11/27/2006 にアップした文章です。

 

催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人がいます。私の通った大学の心理学部では、催眠術を実際にやる教授は、ひとりもいませんでした。そもそもClinical(りんしょう)といえども、研究者中心で、実際に世の中で精神医療に携わる経験がなかった人やうんと少ない人ばかりだったせいもあります。さらに、催眠術は、グレイエリアで、Parapsychology(超心理学)の分野に入れる厳格な人もいるくらいです。Freud(フロイト)・ Jung(ユング)派を重んじる人々からしてみると、積極的に否定もできませんが、すべての人に有効というわけではないので、ここが問題なのでしょう。Freudが最初に行ったと伝えられているウィーンでの催眠は、Mesmer(メスマー)の指導がありました。この人のすごいさは、mesmerize(催眠術をかける; 魅了する; 唖(あ)然とさせる)という単語まで作り上げてしまったことでもわかります。

http://mesmerism.jp/02/01/

このサイトで「かかりやすい人」というのを読んで、ははんと思ったのは、このサイトのURL のアドレスにmesmerismを使ってあること。でもけっこう安直な説明と作りだな、というのが私の感想です。

http://www.shinri.com/ 

ここはそれなりに誠意を以って説明していると思います。まじめに取り組んでおられるのだなぁ、と感心しました。私は催眠術の歴史や位置、有効性や療法なども、ざくっと習いましたが、うん、かなり説得力あるかもしれない。

が、私が催眠術について考えていたのは、鬱でも不安神経症でもキレそうだからでもないのだ。そうなんだよぉ、禁煙だよぉ(笑)。タバコ止めたいぃぃぃぃ。気づくともうそろそろ30年吸っているのである。健康貯金はとっくに目減りしており、そろそろそのツケががくんと体調に顕れそうな予感。それにはまずタバコを止めないと!とわかっているのに、どうしても勢いがつかない。

以前も書いたのだけれども、10代の頃は逃げ場として開始し、そのまま身体が丈夫だったために定着。これまでの30年弱で、禁煙をしたのはたったのたぶんたったの48時間未満。1日の最多本数は、アルバイトを4個掛け持ちしていた頃で、2箱40本。最近は、1箱弱にまで下がってはいるものの、平均して10本を切ったことはなし。バイト開始までは、それでも1日5本くらい、と慎ましやかだったかもしれない。お金がかかるのだ。気管支炎でも数本は吸ってしまうバカモノ・・・(汗)。喫煙本数が0だった日はこの2日くらい。渡米して貧乏だった頃は、2年か3年ほど、自分で巻く紙巻タバコを吸っており、Half&HalfをZigZag社の紙に巻いて吸っていた。たいへん割安だったが、かなり強かったはず。最初はセブンスター。渡米するまでずっとセブンスターで、渡米してからマルボロ。そのあと赤箱からライトの金の箱。とんでもなく貧乏になる予感がし、紙巻。その後、タールとニコチンの量を減らすために、メンソールに切り替えたのが、10年強前。セーラム一筋だったのですが、日本に戻ってきてからなんとなく味が違う。ラークのスーパーメンソールを吸ったら、アメリカのセーラムくらいのメンソール量なので、ここ2週間くらいコレで落ち着いているところ。たぶん、メンソールの量はそれほど変わらないと思うのだけれども、湿気によってメンソール成分が抜ける量が変わるのだと思われる。湿気が減ってきたので、たぶん、セーラムに戻しても大丈夫な季節になるのかもしれない。

なんて、喫煙経歴をこう書き並べると、余計に自分の肩身が狭い・・・・・・・・・・。酒とタバコ、最初から両方やっていなければ、今頃家が3・4軒建っていたに違いない。西さんもだからね・・・。西さんの喫煙量は少ない。10本以下です。さすがに走れなくなるので、身体が拒絶するようです。が、精神的に吸いたいから続けているだらしなさなのです。でもぉ・・・、私がだらしなさすぎるので、私に引きずられて吸ってきたんだよぉ、西さん・・・。すまんっ!申し訳ないっ!

母が私の喫煙を最初に見つけたのは、当時私が使っていた部屋の網戸が焦げて、そこから蚊が入るようになってしまったため・・・←かなり情けない・・・(汗)。安全だったのは、お風呂。トイレはすぐ見つかると思って吸わなかった。そのあと、もう嘘は決してつかないことを貫く。その頃も、嘘はつかなかったんだけれども、「まずいことは隠しておく」という形の嘘はついていたティーンエージャーにありがちな言い訳がましいやつでしたわ・・・。そこで母が言ったのは、今でも言われてしまう;「一度吸って習慣にしたら、止めたいと思っても止められないんだからね。今のうちに止めないと一生たいへんだよ」というもの。真実すぎて、悔しいのだが、認めている。コレは仕方ない・・・。彼女が正しい。いやー、ごめんよぉ。本当にあのとき、言うことを聴いていれば・・・。

犯罪映画やドキュメンタリーでよく出会うAl Capone(アル・カポネ)の頃に、アメリカでは「最悪の法令」と言われた「禁酒法」が制定されたのです。http://www.f-net.ne.jp/~donjuan/tale4.htm 読めばわかるように、外で飲めない、が主なんだけれども、私はパーティーなどを催さない限り家では飲まない。だから、コレさえあれば酒も止められるのよ・・・。これと似た制度がタバコにもあれば、と何度思ったことか・・・。酒については、最近すこぶる態度を改めており、ここのところもう数週間おき、くらいな感じ。なので、むしろ、飲むたびに二日酔いくらいに受け付けず、健康貯金をさらに考えることになっているわけです。西さんは、365日のうち、5日も休めればいいほうだったのですが、つい最近、続けて6日続けて禁酒し(どうしてやったのかはっきりとはわからず、たぶん、台湾で相当具合が悪くなったのかもしれず、また「ガン疑惑」に怯えたのかもしれない)、人生最長禁酒記録だったのです。

さて、法律に頼れないとなると、私の最後の望みは、もう催眠術しかないんじゃないか?と、今、つくづくシリアスに、かなり切羽詰って考えているところです。断酒・禁酒は、楽しいことさえあれば社交的な場でしか飲まずに居られることは、もうここ6・7年で立証されました。が、喫煙のほうは、さっぱりまったく、いい兆候が見られない。タバコの箱に残りが数本になると、もうそれだけで冷や汗が出てくる始末・・・。完璧な中毒症&依存症なのですが、わかっているだけにいろいろトライをしましたが、情けないことに続かない。一時は、Drug Abuse center(全般的なドラッグ依存症患者がいっしょに暮らし、断つ治療や精神的サポートを得るところ。有料)に行こうとも思ったのですが、当時は学校もあり、ネコたちと離れられなかった。今は、仕事があり、長く留守にはしていられない。

もー、こうなったら催眠術かよっ!と、かなり切羽詰って考えているのです。自分の肺の中を見せられたら止められるか?ガンだと言われたら止められるか?いろいろ想定しているのですが、まったく止められそうにない。どうしてこんなにもタバコが生活の定着した一部になってしまい、30年近くも続いてしまったのか・・・。やっぱり母の言うことを聞かない悪い娘だったからなんだよな・・・。ごめんね・・・・。

というわけで、本気で催眠術を試してみようかと思っているけふこの頃なのです。だから「バカにしたもんじゃないよね?」と問いかけている次第です(爆)。