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紀久美先生へのQ&A~心理学講座編~その20~21

Q20.

起業のアドバイスをお願いできますか?

 

A20.

カウンセラーとしてご飯を食べて行くことは可能だと思います。ただ、専門分野を持つことが大切です。

私のように海外の良い大学を出たとしても、日本での認知度が低いため、カウンセリング一本でご飯を食べて行くことはできていない現状です(笑)。

ただやり方を考えればカウンセリングは未来のために必要な職業だと思います。

AI に取って代わられる職業がたくさんできる 中、コミュニケーションや即興性が高いカウンセリングスキルは、必要とされるはずです。

しかも、個人が幸せを感じながら生きていくために、オリジナルな人生を生きていくために、 お金や名声や 地位、 持ち物や 体験だけではなく、本当の意味での内的な価値について、 人々が目を向ける時代にどんどんなっていくと思います。

カウンセラーとして起業はできますので、ご相談ください。

 

Q21.

日本の心理学について、ヨーロッパやアメリカとは違いますか?

 

A21.

そうですね、学ぶ前には気づかなかったのですが、日本人はフロイトやユング、アドラーが好きですね(笑)。

心理学の学派は今数えられるだけでも大まかに7つぐらいに分かれています。

カウンセリングの種類もたくさんあり、 その学派に沿ったものもありますし、学会や学術論文から離れた、 応用的なカウンセリングの種類も増えてきています。

日本の心理学は、 一部の専門家を抜かして、一般的に知られている部分では、2-30年ぐらいの遅れがあるんじゃないでしょうか?

それは何も皆さんが頭が悪いということではありません。仕組みの問題なんだと思います。

例えば、ウーバーUberです。実は日本でもウーバーを広めたい方々はいっぱいいるんですけれども、 これだけ公共交通機関が発達している中、タクシーが整備されている中、新しいものが入り込む余地があまりなく、システムが受け入れられないんじゃないかと思うんです。

日本でも、 ようやく心療内科に行くことが一般的になってきました。

けれどもそれは不思議な進化を遂げています。皆さんはうつ病に対して非常に敏感になっていますが、人格障害についても知識がついて生きていますが、他の様々な使える知識がついてきているとは限らないように思います。そうした意味でも心理学は、 日本でまだまだ発展の余地があると言えます。

例えば、アメリカでは既に私の会計士、私の弁護士、私の主治医、私のカウンセラーという概念があります。

日本でも少しずつ、私の主治医くらいまでは考える方が増えてきたように思いますが、弁護士や会計士やカウンセラーなど、まだまだ一人一人が考えていないエリアが多いように感じられます。

いかがでしょうか?

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