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中国食品問題にかこつけて

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07/19/2007 にアップした文章です。

 

定期的に、バイオリズムのように押し寄せてくるのですが、こういう疑問-「西さんは果たして賢いのかどうか?」ということ(爆)(爆)(爆)。世の中の恋人や配偶者たちも、自分の選んだ人に対して、今まで堅く信じていた価値観を揺るがせられる瞬間というのが、ゼッタイにないわけもなく、たまによぎると思うのです。私の場合は、西さんの1.健康 2.賢さ 3.強さ を愛でているので、その3つが揺らぐかもしれない言動があると、ふと考えさせられてしまい、1.の場合は遺伝や環境等を考えれば、かなり解消するので、問題なく通り過ぎることができるのですが(Terminal Illnessの場合は諦めるしかないことになりますが)、2.の賢さと3.の強さには、たまに考え直すことあり(爆)。

賢い:(1)頭の働きがよく知恵がすぐれている。賢明だ。《賢》(2)要領がよい。抜け目がない。《賢》
強い:(1)力量や技量がすぐれている。(2)丈夫で物事に耐える力がすぐれている。抵抗力がある。(3)精神的に抵抗力がある。多少のことでは動じない。(4)(ある分野に対して)知識や能力を十分にもっている。(5)作用の度合が大きい。程度がはげしい。(6)ゆるみがない。かたい。

でもねぇ、コレは逆も真なりで、西さんも私に、時折、「おいおい、こいつは本当に頭がいいのか?」だとか、「初志貫徹するだけの強さを持っているのか?」だとか、疑惑は大いに頭をもたげるのです。しかも、それが双頭の竜くらいの大きさになっていたらどうしよう・・・と、私が思うこともあり、「お互い様なんだろうなぁ」と笑っていられるうちはいいし、ふたりでお互いに言い合っているうちは救われているうちに入るわけです。

今も、参院選の不在者投票に出かけて、ついでに図書館にも行っており、「いやー、図書館はいいよ」と図書館漬けで育った私に、解説しようとするので、「あら、図書館がいいってことは、私が最初に調布に戻って薦めたんじゃない」と、このボケかましに戸惑い・・・(笑)。ところが、その話の中でも、江藤淳の『南洲残影』を貸りてきて、「図書館でちょっとだけ読んでいて泣けてきた」と、普段泣かない西さんが泣いたことを話してくれたので、邪険にもできず・・・。彼は、あるエリアになるととてもナイーブで、理屈がそこには通用しなくなるのですが、そのひとつが西郷隆盛。そんなときは、聞き手に徹することにしています。それがうれしかったらしく、不在者投票のついでに、またもや図書館に行きたいというのを止めるわけにも行かず、たまにしか日本にいない西さんではありますが、自由に時間を使ってほしいと、エンジョイしてもらっているあいだに、コレを書いているわけです。

TVを見て、TVに文句を垂れるようになったら、やっぱりおしまいなのかなぁ・・・とたまに思うのですが、実際、母はTVと会話してますし、私もTVには日本に戻ってきて以来、文句のオンパレードですし、やっぱりコレは馴れの問題であるかな、と、黙っていました。ただ、そのコメント群が、たまに、「うぎゃぁ」と思うほどに、賢さのカケラもないようなことがあり、見逃せることと見逃せないことがあり・・・。ただ、問題は、彼のアルコール摂取量により違いが出るので、ここのところ、まったくアルコールから遠ざかっている私には、その気持ちがちと正確に掴めていないことがあり、笑い流したほうがいいことを、気にしてしまうことがあるのかもしれません。

私は、すべての情報を自分に入れてもらいたいとは思っておらず、重要で必要なことだけを知っていれば、特に西さんが何を感じて考えていようが、把握していなければ気がすまないというような、繊細で、母性的な性質ではありません。が、何にでも例外はあります。

この帰国で真剣に、家族3人で話したのは、「中国の食品事情」。なぜならば、西さんは1ヶ月の2週間から3週間くらいを、中国本土で過ごすコンサルティングの仕事を引き受けたからです。台湾で何を食べていたのか、以前は、ドラマチックな変化があると健康に悪いと思って、折りあるごとに聴いていたのですが、私も台湾に数度行き、それほどひどい食生活ではないことがわかったので、ここのところまったく気にしていなかったし、帰国のたびに食べたいものを食べたり、粗食にしたりと、自分で調整していたので、特に話すジャンルでもなかったのですが、中国駐在はやっぱり不安の種だ・・・。

想像に易いように、台湾に肩入れし、愛着がある西さんは、政治的な思想も、中国体制には反感を持っており、日ごろの発言も、文化革命を非難したり、死刑裁判とその執行のスピードなども批判したり、飼い犬を病気のせいでいっぺんに、北京か上海で5万匹も数日で殺したり、と、まぁ、種はいっぱいあるのよ・・・。南京大虐殺の30万虐殺説にしても、その否定度合いは強いし、労働体制やモラルなど、枚挙に暇なし。そして、この食品の問題も同じ・・・。

そして、母と私に、「危ないものは食べない約束」をしたわけです。しかし、危ないモノをどうやって見極めるのか?

まずは、中国での外国人のランクわけというのがあるらしく、1.ヨーロッパ人 2.アメリカ人 3.日本人 4.韓国人 5.台湾人 (あとのアジア人は大して見極めがつかない場合が多いらしい)なので、1.2.の駐在者がよく使うホテルのレストランは信頼していいのだそうです。が、ものすごく高い。

中国人全般の悪口を言うのではなく、身体の中に入れるものに対する概念の濃度というのは、それまで中国で暮らしてきたわけでもない、西さんには「サバイバルツール」のひとつなので(もちろん私にとっても、ですが)、やっぱりしつこく聴いてしまうわけです。私としては、1.長らく栄えており、そうした諸国に輸出を長年している、テスト資料のあるブランド 2.目の前で調理してくれるレストランや食堂 などと陳腐なことを言っていたのですが、西さんには、私と違い、中国文化圏での経験則が多いので、直感的な蓄積もあるのでしょう。彼の便宜上、ビジネスでもQC(Quality Control)で使えるのは、「トイレを見ること」らしいです。そういえば、私も、San FranciscoのChina Townではその方法を使っていた気もする・・・。横浜中華街では当たり前なことでも、やはり場所が変われば、概念も違うのだ。長らく食べてきた習慣や免疫性も伴い、やはり妥当で、大まかな資料にはなりそうだ・・・。

西さんが、前の仕事で訪れた工場の食堂なども、「長く台湾に暮らした私には、残飯としか思えないシロモノ」というレベルのものもあったらしく、それでもコンサルティングの仕事を引き受けるすごさ・・・。私にできるのだろうか?と、ふと思ったときには、西さんの2.賢さ 3.強さを確認することになるのですが、1.の健康に陰が射すんじゃ、元も子もないだろう、と不安にもなるんだな(爆)。

High Risk, High Returnという法則もあることだし、まぁ、乗るか反るかは、やってみたほうがいいでしょう。この仕事を請けることにより、台湾のビジネスの未来はバラ色になることも法則的に計算できるので、やってもらいましょう。

とはいえ、こういうのんびりした時間を、短いとはいえどもかなり集中的に持つことができて、本当に私はのんきな性格なのかもしれないとも思います。それで安心できて、チェック作業的な扱いをしており、基本的には全幅の信頼をしていて、自分のことに邁進できるわけですから。誰に投票してきたのかは、パートナーといえども、私から聞くことはありません。都知事のときにちょっとケンカになったということもあり(笑)←そうなのよ、「石原慎太郎しかいないじゃん」と言われて、「まぁそうだよね」だったんだけれども、やっぱり私は石原慎太郎的な高飛車押し付けが嫌いなのだ。今回のふるさと納税のことについても、同じ感想です。

ということで、日本に入ってくる中国食品については、本当にみなさん、お気をつけください。