適職を探し続ける

06/24/2008 にアップした文章です。

 

最近強く思っているのが、かなり多くの人々が、すでに就業していつつも、まだまだ転職を考えるようになっていること。これは欧米化のいい傾向の顕れなのか?それとも日本の安定した社会制度や文化が崩れたがゆえのBad Signなのか?と、考えているところです。私は、そもそも「どこの馬の骨」であり、高校進学のときも、大学進学のときも、留学のときも、両親共に「ええええ、行くのぉ!?」と驚かれていたわけで、今、オマケや奇跡に近い教育を受けたあと、波乗りをするように悠々と暮らしているのですが、将来への不安感はそういった意味では、特になく・・・(ないといけないと思うんですが、今まで何とかなってきているので、今後もきっと何とかなっていくと思っており、最大のネックは年齢による就業年齢の制限くらいかと・・・)。

 

自宅でのレッスン展開に移行しようとしている最中ですが、それもきっとどうにかなるんだろうと思っており、HP作成については、西さんにかなり依存してはいるのですが、外注してしまうと力が入りすぎてしまうので、まぁそれでいいだろうと。私の体質としてオトクなところは、未だに中古のコクヨ製のホワイトボードをまじまじと見て、かなり歓べるところなんですよねぇ。小学校の頃、黒板が欲しいとねだった私に、母はつるつるの合板を買ってくれて(いたずら書きが過ぎて、大家さんに土下座してもどうにもならないくらいに、壁という壁、ふすまというふすまがダメになったという経歴があったので)、それにチョークやクレヨンで書いては消し、消しては書き、という日々を過ごしていたのです。まさか、このようないい持ち物が手に入るとはねぇ・・・。新品で12万の品を、中古で3万で手に入れたというのも、誇りのタネです(笑)。ほぼ新品に見えますしね。

 

今後どのような仕事をしていくのか?というのは、もうあまり迷いはなく、あちらから来たらやってみよう、という心持でいます。カウンセラーの仕事ができたらいいと考えているのは、時給換算すると高いことで、年齢制限がカバーできるだろうということや、若い頃よりもいい職業なのではないかということ。さらに、アメリカでせっかく勉強したんだから、日本の資格をひとつくらい持っていてもいいだろうということですね。英語学校を作って、カウンセリングの資格を持っていたとしたら、やっぱりキャリアカウンセリングから親子カウンセリングなど、多岐に渡って信頼度が増えますし・・・。

 

と、私のことはどうでもいいのですが、全般的にみな、今の仕事への満足度について、いろいろ考えているんだなぁ、と。私は、仕事についての考え方は10代の頃から今の今まで、ほぼ変わっていないです。基本姿勢というものを、実は知っているようで知らないのが現実なのではないかと、疑いを持ち始めているところ・・・。

1.生活の糧としての機能を果たすこと>要するにそれなりのお金が得られる。

2.今の能力に見合ったもの、あるいはそれ以上の金銭を得られる仕事>下はダメだということ

3.企業や会社が提示している福利厚生については、アテにしないこと>世の中が変わっていくことを見据えていたし、私個人がひとつの会社でしっかり長く働けるとは到底思っていなかったので

4.生きがいややりがいの前に、まともな社会人としてプロフェッショナルな仕事をすること

 

今でも、この4つの基本的な考え方は変わっていません。このあとに来るのが実際は、適性ややりがいなのではないかと思っているのです。

 

1. のためには、いくらあれば、毎月暮らしていけて、もしものときのための貯金ができるのか?がわかっていなければ、希望収入すらわかりません。相場だけを見ていたり平均を見ていたりするだけは見えてこないものです。今住んでいる地域の情報がわかっていることや、1ヶ月や1年の自分の消費生活がどのようなパターンなのかわかっていることが大切です。実際、そのために小学生の頃、お小遣い帳をつけさせられたと思うのですが、実は持っているだけ使ってしまったり、出納の概念があまりできていないまま、お金は親御さんや誰か(いっしょに住んでいる恋人やルームメイトなど)とごっちゃにしたまま、依存体質のままでいる人々もかなり多いのではないかと思うのです。

 

私は、そういった傾向がありつつも、生活費は高校生の頃から強制的に入れさせられていたり、学費は浪人していた頃から自分で支払っていたので、渡米してからもかなりラクでした。大人になった今でも、たまに母のチェックが入りますが(苦笑)、どんぶり勘定が見事に辻褄が合っているのが不思議でなりません。希望収入もしっかりわかっていて、私の場合は貯金にバンバン廻しているのですが(欲しいものがものすごく少ないんだよね・・・)、豪勢にごちそうしたりもするので、それほど貯まってはいません(笑)。

 

2. についてもリサーチが必要です。どの程度の能力があれば、これくらいが妥当だという相場に、自分の能力がついていっているかどうか?の判断が必要ですよね。就職活動のHow to 本というのがたくさん出回っているそうなのですが、そんなものは他人に言われなければわからないのか・・・と私などはびっくらしてしまうのですが、私は会社勤めをしようと思ったわけでもないので、まぁ、気軽すぎて考えて「当たって砕けろ方式」しか採用してこなかったからなのでしょう。それでも何とかはなるんですけども・・・(汗)。私は、高すぎる売りは反対ですが、将来性も含めた自分の売り方は必要だと思っています。なので、見合った相場以上のところで、プレッシャーを少し掛けられつつ仕事をしたほうがいいと思っているのです。

 

とはいえ、私は今、相場よりも安く働いており、だからこそ自宅でレッスンを開始しようとしているわけで・・・。派遣や紹介業というのは、考えてみると、便利な世の中にはなりましたが、途中でピンハネをする(Pimping)ので、女衒商売と特に違うわけではなく、昔からそれほど汗水流さずとも、他人の上前を撥ねる職というのはあるもので・・・。それはどんな会社にも言えており、製造業にしても、売値-(原価+労働コスト+輸送コスト+広告費 etc.)の残りは、会社にプールされることになっているわけですものねぇ・・・。最終的には独立を目指したほうがいいよね・・・というのは、私の口癖です(爆)。

 

3.については、これだけ世の中が変わっていることを考えればわかることで、Stock option(株を支給してくれてボーナスとするところ)なども、昔はよかったんでしょうが、浮き沈みが激しくなるとそれほどの特典でもなく・・・。健康保険にしても、私は会社勤めをしたことがないし、アメリカでものすごく高い健康保険を支払ったことがあるので、特にそれは「生活費」として考えれば、自由度が高いほうがいいなと選択してしまうのです。が、保障や保証があるというのは、幻想ではなく、ある程度の期間だと読めているのであれば、大切なことかもしれません。年金などはアテにできませんから、自分で養老年金保険を掛けておいたほうがいいですぜ・・・。

 

4.については、どうもこれを強調するヒトが多いのには参っています。自分がやりたい仕事よりも瑣末で単調で繰り返しが多く、能力が高くなくともできる仕事において、プロフェッショナルな態度や仕事が身についていないのであれば、きっとそれ以上の仕事ができないチャンスは多いわけですよ。そこをわかった上で、一部の芸術などの仕事以外では、まずは与えられた仕事をプロとしてこなせるのか?を鑑みていただきたいと思うのです。私は、どんな仕事でも相当に楽しめるので、ただし、長くこれだけをやれと言われるとノイローゼになりそうなので、会社勤めをしてきませんでした。同じメンツだったりしたら・・・と思うと、怖くて仕方ないですし・・・。

 

適性や生きがいややりがいなどを考えるのは、「夢」「段階的学びやステップアップ」としての転職は、まずはこの4点をクリアしてから、といつも生徒さんには言っています>英語を使った仕事がしたい!と漠然としたままで来る人は多いのです。転職組はもう少し固まっているかもしれませんが。

 

適職などは生涯探し続けてもいいんじゃないかと思っており、そんなに簡単に天職にめぐり合えた!と思っているヒトには、私はむしろ敬意を持てないです。自分を知るということは、それほど果てしない旅路なので、そんなに簡単に天職にめぐり合ってもらっても困るだろう、と(笑)。適職は、探し続ける手もありでしょう。宝探しみたいなもんです。いつか、生きがいがお金になるとうれしいなと思えれば、この先もスキルアップしていくのが、きっと楽しくなるというものです。

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