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日本もErin Brokovichが求められる

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なんだかゴミ処理はすごい問題になっており、日本という土地が限られている狭い国土で、こんなにたくさんゴミが出ていて、どうなっちゃうのか?と、天文学的数学計算になろうとも、がんばっている人々はいるに違いない。ところが、その専門的な声が、どうも市井の人々に届かず、具体的不安や恐怖や憂慮になり、個人個人の行動変化を促すことができないでいるわけだ・・・。問題だ。

アメリカで、PG&Eという水と電力を提供する会社が、公民から民営化したあと、かなりギリギリすれすれのことをやってきて、ものすごい訴訟額で晴天の下、その業務内容が曝されたのは、映画 Erin Brokovichで紹介されました。アメリカ人も、あのような映画がなければ、きっと万民には伝わらなかった問題だと思います。なんたって国土が広すぎる。世界地図を大雑把に見てもらっても、カリフォルニアのたった一州に日本はすっぽり入ってしまうほどの広大さ。アラスカなどに至っては、人間の人口よりは鹿類の人口が数倍なほど・・・。熊はそれほどいないと思うのだけれども・・・(汗)。

http://en.wikipedia.org/wiki/Erin_Brockovich 英語版
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%81 日本語版

なんだか記述が間違っているように思える・・・。333million、333億ドルで、日本円に直すと、今日のれとで、406.3億円なんだけどな・・・。訳も厳密にしないと、臨場感が伝わらないよね・・・。

映画ののち、彼女は、Court TV, A&EなどのケーブルTVの作る訴訟や社会問題の番組のホストをするようになるのですが、PG&E相手の訴訟は続き、相当な人々のベーシックな暮らしである、水問題について救っています。彼女がこれほど注目されたのは、高校を出て、1年だけ地元の大学に出席したものの卒業はしていません。カリフォルニアに引越し、K-martという、日本でいうと、ダイエーや西友のような、生活雑貨・衣料・食品まで網羅しているスーパーチェーンに勤めますが、トレーニング最中にミスコンに参加するために辞め、ミスコン人生を歩もうとするのですが、断念します。

映画以前に結婚した相手は、ひとりで、その夫との子どもがふたり出てくるのが、映画での子どもたちです。訴訟最中の苦楽を共にした隣のバイカーとは、結婚はしますが、翌年すぐに離婚します。その後、8年・9年ほど男はこりごりな暮らしをし、仕事に邁進するのですが、1999年にもう一度結婚し、離婚には至っていません。

彼女自身が出しているプロフィールはこちらから>http://www.brockovich.com/

これによると、Wiki情報は間違っている(アゼン・・・)。彼女は、バイカーのBrokovich氏以前に、もうひとりだんながいて、私の大好きなReno, Nevadaに住んでいたのだ。そして、弁護士事務所のファイルクラークから、環境アクティビストという肩書きになり、コンサルティング会社を経営し、日々講演会で話しているらしい。

女性にとっては、「成功例」、と思うのですが、私としては仕事部分以外に、それほど共感は持てないのです。「子どもを抱えてひとりでやっていく羽目になる」という路線を、一度選ぶのはよしとしても、二度も三度も、は、私にはできないということなのかな。無論、私だったら、という重なり合わせがどれくらい愚かなことかわかってはいますが、この映画が売れたり、彼女自身が売れたのも、この重なり合わせのおかげなわけです(笑)。

うげ、前置きがかなり長くなってしまった(そうなのよ、前置きだったのよ)。ゴミについて、私が常日頃考えているのは、「どうして販売をする企業やそれに携わる会社があのようなパッケージングをし続けるのか?」という謎なわけです。簡単すぎる発想なのですが、「ゴミを出さないような元々の売り方スタイル」について、私には不平不満があるのです。

資本主義の基本理念は、自由な商品生産によって利潤を追求しようということなのですが、労働力も商品として換算して扱うので、ある場合には生産者側に廻る場合もあれば、ある場合には消費者側に廻ることもあるわけです。ここでのネックは、「資本」で、収入の元になるものですが、大企業の場合にはそのキャピタルが大きい。お金に換算すると、莫大な資産を持っていることになるわけです。

たとえばペットボトルの蔓延。私には、コレがどうも理解できない・・・。ペットボトルがない時代というのに育った私には、「なくたって生きていけるじゃん」と軽く言えてしまうのよ・・・。デパートでの進物や買い物をしなかった私には、すべてが過剰包装に思えるわけなのよ・・・。「風呂敷ひとつあれば何でも片付くじゃん・・・」と言えてしまうわけなの。

もちろん、資本主義の真髄である「利益追求」のためには、ガラスでできたボトルを回収し、洗浄し、溶かしてまた再生するのは、手間がかかるし、コストがかかる。それは重々承知なんだけれども、ゴミを増やさないためにはそれがいいのでしょう。あるいは、既存の慣れきってしまったペットボトルを回収し、洗浄し、溶かしてまた再生するということを徹底して、条例化してもらっちゃうなどというのがいい。プラスチックを作るために必要な資源には限りがあり、いつしかこのプラスチックがなくなるかもしれないのに、どうしてこんなにも生産し続けて、無為に棄て続けるのかわかんないのよね・・・。なぜ?自分たちが生きているあいだだけ安泰ならいいってわけなのかしらね・・・。私なんか未だに水筒とお弁当箱が大好きだ(笑)。

紙も同じで、大企業になるとコピー機の回りだけでもものすごい紙の量だ・・・。家ではケチるあなたも、あなたも、会社では自分が払っていないと思っているから、おそらく贅沢に使っていることでしょう。デパートの包装紙(デザインしてあってロゴが入ってたりするやつ)を日本全国から集めて山にしたら、すごい高さの山ができると思うのね・・・。あれに、リボンとか紙袋を入れたらすごいことになるんだろうな、と、夜な夜な想像している私なのだ←怖い(爆)。ファミリーマート(歩いて1分くらいのところにある)で、袋をもらわないことに徹しているし・・・。

最近、エコバッグが流行りだしているのですが、企業がそういった社会貢献に乗り出す工夫をしているのは、たいへんいいことです。私がErin Brokovichになるのはちと無理なんですが(笑)、多くの女性が企業の中での位置が向上し、意見を言える立場になって、こうした細かいことを提案してくれれば、あんな過剰包装やゴミを大量に出すパッケージングなどは、かなりの%で減ると思えるわけなの。だからこのタイトル。もちろん、男性諸君にやっていただいてもいいのよ♪

私が提案できるところでは、たくさん提案しているのだけれども、自営だし、ただのコンサルティングし、大した効果は上がっていません。会社の中でそういった部署にいたり、提案できる立ち位置にいる方々は、ぜひぜひ考えてみてほしいなぁと思うのねぇ・・・。

ゴミが増えるということは、地下水が汚染されたり、土が汚染されるということで、いつか日本もErin Brokovichが求められてしまうわけです。いや、すでに始まっているのよね、環境ホルモンなんかで。ただ、弁護士さんたちががんばっているだけで、彼女のように正式な教育を受けていない人が活躍していないだけなのだ。

誰かが日本でもErin Brokovichになってくれないかなぁ、と、思っているこのごろなのです・・・。