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義賊とは

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07/15/2007  にアップした文章です。

 

秋田市や川口市の市役所等で、1万円札を残し、説教じみた文を毛筆で残した義賊めいた行為をしているかもしれない人々(どうやら筆跡が異なっていることから、複数であるらしいと推定)が、ニュースに取上げられていました。このあとどうなるのか。お金は続くのか。そもそも、そのお金はどこから来たものなのか。誰が何のためにやっているのか、など、いろいろな憶測が飛び交っていますが、私は、義賊の歴史について、それほど詳しくないので、ちょっと調べてみることにしました。

 

義賊:金持ちから金品を奪い、困っている者に分け与える盗賊。

義賊とは>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E8%B3%8A 

 

鬼平犯科帳の中でも、義賊めいた逸話はいくつか載っていたものの、生涯義賊だった盗賊はひとつしか出てこなかったので、やはり遣り通すというのはとても難しいことなのでしょう。7月7日に放映された、必殺仕事人2007でも、仕事人たちは昼間の仕事を持っているにしろ、お金を報酬として人助けをしていることは確かですし。が、必殺仕事人に関するエッセイにも書いた通り、私は他人から「ある程度の金品やお礼や報酬」はもらったほうが、仕事としての価値は高まると、強く信じているのです。真のボランティア・献身などというものは、なかなか存在せず、生命を犠牲にする以外にはあり得ないというのが、私のテイクです。

 

悪代官や越後屋伝兵衛(必殺仕事人IIIっていうパチンコの機械に出てくるの・・・)や郡奉行やその他、どんな役職にいようとも、100%の善人などなかなかおらず、少しくらいの染みというか、悪心というものはあります。日常にヒントをもらわねければ、水戸黄門も第30部いくつも続かないだろうし(今いくつなのかチェックしてみた・・・。なんと37部にもなっていた!)、悪というものは、そのへんに善といっしょくたになっているわけです。しかも、グレーエリアに入るものも相当数あり、政治などはその典型です。松岡前大臣が自殺したというショッキングなニュースがあったのに、舌の根も乾かぬうちに、またもや似たようなことをしでかす大臣がいるとは、ちと信じられず・・・。ああいう事件があったときに、自分の手でやらずとも、秘書官やアシスタントに始末をつけてもらい、公的にOK状態にしておくのが、グレイエリアのエチケットじゃないんかいっ!

 

(ただし、私は「Mother Teresaに悪心があったんだよ」と誰かに囁かれても、たぶん、自分が信じたくないので、全面否定することでしょう(笑)。あんなに愛らしいDiana妃でも完全無欠ではなかったし、私は私の悪心も知っている・・・←コレなんだよね、逃げられなくてつらいのは(汗)。私の中で神格化した人はそれほどいませんが、それゆえに長谷川平蔵などには夢を持ってしまうのでしょうが、ちょっと彼らに悪心があったとは思いたくはないです・・・。しかも死んじゃった人には、さらに夢を賭けてしまうわけなのね・・・。)

 

自己犠牲が多いであろう、義賊ちっくな行動を取るというのは、その個人ひとりだけの倫理観が高いとは考えにくく、やはり、全般的に社会の傾向として、悪が表に見えており、人々の不満・義憤が高まっている状況に起きやすいと考えられます。自分が生活できないのに、他人を助けるというのは、何度もくどいほど言った通り、めったやたらな人にできることではないからです。しかも、死んでしまったらすべてが水の泡で、何の見返りも求めていないにしろ、配った結果が見られないという「先を知る楽しみ」という最大級のヨロコビを放棄してしまうことになります。

 

料理屋や料亭のお座敷でもいいし、愛人のマンションでもいいし、海外に出かけたゴルフ場でもいいし、どこでもいいんだけれども、悪巧みというのはやっぱり、謙虚にひっそりやってくれないと困るわけなのよ・・・。レイプを100人の前でやったら、「捕まっても当たり前だけれども、俺様だったら逃げられるからなっ!」みたいな、図々しいことをしてのけるのは、私にはそれこそ「恥のない人間」だと思えるわけなのです。まぁ、現代のように、メディアや交通手段が発達していない、水戸黄門や関八州廻りなどの時代には、町や村が孤立しており、悪事もおおっぴらにできたりしたことがあったかもしれません。それでも、権力に屈して、誰も手をつけられず、事態をいい方向に向けることができないようなことがあったかもしれません。

 

でもねぇ、現代なんだよね・・・。鉄の塊は、日々10000万便以上地球の表面を飛び交っているわけだし、見えないけれども、インターネットハイウェイでは無数のシグナルが走っているのです。科学捜査は進み、おいそれと人殺しやレイピストや強盗は逃げられなくなった世の中なわけなのよ・・・。贈賄も収賄も証拠隠滅がなかなか難しいわけなの。だから、空き巣や俺オレ詐欺や、いっぺんに数千万や数億ではなく、1万でもありがたい系の犯罪でしか、簡単には逃げられないのね・・・。飲酒運転したって、対向車の誰かがドライブレコーダーを搭載しているかもしれないし、道には銀行やマーケットなどがセキュリティカメラを設置しているかもしれない。

 

だから、義賊も命賭けではある・・・。人様を殺すのはご法度だから、それにしても捕まってしまったら目的は達せられないし、金持ちから盗むのはたいへんだ・・・。そもそも、私は家にのんきに100万以上のお金を置いてある家庭などないと思うんだけど、どうなんだろう?もしも置いてある家があったとしたら、それらは宝石類や株券や証書などに形が変わっていて、お金に換え難いか、換えるときに足がついてしまう確率が高くなると思うんだけど、どうだろうか?まぁ、蛇の道はヘビなんだろうけれども・・・。私にはセオリーしかわかんないんだけれどもね・・・。アメリカでは、Safeと呼ばれる貸金庫を銀行などに持っている小金持ちは多く(だいたい、年収1千万を超える家庭は、多く利用していると思う・・・)、家になんて金目のものは置かないよね。置いたとしても、セキュリティがしっかりしており、日本でも新築では一般化してきたような、けっこうな装備のものを一軒家でもしっかり設備しているところが多い。私も、一軒家のときには、毎月8000円くらい払っていたんだけれども、あの安心感に8000円は安かったです。泥棒や殺人犯だけではなくて、救急車もボタンひとつで呼べてしまうからね・・・。

 

Money Launderingができないがゆえに、人に配ってしまう泥棒は、昔からいたようです。なので、大貫さんという人が拾った1億も、そういったお金かもしれないという疑惑があったのだろうと思う(私は知らなかったのですが、彼、亡くなってしまっていたんですね・・・)。それゆえに、義賊という対称の位置につけるオドロキというのもあるのですが、名乗ることはできずじまいです。

 

他にも夢を見せてくれるサイトは思ったより少なかった。イマドキ、こんなボキャブラリーを使う人はあんまりいないってことなのか・・・。

http://www1.atwiki.jp/occultfantasy/pages/188.html

http://rihaku.jugem.jp/?eid=244

http://www.aga-search.com/120-4lesterleith.html

 

しかし、私は勧善懲悪モノが好きだぁ。時代小説をずっと飽きもせず読み続けられるのも、やっぱりこれが根底にあるようです。義賊になれるのであれば、やってみたいけれども、私には跳躍力も突出してあるわけでもなく、椎間板も2枚なくなっちゃったしな・・・。かと言って、高村薫氏が描くようなすごい犯罪もやってのけられるわけでもなく・・・。うーん。地道に稼ぐしかないようだね・・・。けれども、蒔くお金は半分くらいだろうな、とは思うのです。豪気な私も、ネコが来てしまった今、彼らには存分なことを準備しておいてあげたいと思うので←言い訳かな・・・。

 

もしも私が義賊になれたらどこから盗むか?やっぱり保険が掛かっているところなので、銀行かなと思う・・・。しかもキャッシュか金塊ね・・・。みなさんはどこから盗む?で、誰にあげる?私は、アフリカに基金を作りたいと思っているのです。でも、その前に、自分のために使いそうだな・・・(汗)。しかも額が少なそうだから、やっぱり返済義務のない奨学金をセットアップして、使いきっちゃうってことになるんだろうな・・・。