ヒトの人生の長さ

大平

昨今、けっこう年齢が上になってきて、「あー、人生って長いようで短いし、短いようで長いなー」というのが、実感しまくっている回数が増えてしまい、ひとりで、「うわぁ!イッタイ何をグルグルしているのだ、私!?」と焦ることも多いのであった。 ^^;

 

レッスンでつい1年くらい前までは、「昨日までランドセルを背負って小学校に通ってドッヂボールしていた気分」と言っていたのですが、「あまりに図々しい」とご批判を受け、だんだん長くしてきていて、2019年11月現在では、「1ヶ月くらい前までは」としております(笑)。それでもまぁ、充分に図々しい ^^;

 

子どもの頃は、「50歳まで生きられれば御の字」と思っておりました。本当にド貧乏だったのに、偏食はするし、運動ばっかりしているし、傷はよく作るし、勉強はしないし、そもそも、大人になってちゃんと生きていけるかどうかさえまったく謎のままで、長い暗い森の中をひとりで歩いて行くことになるのと等しい、と思っておりました。だってねぇ、大人になったら;

 

  • 料理を作る。しかも好き嫌いはいけない
  • お金を稼ぐ
  • 車の運転をする
  • 知らないことを調べる
  • 遠くに自力で出かけて、仕事という有意義なことをしてお足をもらう
  • 身だしなみにいつも気をつける
  • 漢字だけではなく、相当な勉強をしなければ大人としてはやっていけない(らしい)ので、がんばり、さらに大人になってからもまだまだ勉強というものは続く(らしい)
  • いろいろな人々とおつきあいを円満にせねばならない
  • 時間をしっかり守って、他人に迷惑をかけてはいけない

 

などなど、そりゃぁ、ハードルが高すぎると感じて、戦々恐々としていたのでした。そしてやはり、小学校・中学校・高校は、ものすごい落ちこぼれ感満載でした(笑)。給食はよく食べられるし、運動は得意だったし、やればできることはけっこう多かったのですが、とてもじゃないけど、やりたくもないことをしっかりやらねばならぬ、などということは、高校1年の秋から始めたアルバイト先で、みっちりと仕込まれるのです。その動機は、やっぱり「お金」でした。自由に使えるお金が欲しくて、お小遣いもロクにもらえない私としては、本当に全身全霊を賭けて、一生懸命アルバイトに勤しみました(笑)。

 

でもねぇ、やっぱりここでも大人になれている実感なんてないのよねぇ。親のことをバカにしたり、社会には認められることもなく、うまくつきあえる人や場所や分野などがどんどん意識され、まぢめに大人でいるというのは、どうしたもんだか、と考えあぐねまくるのでした。

 

たぶん、USに行くことを決意しなければ、私はどうしようもないまま、社会の落ちこぼれ感満載を未だ続けていたと思うのです。いやー、今でも社会の落ちこぼれ満載分野はあるんですけどね(笑)。

 

15歳のときにきっぱり、「会社員、いわゆるOLになるのはやめよう」と決意します。なぜならば、私の側からも非常にご遠慮申し上げたい小社会ではあったし、それよりも何よりも、あちらがきっと私を受け容れないだろうということは、非常に明白に理解できていたからです。

 

アルバイトも恐る恐る面接に行き、ウェイトレスをすかいらーくで始めるんですが、「こんなことも知らないの?できないの?」と連呼が3ヶ月近く続くわけでした(笑)。とはいえ、今とは違い、メニューの略記を暗記して、その横にお値段まで記入せねばならず、それなりに高度なことはしていたような気もするんだけどなぁ(笑)。トイレ掃除もしていたし、お運びだけでもなく、在庫管理やらレジ打ちやその他、よくできたと思うのです。それゆえ、契約社員にまでなるんですが、突然、やはり将来のことを考え始め、アメリカ行きを決意します。

 

私が得意だったことは、バイクと車の運転のみ。ウェイトレスは楽しかったけれども、それが一生できる仕事ではないことは、ランチの女性たちやその他を見ていて、実感をしており、なんとか手に職をつけねば、と焦りまくっていたのです。

 

こうした動機はどうであれ、それまでの私がいかに愚かで救いようがない存在だったことはともあれ、アメリカに行く!という決断を22歳でしたことは、それまでの人生の中で、最も賢い選択だったと言わざるを得ません。

 

その後、30年以上が経ち、なんだかもう二度目の人生をやっているくらいな気持ちです。ずいぶん遠くまで来ちゃったなぁ、と。核の芯のほうは、なんらあの頃のワタシと変わってはいないのですが、なんだかできることが増えてきて、自分が一番びっくりしております。これまであっという間に過ぎた時間は、この先もあっという間に過ぎていき、いつか侘びて枯れて寂びて死んでいければいいなーと思って、毎日を楽しく生きております。長くなくていいな、というのは、今も変わらず、です。

 

みなさんは、人生は長いと思いますか?短いと思いますか?

 

たぶん、私がさほどいい人・惜しい人・社会還元をしていない人、なので、長い人生を生きちゃっている気がしているところです。 ^^; 早めに「おさらばぇぇ」を言いたいところではあるんですが。

 

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