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他人事ではない事件たち

昨日は、死刑執行が3件あり、そのニュースを朝っぱらから見せられて、残り滓で1日モヤモヤしており、たいへんに不愉快でした。そのせいだけではなく、私は土曜日からずっと機嫌が悪く、今日もまだ回復していないので、言動には気をつけないといけません・・・。こういうヤワになっているときには、いつもとは違う、とんでもない失敗をするので、慎重に慎重を重ねなければ・・・。今朝は、愛知県の自転車通学の帰宅途中に殺害された高校生の事件を「あれから1ヵ月半」という特集をしており、なんだかウカウカしていられないニッポンを感じています。他人事じゃーないんだな、と。

 

帰国してからは、どうも「日本は安全な平和ボケの国」と信じていたところが、少しずつ崩されてきて、あと数ヶ月で2年になろうとしていますが、今や、「フツーに暮らしていても日本は危ないかも・・・」と思わされるような事件が多いことにびっくりしています。アメリカでは、フツーに暮らしていて事件に巻き込まれることは、それほどなかったのですが、それは私が幼くなかったことも手伝っています。子どもが誘拐されたり、いたずらされたりすることは多いですが、そのせいで、スクールバスを使わず、親が送り迎えをしている家庭も多いので、防止はかなりなされているとは思います。

 

秋葉原事件のように、ただ単に「そこにいたから」という理由だけで殺されるようなことは、アメリカでは学校での発砲事件やテロの爆破事件が当てはまる例でしょうか。ラッキーなことに、私が大学在学中は事件もなく、学生運動以来、警察が介在したような事件は歴史的にもなかったので、安心しつつ通っていました。駐車場でひったくりがあったりすると、すぐにガードマンによるエスコートサービスを開始してくれていたし、キャンパスバスのルートを変更してくれるなど、かなり革新的に柔軟に動いてくれる学校だったし、そのせいもあり男子学生が自らの意志で女子学生を守ろうという意識も強かったせいで、いっしょに歩いてくれることも多かったですね。そのせいで、オンキャンパスや付近での恐怖というのは、軽減されていました。まぁ、その人々がHunter(狩猟者)だったとしたら、すでにアウトなんですが・・・(汗)。まぁ、Unabomberを出してしまった学校なので、その可能性は、事件の方向性としてはもう少し壮大だとは思うのですが、ゼロではないので。

 

これまでは、駅前に住んでいることもあり、夜は終電くらいまでは安全だと思いつつ暮らしていたのですが、自宅に通ってくれる学生さんが増えたことで、その帰り道について考えるようになりました。面倒でも、一旦自宅に戻って自転車で来てほしいとお願いしたり、お父さんが車で迎えに来てくれるのであれば、バスが終わってしまう時間でもしょうがないか、と妥協してみたり・・・。

 

携帯電話会社も、Emergency 緊急ボタンのようなものを取り付けたほうがいいような気もしますが、それは誤報(ただ触れてしまっただけの間違い通報)が多くなるので、きっと無理なんだろうなぁ・・・。アメリカでは、もう15・6年前から当たり前になっていますが、家のセキュリティ会社(セコムのようなところ)が、家の壁に取り付けるだけではなく、携帯式のボタン各種がついているものを枕元やバスルームなど、自分が移動したときにも持って行けたり、首から下げられる工夫などをしており、ボタンひとつで、警察や病院や近親者などに連絡ができるツールをオファーしています。シニアの場合は、事件だけではなく、家庭内での事故が起きたり、心臓麻痺になったりするケースに、ずいぶん役に立っているようです。

 

それにつけても、子どもにGPSをつけないと安心できない世の中になってしまったというのは、本当に切ない。私は、自分が子どもを持っていないので実感がないとお思いでしょうが、生徒さんが家に着く時間までは、どうしても落ち着かないので、きっとわが子がいたら、もっとキチガイな行動を取りそうで、本当に持たなくてよかったのかもしれない・・・とつくづく思うのです。びくついたネズミのようですが、注意しすぎるということは、こと生命に限ってはないのかもしれないとも正当化したく(笑)。

 

留学をした看護師さんからもメールが来て、彼女にもしつこくセキュリティについてだけはいろいろ言っていたことをいまさら思い出しています。夏には9時半くらいまで太陽が沈まないのですが、それでも一人歩きを寮までするな!だとか、キャッシュは20ドル以上持つな!だとか、高級そうに見える腕時計はつけない!バッグを持たない!と、本当にしつこく言ったことが、今となっては私としては安心な気分で・・・。

 

危険な時間に危険な場所に偶然いたから事件に遭ってしまう、というのは、いずれ納得しなければいけないとは思うのです。たとえば、電灯のない真っ暗な夜道をひとりぽっちでトボトボ歩くなどということは、やはり自分のほうの落ち度というのも、いずれは認めなければならなくなります。

 

けれども、電車の中で切れるヒトがいて、それに巻き込まれてしまった友だちの話などを聴いていると、それはどうしても納得できない・・・と切ない気持ちで一杯になるんですね。そういったことを目撃すると、当たり前のことを他人に対して言えなくなるという恐怖心もわかる気がします。相手が中高生だったらば、携帯使用などを注意しているヒトを見たことはありますが、大人は大人を放置しているというのは、私はこれまで何度か見かけました・・・。切れられたらどうしよう・・・と思う気持ちはわかります。特に、夜、お酒が入っている人になど言えないかもしれず。

 

私は一部始終を見たわけではないのですが、ホームで男の人が男の人をものすごい勢いで追っかけていたのを、地元の駅で見たことがあります。どういういきさつだったかまったくわからなかったのですが、それを見たときには、「やっぱりあるんだな・・・」と。見物客の中の人々が話していたことから察するに、電車の中で足を踏んで謝らなかった上に、もう一度肘でど突いたというような話だった・・・。そして、車内では他人に迷惑がかかるということで、下りた男性を追いかけた、というようないきさつらしい。これってものすごく些細なことだと思うんだが・・・。

 

とはいえ、私もここのところ3日くらい、機嫌が悪いので、これほどの大胆なことではなく、かなり毒舌なことを吐いたり、嫌味なことを誰かに投げかけたりしているかもしれず・・・。そうした蓄積で、私が暴れる日がゼッタイに来ないとは言い切れもせず・・・。

 

他人事ではないなぁと思いつつも、気持ちをどうにかしてコントロールすることに集中しようと思っているのです。でも、母が、何度同じことを言ってもまだ理解してくれなかったりすることが、私の神経を逆撫でるのであります(笑)。西さんのメールが途切れたのも、なぜこの時期に(笑)。早いところHPを作ってもらいたいというのに・・・。生徒さんからのクレーム(私に対してではなく、学校に対してだったんでほっとしましたが)もどう対処していいのかわからず、特に誰にも報告しませんでした。対処が必要なことでもないと判断して(この判断が正しいかどうかが怪しいが・・・)、時間が経つのを見ようと思います。さらに、産業カウンセラーの講座でも楽しくないことが起きたりして、なんだかついてなかった・・・。が、実はYahoo!の占いで見る限り、私の運勢は昨日から3日間、続けてものすごくいいのです←信じていないところがミソなんだけどさ・・・。

 

こんなときには、きっとイラついて何か他人事でもない事件に巻き込まれてもおかしくはなく、自衛のハードルを下げていたり、むしろ招いていたりするかもしれません。気をつけよ!歩いていて自転車に轢かれたりしたら悲惨だし・・・←ありえるんだよなぁ、本を読んで歩いているから(笑)。

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