、私の仕事になります。

そのビジネス特許のプロトタイプとして、私が特許を取れた暁に進化版を特許化され、私のアイディアが藻屑と化すことがないのか?を昨日はしつこくうかがってきたのですが、私の基本権利を分割化し、統合モデルを作り、そのどれかを使わなければビジネスが成り立たないようにすれば、既存特許を使ったものと認定し、私にロイヤリティが入り、「払いたくない」「使っていない」と主張する場合においての裁判での強い証拠となるようです。ちょっと頭の見せ所なのよ・・・。なので、審査が通り、特許化されれば20年間は私の持ち物となります。が、ここもプロフェッショナルでない私は、自分の名前にしたほうがいいのか、会社の名前にしたほうがいいのか、新会社法があるので新しい株式会社での名前にしたほうがいいのか、本当にこんな初歩的なことから迷っているわけです。が、いわゆる特許のプロに「大丈夫なアイディアだ。気をつけなければならないのはこんなところ。熱意もあるし、(おおだいらさんの)キャラクターがおもしろいから企業との交渉もがんばれるでしょう」などと言われて、とてもやる気に満ちているわけです。

大企業との交渉での利点は、「相手が大企業だと思わず、自分の特許がいかに優れたものかということをおどおどしないでプレゼンできる能力」だそうで、会社勤めをしてこず、世間の常識からズレたものを持っている私には打ってつけのタスクのようです。そういった意味では、プロフェッショナルなある分野に閉じこもってこなくてよかったのかもしれない、と思うところも多かったわけです。理解力さえ到達していればクリアできる問題ばかりです。細かくて面倒ではありますが、もらってきた茶封筒には20種類以上のパンフレットや冊子、案内などがあります。URLだけでも見なければならぬところが50箇所くらいはあります。が、それもこれも知的財産を得るため。がんばりますぞ♪

あとは、縁なのだろうな、と思います。話を聞いた弟は、すでに投資をしたいと言っています。そこをどのようにしたらいいのかは、弁理士&弁護士さんとの数回の面談を終えなければ決められないことだと、すでに今わかっているのですが、ここで私が考えたのは今まで私によくしてくださってきた方々に、大企業に経営権を貸す以前に公開株に投資していただくのもいいのかな、ということ。ネットでは、E-mail→掲示板→ショッピングモール→ブログと常識やツールが増えてきましたが、私のアイディアはその次に来るものだと思っています。現在、3Dショッピングモールも特許申請中で、実現化にものすごいスピードですが、私のアイディアほんとにすごいよ(爆)。

さて、餅は餅屋に、なので、これからプロフェッショナルな皆様のお力を借り、しっかりと実現化に励むことにします。申請後までは具体的なことが言えないのがつらいですが、そういうことで日々がんばっています。祈っていてね♪