着流しが似合う人

12/09/2007 にアップした文章です。

時代小説を読みつけて1年が経ったせいか、妄想とも想像とも言える範囲で、和服やかつらや殺陣などの理想型が自分の中で不思議と出来てしまっていることに気づく(笑)。いや、おそらく、父が生きていて、時代劇をたくさんいっしょに見た頃の蓄積などもあったり、途中、歌舞伎にも影響されたり、お相撲やら、美術館などで、まぁ、いろいろ余計な妄想も想像も入ったのだろうなぁとは思います。が、やっぱり笑えるくらいの殺陣や着流し姿の人々というのは、俳優でもいるもんで・・・(笑)。仕事を請けるときにオーディションってあるんじゃないんだっけ?と疑ったりします(爆)。

私は和装が圧倒的に似合わないので、他人のことをとやかく言ってワイワイ騒ぐ立場にあるわけもないはずなのだけれども、エンターテイメントというものだけに徹して、お客の立場で見させていただければ、やはり時代劇に出る人々は、和装がまず似合わないといかんでしょう・・・。では、和装が似合う条件って何なのだろうか?真剣に考えてみる・・・。

全般的和装情報>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E8%A3%85 
女性の結婚式用和服のサイト>http://www.watabe-wedding.co.jp/j_style/guide/003.html
http://e-wazakka.com/kimono/2-1.htm 補正をしてから着付け、というのが今の当然の概念らしい。ここには寸胴、しか書いていない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q119992941 出典がどこなのかわからないのだけれども、なんだか説得力あり(笑)。

一生懸命探したのだけれども、なんだか濁している・・・。きっと着物は、砂時計型ではなく、お茶缶型の体型なので、着物が売れなくなったり、着付け教室の需要がなくなったりするので、おおっぴらに言わないんだろう・・・。そりゃー、専門家がいろいろ言っているんだから、私などが口を挟む余地などないようにも思うのだけれども、ゲンダイジンの体型であっても、着物が似合う人はいると思うけどなぁ・・・。芸能人では、吉永小百合と松平健が男女部門でそれぞれ選ばれたらしい。他にもお茶のCMでみんな和服を着ているけれども、宮沢りえはすごい似合ってるじゃないですか・・・。彼女は特に寸胴じゃーないでしょう・・・。

私がなぜ和装が決定的にダメなのか?というと、肩がハンガーだからなのだよ・・・。肩パッドが必要だったことがない・・・(汗)。で、調べてみると、やっぱりなで肩すぎる人の補正はあるのだけれども、やっぱりいかり肩の補正は首に近いところにハンカチなどを入れ込む程度のことしかできないらしい。どうやら仲間由紀恵がいかり肩らしくて、NHKの『功名ヶ辻』で着付けの人が苦労させられたらしい・・・(いずれも見聞で、私が彼女の着物姿を記憶していないところが悲しい・・・)。ひどい人は「田舎臭い」とまで描写していた・・・(汗)。たとえ私が痩せたとしても、儚(はかな)げな体型ではなく、着物は無理だろう・・・。けれども、時代劇に出ている人々の着物姿には、どうも点数が辛い気がする(笑)。どうしてなんだか・・・。

着流し:(1)男性の略式の和装。羽織・袴(はかま)をつけない着物だけの姿。(2)能で、袴をつけない装束。庶民や身分の低い者のいでたち。

結婚式の何重にも装ったものやら、羽織袴や帯刀した場合には、小物効果がぴりっと利いていて、ごまかされることもあるのだけれども、やっぱり帰国してとても悲しかったのは、水戸黄門だな・・・。腰に重心が来ていない感じがして、本当に助さん・格さんのふたりは運動能力が高いのだろうか?と、あからさまに母に言葉にして文句を言ってしまった・・・>母のせいでもないのだけれども・・・(汗)。しかも、横で由美かおるが相変わらずのすばらしい体型ではないですか・・・。黄門役も、昔の助さんである里見浩太郎だし、なんだか浮き彫りに差が出てしまうのだわ・・・。そして殺陣になると、やっぱり黄門さまより弱い従者はいかんと思うのだ。

再放送の『暴れん坊将軍』に出る人々でも、たまにものすごく似合わない人がいるのだけれども、松平健や北島三郎はものすごく似合ってる。ゲスト出演している人々で似合わない人がいると、「なるほどこれじゃ主役やレギュラーに選ばれないはずだ・・・」と思えるもんねぇ。

びっくりしたのが、ジャニーズがやった『必殺仕事人2007』で、ジャニーズなのに、ゲンダイジン体型なのに、ダンスが上手なのに、みんな似合っていた・・・。東山紀之は日本髪が似合う顔立ちなのだけれども、松岡昌宏って人(この程度しか過去20年の日本の芸能界は知らないのだ・・・。しかも、この彼がたぶん『天と地と』で上杉謙信をやるんだろうと思うんだが、正解だろうか?)が和装が似合っていたので、かなりびっくりした・・・。でも髪は現代風だったんだよな。三田村邦彦風だった。いっそ、山崎努くらい徹してくれれば、役柄的にもよかったかもしれない・・・。

藤田まことの着流し姿および八丁堀姿は、いつ見てもすごいと思う。ただの理想型なので、本当に江戸時代の奉行所役人がみんなあんなだったとは思ってはいけないのだろうけれども、パチンコでアニメーションになってもなんだかいいし、実写が出てきてもいいし、なんだかやっぱりいいなぁとわけもなく感じる・・・。そもそも、私は必殺シリーズが大好きなので、ちょっとここにはひいきが入っているのだけれども、マフラーなどなかった時代に、あの手ぬぐいに毛の生えた程度の首を温めているようなもので顔を隠しつつ、刺し斬るのを見ると、なんだかじーんとするくらい(爆)。しかも、彼なりの正義を貫く瞬間だしなぁ・・・。

そして、今、再放送をしているのが、『暴れん坊将軍』の後に、『八丁堀の七人』というやつで、私はこれを知らなかったのです。なんだかシリーズ化していたようだ・・・。びっくらこいたのが、主題歌が鈴木雅之だったこと。コラボ流行だとしても、なんだかすごい(爆)。ラブバラードが彼の特許だと思っていたのだけれども、こんなのもありなのか・・・。しかもタイトルから縦書きではなく横書きなのである。ながら見をしているのですが、ちょっと勉強してみた。2000~2006年だから、私が知っているわけもないのか・・・。うーん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E4%B8%81%E5%A0%80%E3%81%AE%E4%B8%83%E4%BA%BA 必殺にも出ていたのだけれども、これの村上弘明がめっちゃくちゃかっこいいではないですか・・・。話し方がわざとらしいのではありますが、これが意図なのだろうからそれは目をつぶるとして・・・。いや、姿はあれは中村主水の藤田まことや、徳川吉宗の松平健くらい似合っている・・・。着流しが似合うってところがやっぱりポイントなんだよなぁ・・・。

最後には、私の男性の好みになってしまったようです(汗)。私は容姿はそれほど重視していないのですが、シンプルない出で立ちでも自信あるように振舞える人が好きなんだろな、と、着物と絡めて考えが行き着きました。殿様やお姫様の衣装をつけていて立派に見えるのは当然だろうけれども、ゲンダイジンなのに不思議と、それでもやっぱり着流しがさらりと自然な人が好きなんだろうなぁ、と。

それは洋服でも同じことで、ファッションの移り変わりをまったく気にしておらず、自分らしく自信をもって振舞っている人がいいのだ、ということに帰結します。洋服の着流し=ジャージでもないんでしょうが(笑)、何を着ていてもきりっとしている人が私は好きだ。

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