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いつになったらさみしくなるか…

別居することはまったく迷いませんでした。なんて冷たい?うんうん(笑)。前々から西さんは「うわぁ、アメリカもこんなに長くなって、まだ身体が元気なうちにいろいろ見てみたいし、いろいろなところで仕事をしてみたいなぁ」と言っていたので、この日が来るのはわかっていました。そして私は西さんに合わせた人生設計をしているわけではないので、もちろん学校を心ゆくまで終わらせようと思っていました。なので、その時期というのが来たら「もちろん別居♪」というのは最初から決まっていたようなものです。

私が西さんと出遭ったのは、英語学校にまだ行っていた頃の最後のほうで、酒飲み友達になり、徐々に話すうちにいっしょに暮らすことがとんとん拍子に進んでいき、私たちは自分たちの都合の真ん中をいつも選んできました。身体は2つや3つに分かれないので、父が日本で具合が悪くなったときにも、すんなりひとりで日本に帰りました。このときにはまだ結婚はしていませんでした。

「帰りたかったら帰ってくればいいし、日本で暮らせると思ったらそれもいいんじゃない?」というあっさりした西さんに見送ってもらい、荷物の半分以上を預けたまま、日本に帰りました。アメリカ西海岸生活はそこまでで4年半経っていました。1年と3ヶ月、私は日本にもう一度フィットする努力をしたのですが、Beyond My Control(私のコントロールを超えたこと)でした。

その1年3ヶ月で西さんその人が恋しかったことは何度かありましたが、1度遊びに来ましたし、父の闘病をはじめ、葬式やその他の仏事で忙しかったことや、四十九日を待たずに働き始めていたので、夜な夜なアル中を発揮していてそれほどさみしくはなかったのです。しかもうどちゃんが日本にいっしょに来てくれていたし、かん太というネコも日本の筑波学園都市で拾ってしまったし、いろいろ感じ考えることのなかでさみしさやつらさにぶち当たることはあったにしろ、「西さんがそばにいてくれないと生きていけないぃぃぃ」ではなかったのです。

西さんもたまにはさみしかったのでしょうが、この先生涯逢えないわけでもないし、1年3ヶ月のあいだに1度逢ったし、もともとアメリカに戻るつもりではありましたが、日本に残るというオプションはまったく魅力がなくなり、どんどん「やっぱりアメリカに帰るよぉ」という気持ちになっていたので、それほどの切迫感やさみしさにさいなまれることもなかったようです。

今回はあと1ヶ月ほどで居なくなるのですが、どうもリアリティがないくらい準備に忙しく、いったいいつになったらさみしくなるのだろう??と昨日の夜、ベッドに入ってから考えてみました。まったく自己中心的だと言われてしまいそうですが、西さんは日本でビザ待ちするあいだに行ける飲み屋さんを楽しみにしているようであるし、ギアさえ手に入れば日本の山登りもしてみるようなつもりらしいし、久々に逢える人もたくさんいそうだし、わくわくみたいです。実際、日本に出張に行っても特定の仕事関係の人に遭遇するだけで、友人に逢えたわけじゃないですからね。飲み屋さんもそうです。仕事関係の飲み会はあったものの、お友達と飲む機会は片手で数えるほどしかなかったし、私の母が西さんをたいへん気に入っているので連れまわして貴重な時間を割いたりしました。

ビザがいったい何ヶ月くらいで下りるのかはわからず、私も自分のビザを学生用に切り替えに行くので、東京のどこにそのあいだ住むのかもわかっていません。独身寮なんかに西さんが「お邪魔しまーす」などと入ってしまったら、私は弟のところ、母の住む実家に行かねばならぬしねぇ。マンション借り上げてくれるという噂もあるのですが、冷蔵庫やその他の高い電化製品を数ヶ月のために揃えるのもやたら割高だし面倒だしねぇ、とアタマは痛いところです。

その後、私がビザを書き換えてこちらに再帰国したあと、いったいどれくらい経ったらさみしくなるんでしょうか?

もちろん今回もうどちゃん・ハイジ・タンゴは私といっしょです♪留学生のOくんも予定ではあと1年弱は学校があるし、ハウスシッター兼キャットシッターを私が日本に居るあいだしてくれる予定です。私が復学するのは5月の中頃すぎなので、引越しの片づけをして、日本から戻って時差ぼけを取ってから本格的な引越しあとの生活準備を整えるのに、たぶん1ヶ月あります。足腰が万全になるようなリハビリが終わったら、エクササイズもやるし、今ちょっと考えている食生活改善大計画にも12月に引っ越しを終えたら着手するし、1月には西さんが引き継ぎのために2週間出張に来るのでばたばたするし、何かとすることがたくさんあって、どうも6月まではさみしくならないような気がしているのですね。

うーん、冷たいだろうか?

だってね、日本から戻ってすぐってとってもしあわせなんだもん。100円ショップで買ったいろいろに囲まれて、ネコたちに話し掛けながらいちいち袋から破いておろします(爆)。さらに乾物を武蔵野市場というところで大量買いするので、食品庫キャビネットを見るたびにしあわせで、さらに詰め直しなんかしてしあわせだしねぇ。「きゃぁ、時差ぼけだぁ♪」とか言いつつ、日本とアメリカの空気や水の差を考えてさらにぼーっとしてしあわせなアジャストをしていて、けっこう身体と脳みそは忙しいしねぇ。ネコたちとの再度のスキンシップも予断を許さないし♪日本に行くと太るからまたエクササイズに忙しいでしょ(爆)←やっぱり和食はいいですなぁ☆

そして5月の中頃から、1年以上休学していた状況を考えると、ドライブで通うことも机に座ることそのものもみーんなそれなりにたいへんで忙しく楽しいんじゃないか?と思うのです。サマースクールというのはちとふだんの学期と雰囲気が違ってふわふわしているので、復学時期としてはなかなかちょうどいいのですね。全米から招かれた教授たちが来ていて、世界各国からの聴講学生がたくさん来ていて、少し開放的な感じです。ヨーロッパの言語やアジアの言語がふだんよりもキャンパスで聞くことができて、授業はタカタカ進むのですが、成績をあまり気にしない生徒のなかに囲まれるので何となくまだ少し緩んでいられる感じです。

それが終わるのが8月の第3週くらいなので、やっぱり期末試験は締まっていることでしょうし、そのあとに本格的な学期が始まるので、うーん、きっとさみしくなっている暇はないんじゃないのか?と。

そして留学生のOくんが、編入するための学校に願書を出すための書類を揃える時期になり、帰国の準備をすることになります。そのあとの大学と大学院のお金を捻出するために日本に出稼ぎに帰るわけです。これもかなり念入りに計画してから行くと思うので、それを練っているだけでかなりわくわくうきうきなんじゃないか?と思います。

だから本格的にさみしくなるのってきっとまる1年後くらいなんじゃないか?と…(汗)。

物理的に留学生のOくんが居なくなって本当に久しぶりにひとりプラスネコたちになり、それでようやくさみしくなるんじゃないかなぁと思うのです。それまで西さんの赴任先にも「遊びに行こう♪」なんて思わないんじゃないかなぁと。あ、ちなみに東南アジア(たぶん台湾かなぁ)にいっしょに行きたい人募集します(爆)。1年後までに積み立て貯金してください♪あ、こちら西海岸に遊びに来てくれてもいいです。(航空チケットは倍くらいするのかなぁ、きっと。)留学生Oくんが居なくなったらすごく広いところを私とネコ3人だけで占領しているので、いつでもお泊りに来てください♪休みに合わせてくれればご接待いたします☆

ということで、世にも冷たい名ばかりの妻は、いっそのこと離婚なんかしたほうがいいのかなぁと西さんに聞いてみました。「うん、それでもいいよ」とのことでした。「まぁ、徐々にさらに西さん関係の人々とおつきあいしなくなれば、Fade Outするって作戦もできますなぁ」とひとりで微笑んでいた私でありました。別にねぇ、離婚したって西さんとは生涯つきあっていくんだし、関係ないねぇ、と。

というわけで、西さんも私も、別々に生きていくことをたいへん楽しみにしていて、さみしさのカケラも今のところはまだありません。空港でHugしているところを想像するとちょっとさみしくなるのかなとも思いますが、「さみしいよぉ。やっぱりついていけばよかったよぉ」とおいおい泣くなんてことは金輪際ないぞ、と自分を振り返ってみたところです…。

やっぱり冷たいかねぇ…(汗)。

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