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ため息

08/22/2006 にアップした文章です。

 

ため息:心配・失望・感動などの時に思わずもらす大きな息。

自分がため息を頻繁に吐いているかどうか、意識したことはありますか?私には根気があることは、何度か書きましたが、西さんのため息を1時間単位でカウントしたことならあります。28回もされたんじゃ、部屋の中の二酸化炭素が濃くなってしまうと思い、窓を開け放った記憶があります。それを彼に言ったか?言いませんでした。

Monkish(前エッセイ、Monk, Monk Season 5とリンク参照)な私は、数を数える作業がかなり好きです。パチンコに座っているときも、1000円でいくつ出玉があるか、何回転するか、などなどいろいろ数えており、その数字を忘れてしまわぬよう真剣にやっています。当たったときにも大げさに開いてくれる窓に何個の玉が入るのか、だから出玉がいくつなのか、など、けっこういやらしく細かく数字をいじっているのです。勝因なのか、ただのMonkishなのか・・・。数えられる物事はたくさんあり、私の脳は起きているときはほぼ止まることがありません。そのせいなのか、どうしてもため息も数えてしまうわけです・・・・。

これは、ため息をついている側に弊害があるのか、それとも数えてしまう私に弊害があるのか、を考えると、当然、私のほうに弊害がありそうです。なんたって本人はそれほどため息を意識していないわけですから。

ため息のメカニズムについて、日本語でHPを探してみたのですが、コレ!というものがありません。英語では、医学サイトに詳細があるのですが、あんな膨大なものをここに掲載し、訳したくもありません。赤ちゃんに学ぶため息学なのですが・・・。

まずコレを。http://blog.nnfh.net/?eid=109149

ため息をポジティブに使う方法を紹介しているように思えるのですが、「なぜため息が出るのか」を詳細に説明してくれていません。簡単に言えば、『酸素不足』なのですが、体内で酸素は何に使われているのかをピンポイントしなければ、その重要性に繋がりません。血液で酸素を各部位に運び、エネルギー化するために不可欠で、機能するためには酸素なしでは成立しません。足りないがゆえに、それを補う反作用としての対策としてのため息が実在するのですが、他のサイトでは、「どんどんため息をつこう!」「ため息をついて健康になろう!」「ため息をつけば鬱にならない」などなど、かなりめちゃくちゃなことも書いてありました。呼吸や酸素のような基礎的なものについては、ピンポイントできない・しづらいということで、適当な知識が蔓延しているようです。

不足を補うのが目的ならば、あくびのほうが効率はいいんじゃないか?と考えることはないのかなぁ。http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/healthnews/100/020/k724/index.html ため息にはコレほどの説明が書いてある医学的見地から見たものは、日本語では載っていません。素人でけっこう調べて書いているサイト http://blog.livedoor.jp/doorsjapan/archives/16562130.html

ため息つくくらいだったら、あくびしたほうが酸素は入るよ?生物学的に見ると、あくびをするほどの酸素不足でもなく、が、身体が気づいてしまうほどの低酸素状態なのがため息。あくびは80%ほどの人が感染る(うつる)と意識しているが、ため息はそれほどの数値になっていない。

なぜなのか、をここで考えるのはまたおもしろい・・・。

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2004-08/aps-ism081204.php 赤ちゃんのうちには、ため息の役割は「呼吸をリセットするためにため息をする」というリズムや法則性のためだという証明がされてきましたが、もうひとつ新たに「ためいきは肺機能の発達を促すため」という説も学者が手をつけています。が、2年前からここまででまだ証明しきれてはいません。

英語では医学掲示板にこんなのが載っています。おもしろく読んでしまい、その後、心理学を結び付けているので、またもやいろいろなサイトに飛んでいき、読み漁ってしまいました。興味は尽きないのね…。http://www.madsci.org/posts/archives/2003-08/1060789106.Gb.r.html コレによると、ため息は、1.低酸素への反応 2.感情としての反応・表現 3.ストレス発散(2.の理由による)とだけあり、実際問題、ため息について深く深く研究している生理学の学者はオンラインでは見当たりません。ねらい目なのかもしれない・・・。しかも、ためいきには感染はない、と英語サイトにはあります。低酸素状態と部屋全体(複数の人間が同じ空間で酸素をシェアしている状態)の酸素欠乏状態に差がありすぎるためです。

じゃ、やっぱり感情的なものに突き動かされている場合が多いんだよ・・・、ため息。

私はため息派ではなく、あくまであくび派です。くしゃみもやたらとおっさんのようなすごいのを1日数回するのですが、あくびも寝る間際には爆発的な回数をします。「素直な身体なんだねぇ」とよく感心されますが、本当に脳がから揚げ状態になるまで眠らないようにしているので、自然とあくびは出てしまうのでしょう。

私がため息をつくのは、自分のことについてではなく、涙同様「他人がやっちゃってくれたことについて自分にはコントロールがない場合」が圧倒的に多く、ここでも法則性は出ています。自分が哀れだったりつらかったりしたときにため息はつかないのです。が、パチンコでため息をつくことはたまにあり・・・。たぶん、あの喫煙率の高さで低酸素状態が作り出されているからではないかと思うのです。さらに、出ない状態が続くとそうなるのかもしれない。そんなとき、自ら好きでやっているバクチを引き受けない自分がおり、思わず台や状況に悪態をつきたいのを我慢しているので、なんだかため息になってしまうのかもしれないです。反省・・・。が、カジノでもパチンコやでも圧倒的にあくびのほうが回数は多いです。

ニュースでネガティブなものを見せつけられるとため息が思わず出ることがあります。が、上記と同様で、「他人に起きていることで自分にはコントロールがない場合」に当てはまるので、法則はここでも通用している。

ため息をどこでつくか、どのようなときにつくのか、どんな心理状態のときにつくのか、何回ほどつくのか、などなど、その人がどんな人間であるかを見るバロメータとして、また追加できることが判明しました。心理学でもため息観察統計は出してみたほうがいいでしょう。まだ誰も手をつけていないとしたら、学生さんのあなた、チャンスよ♪

そして、9月になってから、西さんのため息が増えているか減っているか、どんなときにため息をついているか、メンツは誰がいるときに最も多くやっているか、などなど、私はまた興味津々で見てしまうのです。できることならば、商売がうまく軌道に乗りまくり、まったくため息が出ず、疲れるまでへとへとになった西さんがあくびをして、そのまま寝るところを見たいところです。

 

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