ブームにのってしまう人間の心理とは?

 

ブームにのってしまう人間の心理とは?


ブーム:

1 ある物が一時的に盛んになること。急に熱狂的な人気の対象となること。

2 急に需要が増して価格が急騰すること。にわか景気。


いくつかこれに乗ってしまう人について説明できますが、順にわかりやすく説明できるか?(笑)


赤ちゃんには Novelty:新しいもの、おもしろいもの、他と違うもの、に着目してしまう本能が備わっており、大人になると少しずつ減っていくのですが(理屈としてはさほど新しいものが多くなくなり、他と違って見えても同じだと認知できるものが増えるため)、これには理由があり、「生き延びる」ためには、これに気づかなければやっつけられてしまう、健康が損なわれるなど、物理的な理由が優先されています。大人になると、赤ちゃんや子どもよりは「時間軸」を長く見ることが可能になってきて、自分の個性を認識できるようになってきて、「新しいもの・おもしろいもの・他と違うもの」に何でも反応することは少なくなってきます。


とはいえ、本能としては残っています(笑)。少し幼い人のほうが、このバラエティを脳内でしっかり整理できていないため、飛びつくようなところがある傾向があります。


次に「多数決」に対する態度の問題があります。「多数決」に乗ることが「安泰」と思い込んでしまう「in group意識」というのがあって、そのグループに入らないと、「仲間外れ」になってしまったり、「損をする機会が増える」という心の動きがあるのです。しかも、同じ考えや感性の人々と言動を共にすることは、エネルギーをたくさん使う必要がなくなり、「生き延びる」観点から言ってもとってもエコなのです。


定義としては:

内集団。個人がみずからをそれと同一視し,一般に愛着忠誠の態度により所属意識をもつ集団で「われわれ集団」 we-groupに等しい。内集団は外集団に対応する概念であり,W.G.サムナーにより使用されはじめた。その性格は客観的な社会学的集団概念というよりも,個人の観点から主観的同一視を規準にした心理学的集団概念である。内集団への愛着や忠誠は自己愛に根ざす人間自然の傾向といわれ,そこに共通の対外的敵意や恐怖が現れると内集団の結束はさらに強化される。民族主義,特にナチズムはその典型といえる。


ここに、あまりうれしくない極端な例が挙げられていますが、多様性ではない社会では、こうしたことが頻繁に起きます。アウトグループに対する冷たい仕打ちや偏見などもここから生まれます。


アウトグループの定義:


外集団。自分と競争し対立していると感じる他者または集団をさす。外集団に対する個人は恐怖敵意,無関心などの態度をとる。内集団 (イングループ ) の対概念として,W.G.サムナーにより導入された。その性格は客観的な社会学概念というより個人の観点から主観的同一視規準にした心理学的概念である。外集団への敵意や恐怖は内集団への忠誠と相互関連的であり,このメカニズムは国民の内的不満を対外的憎悪へそらすといった国策にも使われる。ナチズムにみるように外集団への敵意は宣伝によっても発生する。


いじめなどもコレにより起きているのですが、その対策は効果がないものばかりで、相変わらず続いていますよね。


もうひとつダメ押しで、この心理状態があります。

Escapeseeking dichotomy model: This model attempts to describe people’s motivation in terms of the dichotomy between escaping and seeking. For example, someone who is poor may want to escape the unfavorable situation but at the same time strive or seek for better opportunities.


現在の不満の多い状態から脱け出して、もっとすばらしい状態になりたい、という欲です。日常生活が安定していてそこに留まりたい、という気持ちは50%、もっと上や新しいものを求めたい、非日常に何かがあるかもしれない、と期待する気持ちが50%と、ニンゲンはわがままにできているのです(笑)。


3つほど使って説明してみました。あなたはブームに乗る派?


私個人は、あまりに面倒すぎて、乗るなんてことは小学生の頃から「ほぼなかった派」です。スマホも導入してからわずか半年です(笑)。

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