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贅沢な休日の過ごし方

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12/17/2006にアップした文章です。

 

とりあえず旅に出るほどにはまとまったお休みが取れない。そんなときには、どんな休日を過ごすのが、うーんと贅沢なのか、仮想してみる・・・。校長センセがコメント欄に書いてくださった;「昼間ゴルフをして、ディナーを食べ、うまいコーヒーとシガーをたしなみ、ナポレオンを片手にミステリーを読む……のが最高の贅沢だとか…」が、ヒントになっていることは一目瞭然(笑)。毎日、コレをやっていると「リタイヤした壮年」か、「利子だけで食えている貴族風厭世人」みたいですし、健康にもそれほどよくないだろうな・・・。ということで、休日だけならば、この説に一票♪

常日頃私が感じていることに、「日本人観光客のバイタリティはすごい」というのがあります。住んでいたところが、シリコンバレーで、San Franciscoにごく近かったので、日本人観光客が視界に入ることが多く、かなり感心していたことや、自分の友人や知り合いが来ても、同じ感想を持ったものです。寝ないで観光地を廻ったり、くたくたになりながらも食べて飲んで買い物をして・・・。ふぅ、すごい・・・。私の理想の休日やバケーションとは相当にかけ離れているのでした。そりゃ、飛行機代をかけて、せっかくのお休みを取って海外に出るのですから、「ここだけでしか見られないもの・満喫できないもの」を求める気持ちはよーくわかります。でもねぇ、健康を崩したら、いろいろなものを見たり食したりする感度も鈍るってもんよ・・・。

Yosemite日帰りなどというのにもつきあったことがあるのですが、運転手は私だったり、西さんだったりする(笑)。翌日はこちらはほぼダウン・・・。観光客たちは寝ている・・・。風景は同じようなものがずっと続くわけなので、それでいいのですが・・・。物理学的にいうと、移動をするだけでもたいへんに疲れるのです。身体はいろいろな分子や原子にぶちあたっているわけで・・・。しかも、普段の生活と違う食生活に偏ることになり、胃腸にも、内臓全般にもけっこう負担がかかるだろうと思うのです。すごいよ、ほんと。

南極にまで行くツアーがあるというのを聞いたときには、感心を通り越して呆れてしまったのですが、行きたいのか、南極・・・・・。ナショナルジオグラフィックの写真ではダメなんだな・・・。

西さんは昨日、図書館で、「調布の歴史」の小冊子を借りました。この近所だけでも、ものすごい歴史の宝庫です。下石原は、新撰組の近藤勇の生まれ育ったところとして有名で、深大寺もあり、他にも、かなりなオタカラが眠っているらしいことについて、西さんはぜひぜひ勉強したいらしい。休日は、その冊子で読んだものを、実際に足で歩いて見て歩くことに、西さんは贅沢を感じるらしいのです。その後、家に戻って、お刺身をつまみに、日本酒か焼酎を飲んで、好きな本をまた読んで、西さんの贅沢な休日の過ごし方は終わるようです。マンションやビルが立ち並ぶようになり、このへんもすっかり近代化の洗礼を受けていますが、実際はド田舎だったんだもんね、私が小さい頃・・・。西さんは、台湾の古道についてのブログをもっているせいもあり、大陸や台湾や日本の歴史についての傾倒が人並み以上なところがあります。彼にとっては、それが日常からちょっとだけ抜け出す贅沢なのかもしれません。

さて、私はどうなのか?物欲もなくなってしまい、食欲もそれほど贅沢な口にできておらず、図書館に日々通っていれば、ありったけの本も借りられることがわかり、しかも在庫にないものはリクエストまでして取り寄せてもらえることまでわかり、なんとなく、贅沢な休日の過ごし方がわからなくなっています(笑)。毎日が日曜日風なのよね・・・。仕事も、エッセイを毎日1本は最低書いて、メールや電話やファックスを処理し、頭の中にある構想を文書化し、とにかく今は横溝正史シリーズ読破に傾いているところ。なぜに今横溝正史なのか?は、映画『犬神家の一族』が30年ぶりに劇場公開されるので、またもや横溝正史ブームなのかもしれないと思い、せっかくの機会なのでもう一度読み直しているところ・・・。

昨日も、弟夫婦が母を誘って、焼肉やさんと飲みに出かけたのですが、私はどうも行く気がしなかった・・・。やはり焼肉やさんも、私の中ではアメリカの韓国焼肉が「スタンダード」になっているので、日本の焼肉やさんに行くのもストレスなのかもしれない・・・。高くて、一皿の量が少ない。味付けが日本人にアレンジされている、と感じてしまう。骨付きカルビは、やっぱりどーんと大皿に乗ってきて、はさみまでついてこないとなぁ、などと思うわけです。「ここはアメリカじゃないし、韓国じゃないんだよ」と、自分に言い聞かせねばならない一呼吸が、どうも面倒くさいっていうか・・・。

最初のうちは、外食も楽しかったのですが、やはり3ヶ月経った今となっては、狭さがストレスになったり、違いがやはりストレスになったりしている模様・・・。こんな時期は、黙って家で自分なりに楽しんだほうがいいようです。大間のまぐろが手に入るならば、家でそれを食べたほうがいいような・・・。しかも、量を食えなくなってきているので、もう充分だし・・・。飲酒ももう相当に疲れてきており、西さんが家で晩酌をしているのを見ているだけで、けっこう疲れています(爆)。どうしたんだよ、私・・・。西さんは、1年365日の中で、4・5日しか休肝日がないヒトなのですが、つい最近、先々月くらいに、6日続けて断酒をして、自分でたいへんに驚いていました。私は、11月はおそらく4回しか飲まなかったかもしれないです。記録に残る少なさですが、なんだかコレでいいような気もしてきました。もう日本人平均の生涯飲酒量の6倍くらいは飲んでいるに違いなく、身体を傷めてもしょうがないし・・・。が、西さんは少しさみしそうで、母がたまにつきあっています。

贅沢な休日の過ごし方に欠かせないのは、やはりお風呂なのかもしれないです。ここはマンションなので、ユニットバスで贅沢ができないので、出かけて行くしかない模様。母いわく、ちょっと電車に乗れば健康ランドやすごい設備の銭湯が山ほどあるらしい。それがいいかなぁ・・・。

本は図書館で山ほど借りられるし、20冊をだいたい10日で読んでいるので、今のところのペースは1日2冊。ドラマを毎週見るのが億劫なので、『嫌われ松子の一生』も予約しました。なんだかみんな読みたいらしく、予約しないと読めない・・・。TVも極力見ないようにしているのですが、母が横で見ているので、本を読みながら顔を上げて見てしまっています。日本に戻って思うのは、やはり日本にいたら私にはネットは必要ないな、ということ。携帯も必要ないし・・・。内側にこもる性格だとは自分で思ってはいないのですが、他人に自分の居場所や今この瞬間にしていることを曝すような状況に、自分を置くのはどうもイヤみたいです。

ひとつ思うのは、テニスができたらいいな、ということなのですが、テニスコートの使用料は高い。市がやっている施設でもけっこうするのでした。アメリカでは、中学や高校のテニスコートをタダで使わせてもらっていたので、なんだかこのギャップに愕然としています。

西さんが台湾に毎月戻らなくていいようになったら、このへんの山登りをしてみるのが、ひょっとすると休日の贅沢な過ごし方なのかもしれません。そのためには、アメリカに置いてある登山用の杖を持って帰ってこないといけない・・・。ヘルニアで椎間板が2枚ないので、長く歩く場合には持っていたほうがいいのです。あとは、睡眠用に、日本では「トルゥースリーパー」として売っているあのマット。私はアレをもう4年か5年使っているのですが、アレがないとやっぱりダメかもしれない。日本での値段は、アメリカで買った倍以上だ・・・。あるんだから他の荷物といっしょに持ってくるのがいいかもしれない。が、問題はカリフォルニアキングサイズなのである・・・。半分に切るとツインのサイズなので、職人さんに切ってもらおうかな・・・。あれがあれば、休日がなくてもけっこう贅沢な気分に戻れるのかもしれないです。

うーん、やっぱり貧乏性な私は、贅沢な休日の過ごし方がわかっていないようだ(爆)。