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追い詰められる理由

02/02/2008 06:00:00

思うに、私が追い詰められた気分にならなくなったのは、ひとつに大人になってしまったということなのだろうと、少しさみしくもあり。もうひとつには、私は他人の尺度に従って、自分の目標を設定しないがゆえに、他人に有言実行を目標だと言っても、あまり本気に思われていないからなのではないか?とも思い当たる・・・。きっと私と知り合ってごくごく初期段階の人々は、「この人、何言ってるんだろう?」と実際はあまり内容を飲み込んでいないのかもしれない、と、ここのところ、子どもの頃とは違い、ようやくわかってきたという、情けないかもしれないのだけれども、まぁ、今わかってよかったよな、というところ・・・(汗)。世界はグローバルになっていくものの、実際の人々の心の大きさというのは、同様に、比例して、大きくなど、寛くなど、なってはいないような気もしているのである。

追い詰める:逃げ場のないところへ追い込む。
逃げ場:逃げたり隠れたりするのによい場所。逃げ場所。
逃げる:(1)つかまらないように走って去る。(2)危険な状態や具合の悪い状態から抜け出す。(3)面倒なことに近づかないようにする。関係することを避ける。(4)スポーツなどで、先行を保って追いこされないようにする。(5)正しい方向・状態からずれる。
隠れる:(1)物の陰になって見えなくなる。(2)人に見られないようにする。ひそむ。(3)俗世間を逃れ山里などでひっそりと生活する。隠遁する。(4)多くの人に知られずにいる。(5)(身分の高い人が)死ぬ。(6)庇護される。守られる。

私はかなり早い時期に嘘をつくのを止めてしまったのですが、躁鬱病のせいで、物事を大げさに言う傾向はあり、他人にとっては「夢物語」と思えることはあるようです。たとえば英語。「脳障害がなければ、誰でも話せるようになるよ」というのは、なんだかガセネタだと思われているような・・・(汗)。その次に来る言葉が、「本人がやる気になってコミットすればね」というのを忘れてしまっては困るんですが・・・。しかも話し方が英語式なので、先に結論を言うことが多く、真ん中のプロセスを補足しないで、最初のインパクトを主に聞いてしまった人には、やはり私は大法螺吹きなんでしょうなぁ・・・。

それでさらに思い当たるのは、私は追いかけられるような目標や理想を設定しないので、逃げる必要もなければ、隠れる必要もなく、期間も現実的に設定しようと心がけており、長い時間がかかるだろうと予測している「生涯学生」に関しても、この4月からは7ヶ月のSunday Student稼業は始まるし、プロセスは自分の頭の中に入っているものの、それをわざわざ報告しなければならない人などは、おそらく西さんくらいかと・・・。報告したい人はたくさんいても、相手の方々にその気がなければ、その長いプロセスを理解しようという気持ちにもなっていただけないので、やはりここでも大法螺吹きになっているのかもしれず・・・(汗)。

ここにこうして長らくエッセイを書き連ねているのですが、私が一体ナニモノで、何がしたくて、どんな人間なのか、はまだまだ伝わっていないですよねぇ・・・。私としては空想の読み手を設定しているのですが、実物は校長センセやぱるちゃんにしかお会いしたことがなく、やはり書き方の限界が理由で、さらに書く力量が限界もあり、まったく伝わってはいないと思うので、大法螺吹きで終わりそうだな、とは思う(笑)。

昔むかし、鬼ごっこをよくしたと思うのですが、あれはやはり逃げてばかりでは成り立ちません。小学校3年のときのドッヂボールの全盛期に、先生だったかお姉さんかお兄さんを持っている友だちだったかに、『攻撃は最大の防御なり』と教わって、「うーん、それはほんとだなぁ・・・」と唸って以来、私は逃げることはやめようと思いました。ただし、父親がゴルフクラブや布団叩きやサンダルなどを持って追いかけてきたときは、逃げていましたが(爆)。だって、実際の鬼ごっこでも、鬼になった人から逃げてばかりいては、やっぱり追い詰められてしまうんですよね。何か攻撃をしないといけない。鬼が境地に嵌まるように、仲間を助けたり、鬼が続けて鬼になるような何かを仕掛けていかねばならない・・・。単純なゲームの中にも、人生はどう生きたほうがいいか?というヒントは隠されていたんですなぁ。ドッヂボールはもう少し高度になっており、球技なので技術も必要ですが、円陣をコート内に作って追い詰めることができれば、敵チームの人数は減らせます。

でも、今は誰かを追い詰めたりはしたくないよなぁ、と思う・・・。さんざん遊んできてそう思うのだから、やっぱりこの気持ちは大切にしないとなぁ、と。この年齢になるまでに、いろいろな人を意図的にではなく傷つけたとも思うのですが(あ、ひょっとして意図的なことはいくつかあったかもしれない・・)、今はやはり誰かを不必要に傷つけたくはないと思うし、追い詰めたくもないと思うんですね。

だから、英語の宿題は最低限にしかしないし、予習はしてもらわない。自分にやる気がなくて来ない生徒さんを無理やりは追いかけない。ゆとりができたら来るでしょ、程度な緩やかな態度です。私が私のために英語をやっているわけではないですから。私はお金のために英語を手段にしているだけですから。

ただ少し苦笑できるのは、私は時折、「隠遁生活をしたい」とつぶやいたりします。ひとりになる時間がなくなると、本当につらいらしいのですね。だから、ヒトから離れた暮らしがしたくなるわけです。一定量のつながりがないと生きていけないくらいの弱っちい生命体でしかない私が、なぜかそういうことをたまにほざく・・・。私のイメージは、吉田兼好から発しているのですが、彼がまったく隠遁生活らしからぬ暮らしをしていたことは、大人になってわかります。古文や漢文は苦手だったんだよなぁ・・・。興味が持てなかった・・・。だから中学生当時は知らなかったよ・・・(汗)。しかも、彼の時代はいいとして、簡単に死ぬこともできず、簡単に殺されることもなく(今の日本には戦争がないから)今の世の中で、執筆業やら著作権関連やら、発明やら、不動産賃貸などがなければ、仕事をしないで、ずっと生きていける職業などはおそらくないです。会社の社長や役員などになり、他人を働かせるだけで自分は出社しない会社などは、すぐに潰れますから・・・。ということは、私が隠遁生活をするなんてことは、到底できるわけもなく・・・←わかっているから、どうやら今があるらしい(笑)。

やはりバランス問題なのかなぁと思えますが、いい加減すぎる目標を、自分なりの厳密さで持っているうちが華なのかもしれない。生徒さんたちの中で、TOEFL,TOEICの点数と時期を決めてしまっている人たちは、直前になると追い詰められています。あ、そうでもない人はけっこう出ていますが・・・(目標時間前にスコアをクリア、という意味)。受験もそうです。時間が豊富にあるわけではなく、追われる。

私は生涯学生でいたいので、脳が活性化し続けることが何よりも長いことを望んでいますが、もしもそれがいつかダメになったら、アートクラスやコーラスでも何でもいいんですね。学ぶということが大切だというだけで。学生って、本当にいい稼業ですもん。なので、追い詰められることはないような気がします。

あ、でも日々に盛り込まれているテストですか・・・。あれは追い詰めているのは自分であり、決してテストそのものや学校や先生じゃないですね・・・。大人になるとそんなもんです。他人のせいなんかではないですね。しかも、私は自分を追い詰めるのは好きで、西さんもかなり好きなようで、その状態のことを『ひとりSM』と呼んでおり、いつもエンジョイはしています。西さんはそうでもないところがありますが、結局その方法を変えないところを見ると、かなりエンジョイしているからこそ止めないんでしょうねぇ・・・。

あれ?そうなると、みんな同じなのかなぁ・・・。誰かとか何かに追い詰められているわけではなくて、自分で自分を追い詰めているんでしょうか?しかも、納得して・・・?うーん、すべてがそうでもないと思われますなぁ・・・。

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