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改めて英語について

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03/23/2007 にアップした文章です。

 

昨日、初めてのカルチャースクールという形での英語の先生が開始しました。ドキドキだったか?いやー、私は厚顔無恥なところがあり、どうも感じるのが後手後手に廻るようです。「現場処理」の典型なところがあり、自分なりの準備をしては行くのですが、詳細まで決めてしまうと、その後、臨機応変になれないことのほうがずっと不安なのです。骨組みだけ用意し、生徒参加型のクラスを作るためには、そのほうがずっといい。コレは、自分が19年前に英語集中学校に通った経験から来ています。改めて英語について、昨日感じたことを、まるっきりメモ代わりにエッセイ(笑)。

まずは以下のアンケートにお答えください。私の生徒さんに配ったものです。答えは3種;はい・いいえ・どちらとも言えない

今までの英語との体験を振り返って、時間を掛けずに素直に答えてください。

1. 子どもの頃、回りには「女の子は文系、男の子は理系が得意」と言う大人が大半だった
2. 読書は好きだ
3. カタカナは不得意だ
4. 耳はいいほうだと思う
5. 文法は苦手だ
6. 私の英語の先生は英会話ができた
7. 中学・高校の英語のクラスで、英語歌詞の歌を歌ったことがある
8. 中学・高校の英語のクラスで、Native Speaker(s)に1時間でも習ったことがある
9. 「英語くらい喋れないとなぁ」と思う
10. 私は科目にかかわらず、勉強法に自信がある
11. 料理と英語と大工仕事ならば、英語がイチバン難しいと思う
12. 英語ができるようになりたい動機・目的がある
13. 英語圏の文化は、けっこう知っているほうだ
14. 大人になってから、英会話教室などに通った経験がある
15. 1日1時間程度ならば、英語の勉強に費やす覚悟がある
16. どうしてこれまで英語ができなかったのか、理由がちゃんとわかっている

もう20数年、30年以上も経って、いまさら、日本の英語教育を云々しても「復水盆に返らず」なのですが、批判するためではなく、今後、英語に対しての考え方を、根本的にシフトするために、体験学習ではこのアンケートに答えていただきました。他の英語の先生方が、日夜懸命に生徒さんたちに教えていることを非難するつもりも(それほど・笑)ないのですが、心理学を含めた効果的な英語学習を実現できるのではないかと考えています。

解説が長くなるので、明日と分けてアップすることになってしまいます。ご容赦を・・・。

1. 子どもの頃、回りには「女の子は文系、男の子は理系が得意」と言う大人が大半だった
これは、世間からの固定観念を子どもの頃に受け止めてしまったかどうか?を測る質問です。はい、と答えた女性は、好きではない英語を好きになろうとしたかもしれず、得意とは見えない英語を得意にせねばならぬと悶絶したかもしれません。逆に、英語が得意だった男性は、理系をせねば、と思う余り、チャンス(機会)を逃してしまったかもしれません。個体を見るのではなく、統計学に頼るのは賢いことだったのか?と投げかけています。

2. 読書は好きだ
文字を追っていくことが、そもそも好きなことなのかどうか?耐えられない作業ではないのか?というチェックです。小クラスでは、個人に合わせた教材を選べますが、最低限の「読み書き」の好きさをチェックせねば、教える側の手落ちとなります。能力は開花させるものであり、その査定をするのはあとからの作業で、まずは個体の準備段階を測るのが先決です。

3. カタカナは不得意だ
和製英語の雑音が、頭の中にすでにどのくらい入っているかどうかを確かめる質問です。コラボ・ブレーク・レザメ・ノーブル等々、カタカナになっている外来語の中には、本来の意味とは離れたものがかなりあります。PC文化に触れている人であれば、さらにその傾向は強いし、雑誌やTVなどのメディアもかなり無責任に流行語や日常語として取り入れています。不得意なほうが、教師側としては便利です。乾いた砂に水を差すほうが、いくらでも水を注げるということになるのです。一度取り除き、そのあとまた、という作業よりは、ずっと簡単なのでした。生徒さんたちには、いろいろなカタカナに注意してもらい、人名や地名などは、言語にて覚えてもらうようにします。フランス語やイタリア語は内容は別にして、英語ではないこと、混同しないことを自覚してもらうようにできます。

4. 耳はいいほうだと思う
何度か書いてきたように、右脳と左脳の使い方・受信し得意とする分野は違います。今回、初歩的な文法や初歩的なListening&Speakingをしていただくので、「徹底的に左耳を使う」ということを励行していただくことになります。電話のときは必ず、数字や公式、苦手だと思われる分野のことについては、左耳から意識的に入れてもらう約束を取り付けました。耳鼻科的な聴覚のよしあしの基準点に達していれば、次に来るのは、脳の使い方です。ならば、もっとも初歩的な左右の耳の実験を、自分に対して生徒さんたちにしていただく。成功体験を重ねれば、その充足感は次の達成を欲し、生むことへと繋がります。他人と比べてなぜ「耳が悪い」と思ってしまってきたのか?等についても考えてみると、英語のゼロから始めるときには有効です。絶対音感や、母国語以外の言語を2歳までに聴いた体験があるかどうか、などについて、音楽の嗜好や日常について質問を重ねていきました。ただし、「開発の余地」は誰にでもあり、年齢によって手遅れというのはないということは、読んでくださっている方々もゆめゆめお忘れなく。二点の例外は、絶対音感は生まれ持ったものなので、今から持つことはできないということ。もうひとつが、2歳までに聴いた体験のないスペイン語やイタリア語の巻き舌などは、Native並みにできる保証はないもの、です。

5. 文法は苦手だ
何度か書きましたが、英語の文法部分は数学です(笑)。いや、数学ではなくて、算数レベルなのですが、ルールに則ったパズルのようなものです。なので、1.にあるように、女の子が得意とするならば、女の子は理系もきっと伸ばし方次第では、医者にもなれればエンジニアにもどしどしなれるわけです。しかも大学受験や中学・高校の参考書を見てみると、「受動態」の章はすべて省いてよろしい(爆)。慣用句などは、教科書に盛り込んでも「突然のように出てきていて臨場感がない」わけで、日本語にできないニュアンスがある合理的な英語や簡素に記号化した感情表現など、そもそものニュアンスや感情を披露せねば、「どこに文法が根ざしているのか」わかるはずもない。文部省や英語教育に対して、一旦悪者になっていただき、ゼロに戻してしまう。苦手というのはこの世にはなく、「嫌い」がまず先にあったのだ、「好き」になれなかったのだ、ということを理解していただきました。

ページが長くなってしまいました。6.以降明日、続きをお読みください。おつきあいいただき、ありがとうございます♪