ネコ奪還への道のり

いやー、戻りました。すごい強行軍だったのですが、昔むかしの秀吉の朝鮮征伐や、十字軍などに比ぶれば、飛行機もあるし、車もあるし、大したことはないのでしょうが、ネコたちに掛かった負担というのはでかかった・・・。しかも、うどちゃんはすでに16歳。この夏17歳になります。平均寿命が17歳だったものが、最近ではさらに上がり、18から19の間くらいなのだそうです(獣医さんの最新情報)。さ、ここまでの軌跡をまとめてみませう・・・。

あ、ここで宣伝。もしも海外からペットを入れるのであれば、成田の第一ターミナルのみなさまは、本当に親切です。動物もお好きな人が多いようで、到着してから抱いたりお水をいただいたりしました。綿密な打ち合わせをしてくださり、到着してから1時間ほどでリリースしてくれました。CD-ROMにするほどの分量だったのですが、嫌がりもせず、本当に親切な対応をしていただきました。お名前が記せないのが残念です。ありがとーう!

まず、私がイチバンいけないのですが、日本-アメリカ-台湾を行ったり来たりしていたときに、早く決断をして、時間を作り、マイクロチップを入れて、血液検査をすればよかったのです。ところが、ネコの頭数が多いために、私の持病に椎間板が2枚削れてないというのがあり、どうもやりきれなかった。なので、180日のステイをクリアするために、ペット&ハウスシッターを雇い、その日数を待つことになりました。もちろん、商売がうまく行っていたら、アメリカを引き払うつもりなど、毛頭なかったのです。ところが、ブレークすることもなく(どう?日本語の和製英語使えてるでしょ?爆)、どうしてもネコたちといっしょに暮らしたい私は、決断をしました。

家を売り、ペットOKのアパートに移り、ペット&ハウスシッターを募集し、獣医さんと綿密な打ち合わせをし、日々を過ごすことになるわけです。ええ、この行ったり来たりと、今回の移動劇で、私は40000ドル(450万)ほどを使いましたよ・・・。身から出た錆なのですが、西さんにとっては離婚の種でしょう(笑)。しかし、私の人生の16年以上を見てきたうどちゃんをはじめ、この子たちを棄てるわけにはいかないし、もらってもらうわけにもいかないし、もうチョイスはひとつしかなかったのです。

そして、キャット&ハウスシッターをしてもらったマヤには本当によくしてもらい、7ヶ月間のお礼とボーナスに、わずかな現金のほかに、生活用具や家具の欲しいものをすべて引き取ってもらいました。それだけでも、中古の売れる値段をつけると、50万相当にはなっていると思われます。なんたってTVやビデオなどのでっかいものもあったからね・・・。

私のAgonyは愛着のあった家具で、ひとつは「私がいつの日か戻る日まで使っていてもらう」というオプション。大きなダイニングテーブルと椅子とベンチのセットなのですが、アンティークで、時価で$6000なので、売るには忍びないので、不動産の恵子さんに使っておいてもらうことにしました。他にも、総樫の本棚と食器棚をキープして、あとは、哀しいけれども、手放すことにしました。売れるものは売ったのですが、ほぼもらっていただいた感じです。物理的にアメリカに居ることがなかったので、それはしょうがない・・・。

ネコたちのものをすべて持ってきたので、それだけでもけっこうな量。私の洋服も真空パックにして持ってきたのですが、半分ほど。あとは、中古やさんにもらってもらい、2箱だけは倉庫に入れてきました。スーツや昔から持っていた愛着品は持っていてもいいかな、と。これまで、毎月日本円に直して30万ちょい払っていたので、今月からわずか12000円というのは、比重がかからずうれしい。

ネコたちは、すでにごろごろしており、このちょっとうるさくて狭い生活にも、すぐ慣れてくれそうです。まだ12時間しか経っていないのですが、順応はすごいね・・・。

さて、実際の移動ですが、Juanというメキシコ人の軍団に荷物の運び出しをしてもらっている最中、彼らは何を考えていたのでしょうか?「むむむ・・・おかしいぞ。また移動なのか?」くらいは考えていたに違いない。それに最終チェックに獣医さんにも行ったし・・・。もー、信じられないことに、それだけでも75000円くらいかかったのよ(爆)。しかも、USDA(アメリカ合衆国農林水産省)にも12000円も払ったしさ・・・。

信じがたいのが航空会社で、これについては、私は新聞やいろいろな団体に手紙を送る予定にしているのですが(文句や抗議は、数種あり)、ネコ1匹につき、ケージが1個で、カーゴエリアで$84から$135のチャージ。わんちゃんで大型犬だとこんなもんじゃありません。太平洋線は9時間以上かかるので、水だけはちゃんと見てくれと頼んだのですが、それも拒否。ケージの前情報も足りず、LAXでケージを3つ買うことになったことも付け加えておきましょう。そのへんのペットやさんのチェーン店で買うものの倍したことも付け加えます。なんだよ、金・金・金なのか・・・というのが、世知辛い世の中の現実なのだ。

しかも、直行便がまったく取れず、さらに3週間も待ち、チケット料金もひとりにつき4万も上がるというので、レンタカーで、SFエリアからLAXまでドライブだったんだよ・・・。なので、ネコたちはここに落ち着くまでに、なんと25時間もの籠生活を強いられたのです。その事情も各所で懇願し、説明したのですが、まったく聞き入れられず・・・。

というわけで、私は数年ぶりに血尿が出てしまい、家具を引き払ったあとに地べたで仮眠したために風邪を引いてしまい、ものすごい咳が出ている今朝です。西さんも、荷物を持ちすぎて腰痛があるらしく、咳も出ていたのですが、今日はかなりまし。

ところが、捨てる神あれば拾う神ありなのね・・・。渡米中にけっこういい話がいくつかあり、希望に燃えさせてもらっています。ネコたちが験担ぎをしてくれているような、そんな吉兆なのだ。むろん、それまでに蒔いた種もよかったのでしょうが・・・。

私は二度とUnited Airlineは利用しないし、何があっても、各方面に今回の不平・不満を論理的に書いて送る予定です。しかも、実名入りで名指ししたいと思っています。私のネコたちは、みなSPCA(保健所のようなところ)でもらった雑種で、アメリカのためにもいいことをしていたと信じていたのに、こんな形でさらに追い討ちを掛けられるとは、はなはだ、堪忍袋の緒が切れるよ・・・。

毎日、4時間しか眠れず(当然な時差ボケとあまりの多忙で起きる時間が迫っていたために眠れない)、飛行機の中で、やっと英語の本を入手して読み始めたときには、食事も抜かしてしまうほどに寝ていたのでした。ところが、すぐに目覚めてしまい、ごーごーという音がネコたちを怯えさせていないかと心配する始末。

血尿は今日の午後あたりに止まることでしょう。夕べは、母に掻き揚げとおそばを作ってもらいました。今朝からコーヒーもふんだんにあり、仕事の段取りをさっそく朝の5時から始めています(どうも休めないらしい・・・)。しかも、英語教室の生徒さんにも宿題やその他のコレクションを数通、すでに送信しており、なぜ朝の5時なのかと謎を呼ぶのだろう・・・。

けれども、ネコたちが来たので、Everything will be just fineなことには間違いなく、疑う余地などどこにもないのだ。この子たちが私の精神状態を平常にしていることは確実で、あんなに文句だらけだった西さんも、ネコといっしょに眠って変心したようです(笑)←キャッシュ(現金)な西さん・・・。いやー、未来は明るいよ♪気合を入れて少なくとも、日本に2年か3年は居ようと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です