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Harry Potter第7巻 いよいよ配布!

07/18/2007 にアップした文章です。

 

日本語版は、いつもだいたい半年遅れくらいで出ていたのかなぁ・・・。私がHarry Potterを読み始めたのが、第5巻が出る直前;映画では第2巻分が劇場公開されていたときでした。なんてぇことはなく、私は子どもモノや流行モノは、「とりあえず避ける」という態度で徹しており、特にHarry Potterのよさなど知ろうとしていなかったわけです。その頃、チャットでいっしょになっていた人々に薦められ、まずは映画を見てみました。映画チャンネルの月額4000円+くらいの中に、100くらいの映画チャンネルがあり、Harry Potterの賢者の石があったので、見てから、「おもしろいじゃん・・・」ということになり、それ以来です。

第7巻は、おそらくまたもや暗い翳が射すことになるのでしょうが、しかも、誰かが死ぬことは確実なのでしょうが、とりあえず私としても、「コレで一旦終了」と、胸を撫で下ろせる心持でもあるのです。何かをずっと追いかけ続けていく気力というのも、「惰性」ではかなりつまらなく、私の場合は、いよいよ松任谷由実のCDを買わなくなってしまいました。今のところ、もう2個(だから2年分?)ほど聴いていないのですが、彼女がいい歳になったこともあり、私も日本語がなつかしい気分ではなく、むしろ英語がなつかしい気分なので、行ったり来たりし始めて以来、どうもその惰性を続ける気がなくなってきてしまいました。情熱が続かない感じになったのですね。が、Harry Potterはなぜか続いている。終わりが決まっていることを、知っていたせいなのかもしれません。しかも、英語への愛着がそれを助けているというのもあるし、映画ではわからない、微妙なニュアンスが、原作本でわかるというのがおもしろいのかもしれないです。

さて、日本では、先行上映を除いて、7月20日に上映なのですが、アメリカでは11日の初日に、記録破りをしたそうで・・・。私もアメリカに住んでいたら行っていたはず>第3と4は、初日に学校帰りとかに見た記憶あり。コレは、第5巻の映画なのですが、やはり私も見たいのです。先行ロードショーのときには、西さんも台湾から戻ってきており、台風の影響で、フリーマーケットができるかどうかの瀬戸際で、値段表をつけたり、いろいろ忙しいので、ちょっと無理。所詮、レジャーなので、後回しにせねばならぬのが、大人の定法なのだね・・・。翌週だったらどうか?しかし、横田基地の仕事が入っており、当日の最初のロードショーは無論無理で、仕事後も、打ち合わせが入っており、渋谷まで出向かねばならず・・・。翌日ならば行けるかもしれないのですが、できたら近くがいい・・・。となると、府中の東宝が最寄で、駅ビルに直結しているので、コレなら行ける。でも、1800円なのかよ←これまで真剣に行く気がなかったので、改めて調べてみて、臨場感を以って、非常に高いものだと・・・。アメリカだったら、800円ちょいなのになぁ(夕方4時前に劇場に入れば、7ドルなのだ)。夜になると、1200円になったり、水曜日は女性に限り1000円とかあるのか。ふむふむ・・・。だったら、8月1日という手もありか・・・。いや、それは1日というサービスデーだからなのか?(どっちでもいいのか・・・)。でも、20日の夜、渋谷で打ち合わせが終わったあと、20時からのやつなら間に合うのか?1300円だ・・・。

あ、今日は映画の話ではなく、本の話だった・・・。

結末は、J.K. Rowlingがホテルの部屋で書き上げて、シャンペンのボトルを半分開けて、涙でマスカラがぐちゃぐちゃになり、家に帰ったということでした。Harryの額にある傷跡についても触れてあることや、あと2人の主要人物が死ぬことなども明かしてあります。

当然予期されていたように、Harryを救ってほしい!という嘆願運動が始まっており、7巻発売のこの期に及んで(印刷も装丁も終わっているっつーのに・・・)加熱しており、彼女はまさに今、「時の人」。歴史的にも、シリーズの架空人物が再生したケースはいくつもあり、著名なものでは、Sir Arthur Conan Doyleがシャーロック・ホームズを生き返らせたことや、飽き飽きするほど復活している映画の主人公のJason(13日の金曜日)などもおり、今後、私の興味は、J.K. Rowlingの今後の動きになるのかもしれないです。

Queenよりもお金持ちになったイギリス人女性は、今後、どのようなことをして生きていくのか?というのは、第7巻にはどうしてもついて廻る疑問で、映画権や印税だけではなく、キャラクターグッズの著作権やクイズ本やその他、いろいろなところから収入が入り、彼女の生活はドラマチックに変わったわけです。コレくらい人生が変わった女性というのも、歴史上特記できるくらいの変わりようです。賢く、教育を受けて育ったものの、ポルトガル人と結婚し、それが離婚に終わり、幼い娘を連れて祖国に戻り、フランス語の教師をしながら、執筆をしたのですが、Harry Potterは彼女の3作目でした。売れないと出版社から言われたものの、見事にその年の子ども本の栄えある賞を受賞します。1997年。10年前のことです。その後、10年。これで7冊目が出るのですが、彼女の人生は、本当に変わりました。

私が心配なのは、彼女がHarry Potter一発で終わってしまい、他の本が書けなくなることですか・・・。発想はおもしろいし、子どもにも大人の子ども心にも訴えかけてワクワクを誘う内容になっていますが、そのあと、この要素を、二番煎じにならぬよう、どのような登場人物やプロットを持ってくるのかと悩み、新しいシリーズを生み出すのか、それとも、栄誉を手にしたまま、期待に乞われてまたHarryの大人時代を書くことになるのか・・・。あるいは、筆そのものを折るのか・・・。

私があんな女性になりたいかって?彼女の持っているほどのお金は欲しいですが(笑)、いやー、なりたくないですねぇ。できたら、ひっそり暮らしたいです。ふと考えたのですが、マスメディアに一切出ることを拒否している作家というのは、一体どれくらいいるんでしょうか?可能な売れ具合だったらいいのですが、一世風靡したミリオンセラーくらいの作家でいるんですかね?>さりげなく、陽さんあたりが応えてくれるかもしれないと考えている・・・。が、最近、閲覧してくださっていないかもしれない・・・。忙しそうだ・・・。

人前に出ることを「チャンス」と捉える人はたくさんいるかもしれません。私は、今のところ、英語講師を主のメシの種にしているので、生徒さんたちには会いますが、不特定多数に見られるような生活はしたくないです。分かり合えない人々をこれ以上増やしてどうする?と思えており、その徒労を引き受け、右から左へ流すような器用な真似は到底できそうにありません。第7巻に出る結末も、そのような不器用さがあると、J.K. Rowlingについて予測がつくのですが・・・(これまでの彼女を見ていると、他シリーズにトライして、ダメだったらHarryの続編はありかもしれない、と今のところの私は見ているわけです)。ただし、不特定多数の人間の前に出るような人をプロデュースする側に廻るのは、やぶさかではありません(笑)。

いやー、早く第7巻来ないかなぁ。横田基地にもちろん持って行き、行き帰りの電車の中で読む予定なのですが、第6巻のときも、わずか5時間半ほどで読んでしまった記憶があるので、もしかすると、23日の月曜日まではかからないかもしれず・・・。いや、かからないんだろうな・・・(汗)。しかも、他の登場人物たちにも愛着が湧いており、彼らが一体、この先どうなるのかも知りたく、結末に消化不良を起こしておしまい!ということもあり得るので、ちょっと不安でもあります。

嘆願書を出す人たちも、自分のコントロール外のことにどうしてごちゃごちゃ言うのか、ちと私にはわからんのですが、「悔しかったらあなたもHarryのようなユニークな架空の人物を生み出してみろ」と思う冷たいやつなのですが、やはり、読んで、受けて、翻弄されているのが、私にはお似合いなようで・・・。

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