あおり運転の心理とは?

今年2019年の夏は「あおり運転」の問題がクロースアップされました。英語ではRoad Rageと呼び、かなり昔から社会問題になっています。https://www.top10films.co.uk/27203-road-rage-top-10-films-featuring-terror-on-the-highway/ 映画で見ると、最も古いものは1971年なのでかなり前から意識されていた様子ですね。Virginia, Californiaなどでは、法令化はかなり早く着手されてきたようです。

 

私は1988年に渡米したのですが、映画ではシーンも含め、けっこう日常的に「異常者」を表現するのに使われていました。

 

さて、あおり運転は、「怒り」が車の運転中に起きる現象で、難しいのは、車という媒体があるために、運転手同士の「心」「動機」「意図」などが読めないことが多いこと。運転するヒトのうち、80%以上が「生涯一度くらいは腹が立ったことはある」とUSでのアンケートには答えています。場所や時代によっても少しのズレが出るようですが、だいたい80%という数字です。

 

怒りのそもそもの原因は何なのか?

Anger: a strong feeling of displeasure and belligerence aroused by a wrong; wrath; ire. 強い不快感や間違ったことによって湧き上がる敵意

 

ここがポイントなのです。

 

そもそも怒りを多く感じる原因は、「自分が感じ考えていることは正しい」と思う傾向にあったり、自分の考えのほうが上だ、まともだ、当たり前だ、という前提を持っているため、怒りを呼び起こすんですね。

 

交通規則において、微妙な場合の対処方法というのが一般的な基準すぎて、そもそも交通法規そのものを完全に守っているドライバーのほうが少ないために(一度くらいは駐車違反やスピード違反などをしているはず)「どちらが正しいか」のループに入ってしまうんですね。

 

しかも、怒りは「対等・平等・当たり前や大切に扱ってもらいたい」「傷つけられたくない」という防衛本能に根ざしているもので、脳内ケミカルであるドーパミンを作るので悪くもないのですが、目標を達成することに大きく+になるのですが、怒りにまで達する量となると、「復讐心」にまで達してしまいます (・・;)

 

怒りはコルチゾールというストレスホルモンをたくさん出してしまいます。こうなると負の循環・悪循環のスパイラルをクルクルと堕ちていく感じになっちゃいます。

 

Anger managementという手法では、このドーパミンの量を適度にしたり、コルチゾールを分泌しないように、という行動を促していきます。認知も変えていき、成功すればするほど怒りの沸点が高くなるので、なかなか怒りまでは行かないようになります。ざわつく・いらつく程度で抑えられるようにしていくのが大切ですよね。

 

車は凶器です。ヒトの生命を奪う可能性があるものです。ぜひとも怒りと車をカップリングさせないようにしてください <(_ _)>

 

 

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