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紀久美先生へのQ&A~心理学講座編~その60

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Q60.

女性が強くなったといわれて久しいですが、最近の草食男子についてのご考察をお願いします。

 

A60.

草食男子の定義がいまいちわかっていないので、早速検索(笑)。

草食系男子の定義は論者によって異なる。深澤真紀は、「草食男子」を、『恋愛に「縁がない」わけではないのに「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」』と定義した。森岡正博は「草食系男子」を、「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと」と定義した[7]。牛窪恵の定義は深澤の『平成男子図鑑』の論旨とほぼ同様[8][9]。森岡は、その後、「草食系男子とは、心が優しく、男性らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」と再定義した[10]。
パートナーエージェントが30代未婚男女400人を対象におこなった調査によると、「どちらかといえば草食男子」(61%) 、「完全に草食男子」(13%)と、「自分は草食男子」と思う男性は75%にのぼった[11][12]。
https://tabi-labo.com/219874/herbivory-boy 10の特長

進化心理学的に解釈すれば、実際、女性はずっとずっと強かったと思いますよ、生物学的には。ただ、社会学的にどの程度前面に出てこられるようになってきて、それが社会的に認知されてきたか?というような流れのような気がしています。

昔は多くの男性が、肉食が理想とされていたので、その「芝居」をしていたが、今は社会が容認してくれるので、素のまま立ち居振舞うことが可能になってきたのでしょう。

それは、DVもハラスメントも幼児虐待も児童労働も同じようなもので、昔からずっと存在していたものへの「価値の付け方の変遷」だと思ったほうが賢いかもしれません。

ここで、そもそも多数結論についての自分の立ち位置はどうなのか?ということを考えていくほうが、心理学的には有効です。私はそもそも多数決を採ると少数のほうに、ほとんどのものが属してしまう派なので、それについて10代は思い悩んだ時期もありましたが、今は達観まで行けている感があります(笑)。

この数値の75%という統計学の取り方はいかがなものか?と思いますが(笑)、たぶん未婚がゆえに、社会から刻印されている前提について、自分の意識と行動を正当化したい傾向が見えているんじゃないかという予測も立ちますし、多数結論に寄ってしまう言動を取りやすい日本国民の傾向なのかなぁとも予測が立ちますよね。

なので、自然の摂理として、二進法の ある・なし、二元論・二極論の論争は怪しすぎる!というのが、私のテイクです。二択ではなく、5択や10択など、もう少し繊細なアンケートの取り方しないとね(笑)。

生物学的には、おそらく女性のほうが原性なので、強かったと思いますよ(笑)。