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幸福度を測ってみる その1 根本的幸福度の原因

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02/24/2007 にアップした文章です。

 

人によって誤差や差異がありすぎる幸福度ですが、ユニセフは、健やかな子どもの未来のためを考える、ヒントは残してくれました。年代によって、何が倖せなのか、大いに違いがあるにしろ、自分の倖せ度を測ってみるのは、悪いことではないような気がしています。3月末から、カルチャーセンターの先生をはじめるにあたり、脳トレーニング後の講座も考えていこうと思っています。今日も、髪にパーマをかけに行ったのですが、なんと、きれいにパーマがかかってしまうと、染めなければならないカラスのような黒さの髪も目立ち、ケミカル混合の掟破りとはいえども、大事な商談のある火曜日前には染めてしまおうかと思っています(書き溜めているところなので、時差ありなエッセイなのよ・・・)。そこで、美容師さんと話したのですが、心理学には食らいついていただけた♪それは、私が心理学というものは、「自分や自分の周りが倖せになるために、かなり有効」だからだと、実感を以って語ったためかと思われます。

美容師さんという職業柄、人様の悩みや日常をいろいろ見聞することが多い職業では、人を見る目というのは、とても大切です。それには、心理学を真剣に基礎からやるというのは、私個人はとても有効だと思います。私自身は、自分が躁うつ病持ちだったために、この分野を選んだわけですが、その過程で得た、倖せになるための指向が山ほどあり、「ああああ、ほんと、よかったよ・・・」と思うのです。「心理学を取ったことがある」「つまらなかった」という方々は、きっと統計学や方法論やその他の基礎らへんでイヤになってしまったのかも・・・。思わぬところが、数学的センスが必要なところだったかもしれません。

こんなステキなページがありました♪ http://www.gnh-study.com/index.php (現在見られません。残念!)http://www.gnh-study.com/html/studies.html ここでいろいろ読んでみてください。

この中に、幸福度があります。http://www.gnh-study.com/htm/happiness/indicate.php (これも現在は改訂されているので、他のページにてごらんください)
今日から、3つに分けて、根本的幸福度の原因と、人間の環境整備、生態系と人間の生活に関わるものをまとめた上で、4日目に、個人の幸福度指数の重点について、書いてみたいと思います。

ちょっと勉強した日々に戻ってみたのですが、原点はこちらのBhutan(ブータン)を残しつつ発展させる研究論文にありました。http://www.thdl.org/texts/reprints/jbs/JBS_03_01_02.pdf この学者がどんな人なのか、追いかけてみたい気になりました。NASAのWorld Wildlife Fund, Desk Officer for Asiaという肩書きしか見つかりませんでしたが、いつかちょっと時間をかけて調べてみたいと思います。鋭い頭脳なのだろう・・・。

根本的な原因と分けられたものの性質としては、[影響されない独自変数]があります。平たく言うと、すでに実在するもので、ちょっとやそっとの改革では独自の原点が変化するわけもなく、人類の力が及ばないだろうコントロールできないとする範疇にあるもので、生きてきた人々や生きている人々やこれから生まれて生きていく人々が、少しずつではあるが、参加していきつつ、独自に変化していくもの、というみなし方です。が、すでに確立されてしまい、基本は受け容れるしかないもので、瑣末なところは変化するにしろ、基礎・根本は変わらないとします。

<生態系の構造> 水・土・エネルギー・生物種・植生
エネルギー保存の法則は憶えているでしょうか?多少の見た目での変化はあったとしても、全体的なエネルギーの総和は変わらないとするもので、地球という大きな単位の閉鎖されたとみなす世界では、この生態系の構造は、誤差とみなせるもの以外は変わらないと解釈してしまっていい、というものです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87 
当然、進化と共に、絶滅種が、動植物のあいだに起きていますが、長い長い億万単位の地球を考えると、独自変数としてみなしてもいいことになります。

<文化の意味> 宗教と真実、知識・アイデンティティ・社会規範、信念と神話
これらも、学派が派生したり、解釈の差異が多々あるにしろ、大きな時空の流れの中では、独自変数とみなせるものです。場所や時間が変わったとしても、基本となる存在意義や目的等は、現在までの人類の英知が解析したもので、充分説明がつきます。

<経済的利益> 土地・領域・資本・水・労働者
私が不勉強なので、ここに「水」が入ることが少し飲み込めないでいます。おそらく、長い歴史の中では、水はエネルギーと対価として考えてきたことが大いにあり、文明発達の土地選びなどで、流域や海域が充分に意図的だったことが、私程度の頭では考えられることです。マルクやギルドやポンドが、ユーロに統一されようが、それは瑣末なまとめであり、基本的な経済的利益の基盤は動きません。文明や技術の発達により、労働者の数は減少したかもしれませんし、第一次・第二次・第三次産業などと便宜上分けてきた労働者の数分布は変化していますが、人という労働者と等価とみなし、参画技術を人数に換算することもできます。経済とは;物資の生産・流通・交換・分配とその消費・蓄積の全過程、およびその中で営まれる社会的諸関係の総体、ですから、そこから生まれる利益は、上記のエネルギー保存の法則の変形版を用いることができますので、独自変数とみなせます。

<政治的権力> 法・聖職や社会の命令・経済発展のポリシー・領域と所有者
ここも、少し私が勉強不足な領域ですが、一般的水準知識で考えるに、政治的権力がゼロという状態はないということ。独裁主義であれ、民主主義であれ、社会主義であれ、無政府主義であれ、封建主義であれ、社会全体が政治的権力から逃れることはできない、ゆえに、独自変数とみなせるわけでしょう。人々が生きていくには、経済活動が行われ、この政治的権力に組み入れなければならないものが、土地とその所有者である、とまで考えているというわけです。

この独自変数を、現在、この時点で、どのように個々人が捉えているか?はたまた、歴史上の変化や進化をどれくらい理解しているのか?で、この独自変数は、個人によって大きく異なってきます。私は、貧乏で「抑圧される側」に留まることを運命付けられてしまった、と思い込んでいる父に育てられました。が、しかし、彼の後押しで、教育を受け、手に職をつけ、小さいながらの家の売買までするようになりました。ただ単に、経済的利益の「損する側」にいるだけではなく、エネルギー保存の法則を強く信じ(信じるという問題ではなく、普遍的事実なので、個人の生活にどれくらい取り入れるか、というのが命題なのですが)、知識を増やすことで、この独自変数を、自分にとってどう解釈するか?までは見極められたような気がします。

ここまで、アカデミックに捉える必要があるわけでもなく、実際は、心理学講座や生活講座などで、平易な言葉で説明できることですが、学者には学者社会のしきたりがあり、こうした論文の形になってしまいます。それを日本語に訳す方々も、もちろんたいへんです。

が、ここでのポイントは、人類はこれらの根本的な独自変数の原因からは逃げられないのだということ。あらゆる作家やあらゆる芸術家やあらゆる政治家や哲学者や、いろいろな方面の人々が、いろいろな形で残してきていますが、縮めて言えばこういうことの部分を、人類の英知として残してきたわけです。すでに与えられたもの(歴史となっているもの)のほかに、現在私たちが直面しているもの、さらに、未来に残していくもの、の3つがあり、それは独自変数を伴うことなのだとういうこと。つまり、私たちの手で、現在と未来は、過去を担いながら作っていけるということです。

このコントロール度(逆は無力感)が、自分にどのくらいあるのか?を見極めつつ、次の幸福度である、環境について考えてみましょ。長いよ(爆)。