09/17/2006 にアップした文章です。

 

西さんといっしょに過ごす時間が多くなりました。久しぶりのことなのでかなり楽しんでいます。西さんの美徳はたいへんな働き者であることで、何かをせずぼーっとしていることはありません。ぼーっとしているように見えるときは、しっかり何かを考えています。香港から戻ってきてからの数日を見ても、西さんは朝から晩まで働いています。朝はお天気が許せばジョギングかウォーキングに出かけ、始業時間9時前に仕事を開始し、昼休みもそこそこにして仕事を再開し、さとみちゃんが帰ったあとも、なにやら仕事をしています。食事をし、軽い読み物やメールだけを残しておきながら晩酌をし、夜寝るまでずっと仕事をしている感じ。うーむ、やっぱりこうして書き連ねると、ものすごい働き者なことがわかる・・・。

私の知るサラリーマンは、家に帰るとぐうたらになり丸太のように動かずだらーんとしている人々のほうが多いのです。が、西さんはよくくるくる動く。その功罪の罪のほうは・・・。

無意識的行為が多い!

私が自分のことを棚に上げていると思われているのは癪です。私は労働と休息やレジャーにメリハリをつけるよう意識的に行動しています。その蓄積により無駄な行動を避けている、合理性を追求しています。仕事はまとめてどどーっとやる。休むときも10分休むのではなく、仕事を終わらせてからまとめて休む。

が、母も西さんもいつも独楽ネズミのように働いており、彼らはお休みをしっかり取っているのか?ととても疑問で、さらに日々の行動に無駄な無意識行動があるので、たいへんな疑問なのです。簡単に「そりゃー、個性だよ」と言われてしまうとぐぅの音も出ないのですが、無駄行為により私はイラつくことも多いのですね・・・。いやー、これも「あんたが見つめて気づくからいかんのだろ」と言われると、またそれも真(爆)。でも言いたいのよぉ。言わせてね♪

西さんの元同僚の数名は、「西さんといっしょにタバコを吸うとライターがなくなるんですよね」と言っていました。私もいっしょになって「そうそう、いつもポケットに入れちゃうんだよねぇ」と噂を広めるのに拍車を掛けていたものですが、その不思議な行動は今も直らず・・・。西さんはフルマラソンが走れた頃が長かったし、登山をしっかりやっていた時期も長かったし、今も運動をしないと身体の調子が悪い人ではあるのですが、タバコを吸います。辞めたり吸ったりと、こちらもくるくると独楽ネズミのように忙しいのです。タバコを吸うことに対しての罪悪感や知識としての害を知っているがゆえに、ライターを隠す行動になるのか?と疑ってもみましたが、他人のために隠しているわけではなく、置き場所がないがためにすぐにポケットの中に入れてしまうようです。さらに、他人から火を借りるときに、ほんの数秒でどうしてそれが自分のものではないことを認知しないのか?無意識にポケットに入れてしまうのはお見事です。あまりに自然すぎる流れた行為・・・。がゆえに、同僚としては「あ、それ俺のだ・・・」と言えないチャンスが増えていくのです。意識としては、盗む・奪うという意図がなくとも、まったく悪意はそこになくとも、結果としては100円といえどもライターは取っちゃってるんだよね・・・。テロ防止の空港管理官に取られるのと違い、たいへん理不尽です。

このように、独楽ネズミのように働く人たちは、習慣に根ざした行動がたいへん多く、その場その場の違いに対しての融通が利かない率が低いとも言えます。

母の場合は、食事中に箸を使ってクルクル廻して話すんだよねぇ>彼女なりの話のポイントを深めるためのジェスチャーらしいが、たいへんにうっとうしい(爆)。しかも、彼女は通販カタログやTVとも会話をするので、私に話しかけているのかどうなのかも、たいへんにわかりづらいと来ている・・・。

このエッセイを書いているあいだにも、ベランダに出てタバコを吸うことが義務化されているのですが、西さんはタバコの箱そのものを自分のPCの横に持ってきてしまい(彼は再び止める宣言をしたので、私のタバコをいただきながら吸っている最中です)、さらにライターをポケットに入れる、というのを2回も繰り返してしまいました・・・・。大笑いしましたよ・・・。

無意識行為というのは、意識上に持ってくることができれば、かなり容易く行動修正ができるのです。フロイト以来の心理学の天才と言われたSkinnerの話は以前にエッセイで書きました。彼が人間をマシンとみなした学説は多くありますが、確かに機能をしっかり使いこなし、法則性に従う部分が多いことは事実です。それにさらに他の学派の説を足せば、動機や目的意識や深層心理などの要素を加えれば、行動修正は可能なわけです。

西さんのライター盗みはなぜ終わらないのか・・・。きっと100円だから、きっといつかタバコをきっぱり止めると思い込んでいるから・・・などなど、理由はあるのでしょう。

私が無意識にやる行動は、西さんと比較するとたいへん少ないです。自分で気づいていることでは、TVのチャンネルのZapping(チャンネルサーフィン)があります。それについてどうしても止めたいとは思っているのですが、CM長いよ・・・。しかも、毒とも思えるものに自分を曝したいとは思えないこともあり、なかなかやめられません。いっしょにTVを見ている人がいるときにはやりませんが、ひとりのときには止める理由があまりありません。他には、腰痛のせいで、すぐにストレッチをする(爆)。場所をかまわずやってしまうことがあるようなので、着ている洋服や場所やいっしょに居る人などを見ようと意識はしているのですが、どうしても痛みやコリのほうが先立ってしまうことがある・・・。当然、話せば許してもらえることなのですが・・・。

今晩、また西さんに私の無意識行為を聞いてみます。西さんの無意識行為は本日の披露は1個だけにしましたが、本当は山ほどあるのよ(爆)。でも、本当にそれらはコミカルなのです。ギリギリの深刻な悩みたちに取り囲まれることがない限りは、日々の救いになるのです。笑えることが多い場所に居ることは、本当に倖せなことだと、私は感謝しています。ただね、無意識だからいいってことはないのだ、というのを明日。