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勤労意欲の源

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01/09/2007 にアップした文章です。

 

ここのところ、不思議なニッポンを見てきて、格差社会を実感しているところなのですが、またもや変な法案が・・・。Wikipediaは慎重なので、がんばって編集しようとしています。が、進行中なので多少不備があるかもしれません。参考になりますので、概略や骨子はよく理解できると思います>ちょっと長いリンクだけど。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 そもそも、ホワイトカラーって何なのよ?定義は、部長や課長など「管理職の平均的な年収水準」。コレはどうやって理解すればいいわけですか?

http://freedom.iza.ne.jp/blog/entry/94782 などをしっかり読んでみると、穴がボロボロあり、中堅企業や、零細企業でも、年収400万程度でもこれが適用されてしまう人々まで出てきてしまう危惧があるわけです。このへんの、法律をくぐる、というテクニックは、賢い人たちだけがどんどん生き残り、ぼーっとしていたり、お上を基本的に信頼している人々が格差社会の下層へと追いやられていくことになります。うーん、信じがたいよなぁ、政治家。

そもそも、この法案の下地にある考え方というのは、社会主義的な志向なのではないのか?目的は、1.家族との時間を増やす。2.すでに潤っている階層に対しての雇用費節約による経済効果。3. 労働者間の公平・意欲創出・生産性向上・企業の国際競争力の確保という効果、などと、ちんたらいろいろなことを言っていますが、この段階で法案化するのは無理ってぇもんでしょ・・・。アメリカの歩合制度・実力主義を模したいというのが狙いではあるのでしょうが、考えてみてよ・・・。日本は、資本主義のお面を被ったQuasi(準,疑似の)社会主義国家なんだから・・・。もっと、徹底した資本主義を展開するには、過渡期というものが必要で、どうして小泉首相の流れを汲む、安倍内閣のときに、いろいろな法案を強引に変えていこうとするのか、まったくわからない。歴史に名を残したいということなのかしら・・・?「機が熟す」という言葉をご存じない?

少し激してしまいましたが、私の意見だけではなく、日本はQuasi(準,疑似の)社会主義国家というのは、いろいろな人に支持されてきていると思うのです。これがたとえ真実に近くないとしても、アメリカからの輸入版を、法案化し、実施するには時期尚早だというのは、どこでも聞かれている意見です。しかも、会社が自発的にやらないで、どうして国家が決めてあげるわけなんでしょうか?現場の意見を反映していないんじゃないのか?

弊社も、リクルート雑誌に「完全歩合給」のセールスのバイトを依頼したことがあります。蹴られました(爆)。そういった実力主義は、載せるほうとしても詐欺まがいの恐れがあるからダメなんだそうです。弊社の歯ブラシ除菌器を、看護師さんや医者や介護士さん、あるいはリタイヤしたその職に従事していた方々に直接販売していただきたかったのですが、「基本給」というものがないと載せられないそうなのです。弊社は、実力主義を取り入れるのに、まったく躊躇はないのですが、社会はあるのよ、という一例です。サイドビジネスとして、という欄もないそうで、見事に断られてしまいました(笑)。

戦後すぐの「食うか食えないか」の瀬戸際でもなければ、本当の意味での実力主義などは、なかなか飛び込む人は少ないです。それを踏まえた「リクエスト」をアメリカからもらっておいて、なんだかこねくりまわしている感があるのです。いろいろ理由をつけてはみても、結局のところ「勤労意欲」を引き出すか、そうではないか、という観点から、この法案は採用されません・・・。

私の知りえる限りの上場会社では、課長以上で残業代がつく会社はありません。たぶん、私の世間が狭いのかもしれませんが、部長や課長クラスで残業手当をもらっている人々がいるとは思えない・・・。何を狙っているのかは、賢い人にはわかる・・・。上場会社ではなく、中堅企業や零細企業までもコントロールしてやろうという腹なのでしょ・・・。

お金持ちの言い草ではありませんが、「お金はありすぎても困らないもの」なのだから、カットされたらどんな階級に属す人だって気分がいいわけがない・・・。なのに、公平感を出そうとして、どこかで均等化しようと無理やりする必要があるのか?アメリカの純粋実力主義をリクエストされているのに、受け止めた方は、どこかチグハグで、なぜかQuasi(準,疑似の)社会主義国家のままの頭で、ぐちゃぐちゃいじくっているのではないのか?と、私は感じざるを得ません。格差社会が懸念されている中で、それでも格差を推進させるための法制をまだ整備しようとしているのは、あごが落ちてしまうほどのオドロキです。

西さんは残業手当など、私と知り合ってからもらったことは一度たりともありません。当然、アメリカに勤務していたときには、マネージャークラスだったので、もらえないのです。その代わり、Incentive(奨励給)という形で、現地で立てた会社のほうから少しボーナスめいたものがもらえたことが数度ありますが、それも日本の会社の支社がやることですから、特に徹底していたわけではなかったのです。駐在手当てがあるからな、というなし崩し的なもので・・・。

みんなが平等だったら、平等を目指していたら、勤労意欲など消滅します・・・。同じ結果が得られるのであれば、いい仕事など特にしなくてもいいのだから・・・。とはいえ、私は肉体労働であろうが、宿題であろうが、翻訳のバイトであろうが、ベストを尽くしてしまう性質なのです(笑)。それは、どこか達観したところがあり、「究極的には何事も自分のため」と思っているからで、しかもバイトはバイトであり、生涯続けなければならない仕事ではないからできることです。ところが、小さい仕事を自分や自分と仲間で興して、成功したあと、政府に決められた制度に振り回されるなら、しないほうがいいでしょ。それこそ、ラインワークでも何でも、そんなに仕事の質に差が出ないものを選びたくなってしまう・・・。

「美しい日本」と言いつつも、日本人の気概を目減りさせていくような、そんな法案ばかり出すのは、頭がどうかしちゃってるんじゃないか?としか思えないでいます。うーん、こう書くと、日本になじめない日本人が咆えているように勘違いされそうですが、まぁ、それもいくばくかは真実なのですが(爆)。

働いた分はしっかり評価されて、しっかり反映されなければ、やはりいい仕事はしたくない。畢竟、こんな気分が蔓延すると、士気や志気(団体と個人の気持ちは漢字は別に顕します)がどんどん減っていき、国家単位での進化が止まってしまいます。子どもたちに渡せるものを渡さないようにするのは、いかがなものか?

働くのが好きな私は、今日もネットでオンラインしつつ、ネットだけでささっとできる翻訳のバイトをやりました。15分で840円。悪くないよねぇ。勤労意欲を燃やしている私ですが、歯ブラシ除菌器を売って、さらなる意欲を湧き起こしたいものです。あとは、もうすぐモニター公開する『かけがえのないあなたへ』に、スペインのジュエリーを出します。コレがちと楽しみです。あ、私の勤労意欲の源はどうでもいいのですが、日本全体について、たいへんに心配です。