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口の利き方?(2)

05/05/2006 にアップした文章です。

自意識過剰なのでは?とよく言われるのですが、我慢して少しおつきあいいただければ、私の頭の回転の速さは歴然としています。複数のことを同時にこなさないと気がすまない先天性を持ち、それを長年続けてきたので、自然に脳みそが滑ってしまっている感じ・・・。

そのせいで、早口になり、とてもしっかりときつめの強い口調で話すことも多くなります。「口の利き方」の分類があるとしたならば、「自己満足型」と取られてしまいそうですが、実際は自己満足をしているわけではなく、伝わらないことにイライラすることのほうがずっと多いです。そのために、自分としてはおそろしい努力をして、スローにし、口数を多くし、ポイントの枝葉をつけて、懸命に伝えようとします。なので口数が多くなってしまうのです。

本来、私は「話さなくてよければ沈黙していたい」という怠惰なやつなのです。本を読んだり、映画を見たりするのが好きなのは、私のほうが積極的に能動体にならずとも、脳みそが活発になり、受け手でいられるからですね。が、歌ったり話したりすると、あごの筋肉が鍛えられ、老化が減るといういい面もあるので、食べること以外での顔の筋肉を使うのは大切か?とも思うのです。が、できることなら、黙っていたい、というのが本当のところです。

18歳くらいまで、私は「親をバカにしているような口の利き方をする」ともよく言われました。このところ、母がアメリカに来て、引越しの手伝いをしていても「え?ちょっと今の意味わからない。もう一回言って」などとお願いすると、母はバカにされた気持ちになるそうです(笑)。私の頭の回転の速さや口の利き方の強さが関連しています。私としては、誰かを攻撃する気持ちはなく、より理解したい、という気持ちで言っているのですが、どうも誤解されやすいのです。が、私にだって想像力や組み立て能力くらいはあるので、読もうと努力はしますよ。すべてを口にしないと伝わらない、などとは思ってないですから。が、ここで大きな問題がある・・・。

母のよくやる失敗。西さんにも共通しているのですが、さらにハワイの親友にも共通しているのですが、私の周りの人々には、こういう傾向があります;

自分の頭の中で考えていることを、口に出して話しており、相手に伝わっていると思い込む;(いやいや、今黙ってたから・・・。繋がったこと話してないから・・・)

いやー、コレすごいですよ・・・(笑)。サイキックじゃないんだから、口に出していない言葉は読めないです(笑)。真ん中の「自分の頭の中で考えていた部分」がすっぽ抜けており、明後日の方向の話を始めるのですが、私に理解しろ、ということが多い(笑)。口の利き方以前の問題はかなりあるのではないか?と、私は長年、疑っているのです。脳の働きの問題です。

ビジネスパートナーには、そのようなことは感じたことはないのです。彼は典型的右脳人間で、図や数字や表を駆使した話し方をするので、私にはとてもわかりやすい。が、母や西さんやハワイの親友は、かなり左脳を使っている率が高いのだと思うのです。そして、自分の言葉が濁ってクリアでなくなると、自分の頭の中で考えており、それがなぜか「口に出していたこと」と誤解する。そして、そのあおりを受けているのが私・・・という気がしているのです。

特に母は、機関銃のように話し続けるのですよ。なので、彼女がそのあいだに「頭の中で考えている部分」をどうやって端折っているのか?というのは気になります。彼女は独り言が多く、手を動かして、コマネズミのように働いているときにも、自分に向かって?ガラスや荷物やキッチンに向かって何か話しています。なので、まさか、黙っているときに莫大な情報が頭を駆け巡っている、とは到底想像しきれず・・・。しかも、その莫大な情報そのものを想像することもむずかしい・・・。

西さんは逆に、とても寡黙です。なので、寡黙を通しているあいだ、彼の頭の中はいろいろなことを考えているに違いありません。が、以前のエッセイで書いた通り、「何も考えていなかった」と以前答えていたことが多く、実際は「ひとつのことを集中して考えていたので、考えすぎて何を考えていたのか忘れてしまう」ことも多かったり、あるいは「あまりにくだらないことで口にするに値しないことだった」ことも多かったり、「ふと気づいて考えがやはりまとまらないので話せないや」ということも多かったりするわけです。が、西さんも途中の「頭の中で考えている部分」を私に話していたような気になっていることがとても多い。

さらに、ジェスチャーについて思い起こしてみるとさらに気づくことがあります。右脳人間であるビジネスパートナーは、しっかりとしたジェスチャーをする。話の内容に呼応するジェスチャーをするわけです。図形だったり、方向だったり・・・。特に話の内容の重さを表現するのに、天秤ばかりのようなジェスチャーをしたり、自分にとっていい悪いを表現するときに、親指を上にあげたり下に向けたり、と、とてもわかりやすいわけです。ホッケーを見ているときはさらに歴然としていて、誰かがゴールをすると両手を空に向けて伸ばし、立ち上がったりします(笑)。が、話していないときは、とても静かでまったく動かないことが多い。人の話を聞くときは、しっかり聞いているように、ちゃんと見えるわけです。

が、母や西さんやハワイの親友は、ジェスチャーがわからん(爆)。出てこない言葉に対して、出そうとして手を回したり、掻き混ぜたりするようなのが多い。意味のない繰り返しのジェスチャーが多いわけです。気持ちが表情や表現に表れるとしたら、この意味のない繰り返しが多いジェスチャーは、「わかっていない」「混乱している」とも取れたり、「自分の言っていることがあまりまとまっていない」と取れます。顔の表情も同じで、すっきり度が低いわけです。特に西さんが得意なのは、眉間にしわを寄せること(笑)。私まで眉間にしわが寄ってしまうので、ぜひぜひやめていただきたい(笑)。人の話を聞いているときも、自分が考えていることのせいで、あまり落ち着きがないようにも見えます。西さんはじっとしていることはけっこう得意なはずなのですが・・・。母は当然不得意です(笑)。

自分はどうなのか?と他人にインタビューしてみるとおもしろいかもしれません。ちなみに私は独り言も言わないし、ジェスチャーも呼応していると言われますが、本当なのか?確かに、ネコたちに向かって会話をしますが(成立しているかどうかは限りなく不明・・・)、独り言は言いませんね。

口の利き方以前に、脳の動き方を見てみたり、自分のボディラングエージが脳と呼応しているかを考えてみるのも、おもしろいと思った次第です。そうすれば、口の利き方について考えてみることができます。私のハイパーさが、口の利き方に影響しているのは歴然です。いくつになっても学習はこうして続くのでした・・・。若い頃はいいですよ、口の利き方がなっていない!と怒られるのも。が、大人になっても続いていることに気づけないまま、若い子たちを批判するようではいけません。少なくとも私はそういう大人ではないようにしたいと肝に銘じています。

まずは、恋人やだんなさんや親友でお試しあれ♪

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