盗聴のゲンジツ

04/03/2008 にアップした文章です。

 

信じられないことに、盗聴器というのは私たちが思っている以上に蔓延しているらしいです。そういった考え方を持つということそのものが信じられない私としては、どうも実感が湧かないのですが、報道番組やワイドショーの特集などで、たまに取上げられているらしい。母は、「ああ、最近そんなのが多いらしいよ」と軽く流しているのですが、どうも私にとっては信じがたいトレンドではある。母にしても、「一般庶民の生活ではなくて、フィクションに近い、ドキドキした暮らしをしている人々の生活」という感じらしく、まるでドラマを見ているように見ているらしい←やっぱりのんきである・・・。どうして、盗聴器をつけるのか?そりゃ、誰かを監視したり、状況把握したりしたいからなのだろうなぁ・・・。目的はわかったにしろ、そうした倫理的規範を超越した行動を、実際にしてしまうというのは、一体どういうことなんだろうか?

 

盗聴:他人の会話を(機器などを用いて)気づかれないように聞くこと。ぬすみぎき。

監視:(1)不都合な事の起こらぬように見張ること。(2)旧刑法で、再犯防止のための付加刑。受刑者の釈放後、一定期間執行するもので、その期間住居移転の自由は認められず、警官によってその生活が監視される。

管理:(1)管轄・運営し、また処理や保守をすること。取り仕切ったり、よい状態を維持したりすること。(2)私法上は、財産などについて、その性質を変更しない範囲で保存・利用・改良を目的とする行為。または、他人の事務について、その内容を現実化するための行為。

 

盗聴>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%97%E8%81%B4 

盗聴法について>

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%82%8D%E5%8F%97%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

 

盗聴が犯罪だということは、たいていの人がわかるとは思うのですが、ではどんな罪に問われるのかは、詳しくはわからないかもしれません。

断りなく他者の住居施設への侵入 住居侵入罪

有線通信の盗聴 電気通信事業法違反、有線電気通信法違反

特定の相手方への無線通信を傍受し、知りえた事実を他者に漏らす 電波法違反

付きまとい ストーカー規制法違反

他者からの電気供給(盗電)による盗聴器機能の持続 窃盗罪

盗聴器が使用する無線送信電波が、その周波数の使用を禁止されている場合、あるいは制限を超えた電波出力を発生するもの 電波法違反

 

ストーカー法が日本にもできてからずいぶん時間が経ちましたが、そのせいで、盗聴はさらに増えたのか?あるいは、盗聴器を売る人間がいるからこそ、お手軽な手に届く範囲の値段であるから手に入れて使うのか?いろいろ考えてしまいます。

 

する側の人間の心理としては、「愛する人の動向がわかればやりたい」「自分に利益がもたらされるのであればやりたい」という誘惑に打ち克つのは、並大抵のことではなく、相当の努力を要します。ところが、それは犯罪で、やってはいけないとわかっていても、「手に入れられるのだからやってしまおう!」と、どうもハードルが低いことや、「見つからないだろう」という安易な結論への論理も手伝っているのでしょう。

 

私が考え難いのは、同居人である妻の盗聴をする夫・・・。自分が仕事に出かけていて、留守にする時間が長いあいだ、浮気をしているのではないか?という疑惑を持ち、盗聴器を自分の家につける人がけっこうな数いるのだそうです。「うーん、そもそもどうして結婚したんだ?」と、真顔で尋ねてみたくなります。「その程度の信頼度で結婚に踏み切り、財産管理を預け(あるいはシェアし)、子どもも作ったのか?」と、たいへん不思議な気持ちにさせられてしまうのです。

 

ストーカーをしたとしても、住居にまで侵入するというのは、常軌を逸している行為であることは、平常であればわかるものの、募る想いが、ヒトをどんどんエスカレートしていく心理状態というのは、メカニズムとしてはわからないでもないです。ただし、そのへんくらいからが「来た道を戻れるか戻れないか」の分かれ道で、ストーキングが終わったあと、正常な心理のまま残りの人生を暮していけるかどうかのバロメータになると思われます。盗聴をするときのジレンマが、「ずっと見張っていたいが、仕事があるからできない。だから効率や合理を取って盗聴をする」という動機であれば、間違った論理であるにせよ、エスカレートはマイルドでしょう。が、「もっと詳細に隅から隅まで知りたい」と、窓辺や階下に佇みながらも盗聴行為をするのであれば、もう引き返せないところにまで来ているのでしょう。もっと危険を孕む行動に出る可能性はぐんと広がっていきます。そうなると、気づいたときにプロに頼むしかないのですが、警察はアテにできないという苦情ばかりが入ってきます。どうやって自衛したらいいでしょうか?

 

これは大問題です。

 

盗聴をいつされるのか?誰かからされるのか?は、あまり他人事ではなく、引越しやさんの中には、「盗聴器探知サービス」を開始しているところもあります。引越しの季節ですが、若いお嬢さんに一人暮らしを初めてさせる親御さんなどは、このサービスが高いながらも、使っている人が増えているそうです。

 

http://www.call0222.com/service/ansin.html

http://www.welcome-basket.co.jp/tocho_con.html

 

盗聴器探知のサービスそのものが、商売になるほどに蔓延しているわけですよ。

http://www.jmsg.com/

http://www.to-ch.com/

http://www.i-lock.jp/

 

私の家は大丈夫そうなのですが、一人暮らしの方々や、家に財産を置いている方々など、心配な人は、一考する価値はあるかもしれません。「私だけは大丈夫」というのは、この世にあまりないんですよね。母が家にいる我が家は、盗聴をしかける時間がほぼないのですが、今度引っ越すようなことがあれば、サービスを受けてみようかと思います。

 

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