11/10/2006 にアップした文章です。

 

ここのところ、中村獅童の離婚について、なぜか街中でアンケートまで採っているTVプログラムがあり、さらにいろいろな男女の浮気問題などを扱う相談などもあり、この言葉を聴くことが多いのでした。私が瞬時に反応したのは、「ほんとかよ・・・(汗)」でした。この反応がかなり多かったのでびっくりしていましたが、「その心は?」と思ったわけです。

私はそもそも好奇心の激しい傾向があるようで、知らないってことがどうにも我慢できない。もうね、コレは譲れないわけです。誰が誰とつきあっているだの、誰かの秘密だの、そういうものは興味の対象ではありません。日々、何か新しい発見や知識があれば、特に芸能記事やニュースなど見向きもしないのです。学校に通っている頃はよかった。1個や2個なんてモノの数ではない日もあったわけです。脳の部位やアミノ酸とその働きだけでも、四苦八苦するくらいの日もあり、文化の下調べをするのに(文化心理学中心だったので)地図帳やアルマニャックを開くこともあり、なんだか日々とてもとてもウキウキ楽しかったわけです。国民につきベッドの数がいくつか。電話は?文盲率は?などなどだけでも、気づくと3時間くらい過ぎていた・・・。それは、子どもの頃の「お店やさんごっこ」で佃煮やさんやお新香やさんを渋く選んでいた頃と同じで、その先の工夫や知恵を、楽しく自分のために使うことに固執していたせいなのかもしれません。

「へぇー」っと驚いてボタンを叩く『トリビアの泉』やっと見ることができましたが、あんな感じの「あまり即戦力とはならないささやかな知識」だったり、「ものごとの仕組み・大きな絵柄のパズルピース」の答えになるようなものが好きです。「あんまり使えない知識だけどさ」と言いつつ、たまたま出た話題にちょっとした例や証拠にするのが、けっこう楽しいのよね・・・。わかるかなぁ・・・。

ということで、私は自分に関連することでわからないことがあることは、どうしても考えられない。そのほうがいい、という人の意見も何度か聞きましたが、どうしても私には当てはまらない。英語では、Curiosity Killed the Catという言葉があります。好奇心がありすぎると死ぬこともあるくらい危険だという含みもあるのですが、私は生命の危険が及ぶ種になる、他人の私生活などを覗いて楽しいと思っていないので、今のところは大丈夫そうです。むしろ、他人の秘密を背負わされるとつらくなり、正常な生活を乱される・・・。人それぞれ、自分の先天的な傾向があり、その上これまで積み重ねてきた成長・発達があるので、誰がどんな意見でもいいわけです。が、自分に合ったものかどうか?がポイントです。

ガン告知にしてもそうです。私個人は知りたい。知れるように西さん他にきちっと頼んであります。が、知りたくない人もいるのは理解できます。浮気に関しても同じことでしょう。ここまでは想像つくのよ・・・。

真実を直視できない、つらい真実に対峙できないから、という理由で知りたくない人はたくさんいるかと思います。私も今は平然としていますが、実際にガンだと告げられたら、予測分をマイナスしてもかなりな衝撃でしょう。生きる気力を失くさないとも限りません。が、しかし!浮気に関しては違うんだよなぁ。生命はひとつしかないものだということは紛れも無い事実なのですが、「男はいっぱいいる」が現実なわけです。変に冷静?(爆)西さんはかけがえのない、この世にひとりっきりの人ですが、私は西さんを所有もしていないし、束縛もしないし、心が動くことはどうしようもなく、むしろ動かない心のほうが心配です。コレは西さんが私に対しても同じ条件で、お互いに背負っているリスクは同じなわけです。だからこそ、信頼関係がベースになり、心を行動に移すかどうか?という問題になってきます。

そして、浮気をもしされたと仮定して、西さんが私のために相手の女性をなおざりにするような人間であったとしたら、私はもう別れますね(爆)。すんごい矛盾なのですが、人間の価値に順位がつけられないことをわかりつつも、あえて順位をつけるやつに私が信頼を全幅で寄せられるわけもないのです。するなら本気をしてこい!と送り出す私なのでした(笑)。私は自分だけが安泰の身で、誰かがその代償として不幸になるのは、金輪際イヤです。西さんが、自分だけが保身し、どちらが大切なのか天秤に掛け、欲や下半身を優先するようであれば、この先いっしょに歩いてもげんなりなことがまた起きることでしょう。そんなことに加担したくはありません。平然と自己中心的に物事を考えるやつは、自分のために刻一刻と変わる事情を踏まえて、私もいつか大切にされなくなります。森村誠一の読みすぎなのですが、そうやって殺された登場人物はたくさんいます(笑)。

もちろん人間は積み重ねの存在なので、一度の失敗くらいでは寛大になれます。が、何度もやるようでは・・・。学習能力が低いやつと長年暮らしていくのもうんざりではないですか。人は大人になっても学べなければ、と常々信じているので、やはり他人を傷つけておいて、それが自分の考えや振る舞いのせいだと、真剣に学べないようでは困ります。

そこで、さとみちゃんに聞いたところ「知らない浮気ならばカウントできないからじゃないか」とヒントをもらいました。そうか・・・、知らなければ浮気じゃないのか・・・。騙されていることや秘密にされていることを知らなければ、まったくのところそれは0なわけです。知っていて「なかったことにする」わけではなくて、実際に「ないこと」になっちゃうわけですね。「ある」んだけど「ない」。

あいにく、西さんにはそれは当てはまりません。彼は嘘をつけないし、物事を秘密にしておけない。私も同様です。秘密はいつかバレるし、嘘もその嘘のためにどんどん数多い嘘を重ねなければなりません。なので、やらないのです、最初から。そんなことにエネルギー使うくらいだったら、他のことやるよ・・・。

うーん、バレないテクニックや自信がある人たちにとっては、気づかない配偶者や恋人を見つけて、浮気を続けることは可能なのだな・・・。そして鈍感でいて、知らないままがいいと望んでいる人も確実に居り、「わからないように浮気してほしい!」とわざわざリクエストする人たちもいるんだな、とわかってきました。なるほどねぇ・・・。でも、心配なのは、「ない」ことが「ある」とわかり、大パニックになることではないのかなぁ。最後まで突き通せる嘘や守り通せる秘密って、一体全体どれくらいの確率なんでしょう?当然、それぞれの個人の才能(嘘をつき、秘密を守り通せる才能ってぇのも不思議な気もするんだが・・・)によるとはいえども、嘘をついていると健康にもよくないしなぁ。でも、喫煙や飲酒と同じように、やる人にはいろいろ言い分や理屈があるんでしょう。

私は喫煙をしていますが、本当に止めたほうがいいに決まっている!と思っています。母が私がティーンのときに言った言葉が真実だったのをたいへんに悔しく思っています>中毒なんだから、一度やったら止められなくなるんだからね。止めたいと思っても止められない大事(おおごと)なんだよ。

「わからないように浮気してほしい!」と言うかわいらしい奥さんや恋人がいるのに、それでも浮気する鬼のような人はいるんでしょうね・・・。私は男友だちにはしっかり怒りますが、私が怒るので秘密にしている人もいるのかもしれません。しかし、やっぱり嘘を突き通せるってある種の才能だなぁ・・・。