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消費文化への倦怠

09/08/2006 にアップした文章です。

 

ごみの山をつくづく眺めたことはあるでしょうか?特に揶揄するものではなく、この写真をイメージを湧き立たせるものとして掲載しておきます。http://www.geocities.jp/torikai007/pic-payatas.html 私は消費文化が大手を振ってごみの山を増やしていくことに対して、うんざりしていて疲れてしまっています。みなさんはどうでしょ。気づいてもいないのならばいいのです。

私は掃除が嫌いだともう何度も書いています。ごみが出れば私が片付けなければならない、と思うとうんざりなのです。ネコは毛を創造するために生まれてきたんだな、と思うほどたくさんの毛を抜けさせてまた生やします。それは愛するものの毛なので我慢して掃除をするのです。

イチバン多いのがキッチンのごみ。なんであんなに過剰包装なんだよぉ。おせんべ一袋を買ってもさらにまた小分け包装が施してあり、中には小分けしてあるのに見場をよくするためや陳列のために中に補強のプラスチックトレイまであるのです。納豆なんてもっとひどい。マスタードとだし醤油、私は要らない派なのです。家にいつも麺つゆはあるのでそれで代用できるし、マスタードは和からしをいつも常備しています。納豆だけでは食べずに、卵やねぎをたっぷり入れるのであんな器も必要なし・・・。ごみを増やすために納豆を買っている気分にさせられることはよくあります。しかも、調布市では納豆の容器についたネバネバは洗って捨てなければ成りません。水も大いに使うことになります。うーむ。環境問題を根本から考えるのは、製造販売をしている業者からのはずなのになぁ、と。

が、私がこの疑問を西さんに話したところ、「違うでしょ。製造業者はそうしないと売れないからそうしているだけでしょ。責任は消費者のほうにあるんでしょ」と、まさしくいたちごっこの様相を絵柄にしてくれました。さとみちゃんにインタビューしたところ、やはりさとみちゃんも納豆はひとりで食べる分にはあの器から他の器に移すことなく、そのまま食べるそうです。特に過剰包装だとも思っていない模様。

うーん、どうなんだろうね。私が特殊なのかなぁ。パチンコで残り玉を景品にしたときも、ファミリーマートで買い物をしたときも、ビニール袋は拒否し、バッグに直接入れています。ま、濡れたものやその他はもらうんですけどもね・・・。私はあのビニール袋のかさかさって音が大嫌い。ネコたちは最初のうちはたいへん狂喜していましたが、数ヶ月経って興味を失ったからよかったです。が、獣医さんの壁新聞には、ビニール袋を食べてしまい、手術で回収した噛み砕かれたビニール袋が陳列されています。子猫ちゃんだったのですが、よくも食ったなぁ・・・。それにビニール袋で窒息する赤ちゃんも昨今では聞かれませんが、昔はありました。

プレゼントにも包装はしてもらいません。自分でやります。しかもとてもシンプルにやるのです。捨てるものにお金を掛けることもないと私は思うあっさりした冷えた体温の人間なのです。できるならば再利用できる紙袋に入れてあるプレゼントが、個人的にはとても好きだったりします(爆)。リボンも要りません。ネコの遊び道具にはなるのですが、そんなにたくさんの本数は要りませんしね。私は幼い頃から髪にリボンをつけることが大嫌いでしたので、長い髪でもリボン所有個数はありません。母がたくさん持っているのでどうしても必要だったときに借りていました。うーん、でも今振り返るに必要だったことなんかないかもしれない・・・(爆)。

他人のトイレットペーパーの使い方をじっと見たことはないのですが、日本にはウォシュレットがあるわりには、トイレットペーパーを大切に使わない人が多いなぁと思うのですよね。西さんもそのひとりです。トイレットペーパーパトロール隊などがいても、私は捕まらないように質素に使っています。むしろ、使いすぎると「ヤバイ」と罪悪感に包まれてしまうやつなのです。洗剤もシャンプーなども同様です。お皿洗いの洗剤はあらかじめ別ボトルに水を9割にし、薄めて使っています。

なんだかね、モノを大切にしないっていう顕れになっている、バンバン捨てる、バンバン使う、という消費文化に窒息しそうなんだよね・・・。私個人はそういうもったいないことが大嫌いだし、掃除するのもつらいし、ごみの分別をするのも面倒だし、無駄遣いをしてお金を掛けることもたいへんな無意味に思えるし、何より資源をこうして無駄にしておいてごみ問題を増長させていく大人でいることが、たいへんにイヤなのです。見ていて疲れてしまっている・・・。

たとえば、身体をしっかり機能させるために使うことは、私は無駄遣いとは呼びません。私のように日本の夏になかなかアジャストできないやつが、9月になっても扇風機を所望するのは睡眠をしっかり確保し、仕事の能率を上げるのに必要なことだと思って、電気代は惜しみません。トイレに数分立つのにTVを消すことはありませんが、お風呂に入っている最中でも消さない人々っているんだね、とびっくりすることがあります。私のシャワーは8分から12分ほどなのですが(速いのよ・・・)、お風呂だと30分。それでも見ている人がいないが、さみしいからとつけっぱなしにする人がいるそうです。「ええええ、実在すんの、そんな人!」と訊いたらちゃんといたのでびっくりしました。お風呂やシャワーでジャバジャバやっていたら音なんて聞こえないだろう・・・。そんな贅沢するお金があるんだったら、お風呂場にTV設置しようよ・・・。そんな予算がなくても、防水のラジオとかあるよね・・・。心理的なものであれば大切だろうから、そうやって頭使おう・・・。

弊社はけちくさいのでプリントアウトに失敗した紙の後ろは、スクラッチペーパーやメモに使っていますし、社内用の印刷物はすべて黒のみでやっており、カラーのインクジェットを節約しています。節約するところはしないと、たくさんの経費がかさむのでどうしようもない。しかも、モノを安易に求め使うというのは、世界規模にしたらごみを増やす犯罪人になっており、未来の人類や他の生命体たちに残せる有限の物資を減らしている盗賊ということになるわけです。自分のシェア分だけを使うことは、幼稚園の頃から習ってきたはずのことです。

あ、アル中の私ですが、最近すっかりアルコールから遠ざかっており、8月中のステイの最中も結婚式とそのほかに1回しか飲んでいません。ということは、24日間で2回。そして、日本に戻ってきてからも弟のところのBBQで一度だけ。特に飲みたいとは思っておらず、かなりアルコール依存症も緩和されてまいりました。飲むとお金がバカらしいことは昔からわかっていたものの、心理的作用があると信じていたのですが、最近そうでもない。が、知的財産になるビジネス特許アイディアは、Danielleの結婚式の翌日のひどい二日酔いの中、いきなり考えついちゃったんですけどね・・・。この因果関係はまだまだ謎に包まれているものの、とりあえず消費文化に無駄に寄与していない今日この頃となっています。香港出張の際はおそらく飲むことになるとは思いますが、酒量をいかにコントロールすることができるようになるか?が次の課題です。

7ヶ月続けて日本で仕事をすることになったにも拘わらず、洋服も一枚も買いませんでした。以前の出張のときにまとめて下着を5万分買って以来、洋服も下着も靴もバッグも何も買っていません。消費文化に本当に心底疲れてしまっている証拠なのだと思えます。本も今回買ってきませんでした。2冊だけ、飛行機の中で読むものを求めただけです。ペット&キャットシッターさんがしっかりした方なので、彼女に送ってもらえばいいや、という甘い見込みがあり、本など読んでいる時間などないほうがいいのだぞ、という意気込みでもあります。さらに、昔読んだ日本の古典や純文学を図書館で借りて読むいいチャンスを逃すこともないな、という考えがよぎっていることもあるのです。

買い物が大好きな母は、こうして消費することに疲れてはいない模様。彼女は整理整頓が命なので、無駄にしないし、簡単にモノを捨てないのです。ごみに埋もれているわけでもなく、ちゃんとそれなりにきれいに整頓されて保管されているところがすごい。が、私の所有物は本を抜かすと母の比にはなりません。消費することに疲れてしまったら、ちょっと年食っちゃったってことなのかしら?とも思いつつ、やっぱりまだうんざりは続くし、続いたほうがいいんだろうな、と思っているところです。

 

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