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ゆるやかな1日

05/17/2008 にアップした文章です。

 

昨日は不思議な1日でした。神楽坂で面接があり、そこでいい話をけっこう聴いて、時間が中途半端なので、新宿で時間を潰し、レッスンに行ったのですが、1コマめの生徒さんは6月16日渡米が決まっており、昨日が最後のレッスンでした。そして、1時間半空いてしまっていたので(ふだんはこの時間が高校生の女の子のレッスンなのですが、今、修学旅行中・・・)彼女とインドカレーを食べて送り出し、英検準1級の高3の男の子の授業を2コマやって、またもやキャンセルを食らってしまい、ちょうど学校に自主学習に来ていた生徒さんと話をしていたのです。そして、時間が来たので、彼女とビールを飲みに行った・・・。うーん、遊んだ感が強い1日であった・・・。

 

そして気づくと、昨日着ていたスーツのおなかのあたりがきつかった・・・(汗)。ここのところ、確かに飲み食いに走りすぎているかもしれない・・・と反省。

 

本当は死ぬほど掟破りなのですが、その6月16日に渡米が決まっている看護師さんをあと5・6回ほど、自宅にて英語レッスンをしようと思っているのです。文法や細かい文化的背景やListeningの妙などは、行ってから死ぬほどやることになるのでいいのですが、自分が言えないことを最低限言うことだけはできるようになってから、コツを掴んでから出してあげたいと思っているのです。が、彼女からはレッスン料など取れないので、インド料理を食べたあと、「お金のことなんて気にしなくていいんだからね」とエレベーターのドアが閉まる寸前に言っておきました。無料でやるので、私が今教えている学校の規則を破ったことにもならず、彼女を万全手前くらいな気持ちで送り出すことができるためがんばって、天才バカボンの父のように、「これでいいのだ」と最後に言いたいわけです。

 

最近無料レッスンが流行っています(笑)。これも、一人前の英語講師になってきた証拠かと・・・←もっとビジネスに徹しなければいかん!とプロに怒られそうですが・・・。

 

高3の男の子は、帰国子女で、彼のお父様が駐在員でアメリカに2度に渡り、5年以上居たのですが、家族も連れて出たので、彼を教えるのは講師としての腕を発揮できる場もないほどで、あとは英検の要求するようなボキャブラリーを日常的に使うかどうか?という問題だけです。ただ、この男の子は、学校のスタッフも見惚れるほどかっこいい子で、「あと20年若かったら・・・」と私ですら思う子なのですよ。彼のレッスンをしている最中は、ドアや窓の外に何度か瞬間の群れができます(笑)。彼も心理学方面をやりたいとのことだし、その駐在先が、私が住んでいたところから車で2・30分ほどのところだったので、なんとなく親近感は強いのです。いやー、見ているだけで時間が早く過ぎるので、かなりうれしいですねぇ・・・←不謹慎ではあるんですが(爆)。

 

そして、キャンセルになったレッスンの女性は、仕事がどうしても終わりそうにないという当日連絡。外資系のとても忙しい会社に勤めている中、英語を身につけるとさらなるキャリアアップに繋がるので、という理由で始めたらしいのですが、やる気がフツフツと湧いてこなかったために、続けて通えなかったのです。私は1ヶ月前ほどに彼女に出遭ったのですが、それ以来は、Nativeの先生のレッスンと私の文法レッスンを並行して取ってもらっています。電話の際に、次回のレッスンを予約してもらえたので、「本当に仕事なんだ」と納得できたものの、お茶を引いているのは悲しい・・・。そこで、以前グループレッスンで教えた生徒さんが自主学習に来ていたので、捉まえて話をしていたわけです。当日キャンセルでも、時間分だけは学校にいないと、お金が出ないという不思議なシステムなわけですよ・・・。昨日は、添削物もなく、部屋に篭る必要がなかったのです。翻訳のサンプルを作ることも可能だったんですが、それは家に戻ってからのほうがPCに残せるから、という理由だけで、「ちょっとくらいはヒトのためになろう」と決めたのでした。

 

1時間と20分ほどの時間があったのですが、勉強の方法が間違っていることや、心理的バリアや、動機付け問題やら、いろいろ話していたら、彼女にも泣かれてしまったのである・・・。うーん、これで何人目なのだろうか?と思いつつ、動じた様子を見せず、話はどんどん続いたのであった・・・。

 

そして、泣いたまま帰すわけにもいかぬので、時間が来たときにビールに誘ったわけです。学校が入っているビルの地下には、ライオンがあるのだ♪ラストオーダーまで1時間半ほどしかなかったのですが、ふたりでビールを6リットルも飲むという荒業をやってしまい、今日のおなかの具合はあまりよくないです。なんだか発酵を体内に感じる・・・(爆)。軽く頭が痛いので、さきほどアイスコーヒーと共にアスピリンを飲みました。そして、母に無理を言って、朝からどんぶりでお味噌汁を作ってもらいました。母は、昨日の夜食べなかったうどんを食べてもらいたかったようですが、無理無理・・・。そして仕方がないので母がその残りもののうどんを食べています。まったく苦労を掛けてるよ・・・(汗)。

 

途中から酔っ払ってきたので、泣いてしまった彼女にとって、本当に益体のある話ができたのかどうかは、今もって謎ですが、まぁ、最後は笑って別れたのできっと大丈夫でしょう。私は基本的に楽観寄りなので、いろいろな話をしたことを、彼女が噛み締めてくれる力を持っていることを、強く信じているのです。話があちこちに飛んでしまったので、メインテーマは何だったのだ?と彼女が思ったかもしれず、それだけが危惧である。彼女はこのサイトのURLを知っているので、もしかするとこれもいつか目にするかもしれない・・・。「あー、そんなこともあったなぁ・・・」とぬるま湯的になつかしく記憶してもらえたらいいなと願っています。

 

泣いた理由は本人にしかわからないだろうし、私の考えは推測でしかないのですが、自分を情けないと思って泣くような憐憫を自分に持つことは、今後ないようにしてほしく、ひたすらけなげにがんばってきたことを、意外な誰かに見つけてもらえたヨロコビに泣けることができるといいと思うのです。もしそれが昨日の私であったならば、私は光栄ですから、何度でも褒めてあげたいと思うのです。

 

以前看護婦さんが泣いたのもそうでしたが、「がんばりすぎなくてもいいんだよ」という許可を、私が出しているわけでもなく、自分に出してあげてもいいんじゃないか?という女性は多い。いやー、みんなが私のようにいい加減で面倒くさがりだったらいいんですが、真面目すぎることで自分を追い込んでしまい、疲れ果ててしまうのよねぇ・・・。間違った選択などはしてこなかっただろうに、なぜか間違った選択肢を選んでしまったと思い込むのをやめれば、もっとラクになれるのになぁというのも、昨日、強く伝えたのです。

 

おかげさまで、こうしたいい加減を絵に描いたような私には、いい話と思えることがけっこう向こうから突進してくれてきており、帰国して1年8ヶ月が経とうとしていますが、悪くないじゃないとほくそ笑むことができています。もうちょっと欲を出して、お金を稼いで生涯学生をやる夢のために貯金をしたほうがいいのですが、今のところは無料レッスンをばらまいていてもいいんじゃないかと思っています。今日でおしまいの生徒さんがおり、彼女はイギリスに来春行くことになっています。勉強法はみっちり教えたので、これ以上のお金を注ぎ込んでプライベートレッスンを続けてもらう必要はなくなっています。これじゃ、英語学校としては儲からないので、いつか苦情が来るかもしれませんが、まぁ、そうなったらそうなったでいいですね・・・(汗)。

 

ゆるやかな1日を過ごしたあと、本日も朝の10時からレッスンです。ところが、いつもの高校生の生徒さんが修学旅行中のため、今日は午後6時にはおしまい。少しだけゆるやかが続きます。日曜日は、産業カウンセラーのあと、高1の女の子の現代社会と総合理科が待っている・・・。月曜日が翻訳サンプルの提出日なので、今日の夜はそれだなぁ・・・。昨日、遊んでしまったのでそれくらいはがんばらないとなぁと、諦めることにしませう・・・。

 

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