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紀久美先生へのQ&A~心理学講座編~その42

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Q42   「老害」という言葉がよく囁かれる昨今ですが、この超高齢化社会の日本は今後どうなってしまうんでしょう(汗)。

 

A42  老害:自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪。

 

イメージするとものすごい映像になるので、あまり積極的には考えないようにしています。私の今の夢は、脳が働く間にもう一度アメリカに戻って大学院博士号のために勉強する事なのです。ですから2020年代30年代の日本について、街の風景についてあまり積極的に想像しないようにと避けている状態です(笑)。

 

今は過渡期なので、皆さん慣れていないんじゃないでしょうかね。特に「老害」と指さされるほどの定義ではなく、どんな年代だっても「ヘタレ」「過剰アピール」「社会生活に向かない」などのネガティブに属す人たちはそれなりのパーセンテージいるはずです。

 

ただ、その母数が増えるので、当然外になるようにパーセンテージも増える、割合も増えるということなんでしょうね。ある意味考えるとこれ、ビジネスチャンスじゃないですか?老害チェックシートなどを 作ってしまえばアクセスがうんと増えるとか(笑)。今呼ばれて、「管理職研修」という枠のところに、この老害の概念についての深い考え方を入れ込んでいくのもいいかもしれません。

 

歴史小説を読んだり、時代劇を見たりすると、ふとびっくりするのが、「ああ、世の中ってそんなに変わらないんだな…」ということです。人々が使っているもの、生活様式、交通手段、流行モノ、その他さまざま、見えているものは違いますが、そこに使われている法則性は、よくよく見るとあまり変わらないです。

 

その中心にあるのは、人が人になってしまったために起きている凸凹です。そのバランスの悪さに対して乗れる人と乗れない人、確かにいるとは思います。ただ、この法則性について、自分の頭で理解し、肌にまで密着してわかっていれば、あまり恐れることもないんじゃないかと思います。

 

私も今この年齢なので、老害になる可能性は十二分にあります。ましてや私の場合は、たくさんの若い人たちに囲まれて、英語を教えることを生業にしています。その中で自分が十分に遅れていることや、わかっていないこと、感性のズレ、など、日々チェックできるので、かなり幸せな環境にいると思っています。感じる機会が多いことで、怒り心頭が多くなれば老害になりますよね(笑)。けれども聴く。考えてみる。これが大切なんだろうと、心理レッスンにも取り入れています。だとしたら今後も、どこに行っても、人の声に耳を傾けるという法則については曲げてはならないもので、これは誰にとっても同じことですね。さらに、自分のことを客観視して見れるかどうか?この能力が減ると、やたらと感情的に更になってしまい、老害になってしまう可能性は大いにあり得ると思います。

 

年を取ると、脳の働きも鈍くなり、子供返りすることも多くあると思います。そのためにもそれに準備して生きているかどうかというのが問題になるんだと思いますね。幸いにも私は心理学を学んだので、それについては割と準備ができていると思いますが、生徒さんに思うのは、少なくともここに来てくださった方に、老害にならぬようにする準備の翼は、きちんとつけてもらいたいと考えています。