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National Characteristicsの誤解

08/24/2006 にアップした文章です。

 

国によっての性格傾向、個人にやるような性格の傾向を決めつけている傾向にある人々は多いです。私がチャットで話していた数年だけ考えても、ほぼ7割がそうでした。海外在住者チャットも入れて、ですよ。海外に駐在したり、留学し、在住と名がつく長期の滞在をしているにも拘わらず、先入観を持ち込んだまま、その先入観に「変化の余地」を与えないまま暮らしている、もったいない人々は多かったわけです。

よくあるジョークで、英語学校やらその他で聞きかじったことがあると思います;

世界で一番幸せな男は;

アメリカの家に住み

中国人のコックを持ち

イギリス人の執事を持ち

ドイツ人のガードマンを持ち

日本人の妻を持っている

 

そして世界で一番不幸な男は;

日本の家に住み

イギリス人のコックを持ち

ドイツ人の執事を持ち

中国人のガードマンを持ち

アメリカ人の妻をもっていると。

確かに、言いえて妙なジョークとしては、コレは楽しい傾向を物語っています。でも、どうなんでしょう?日本人の私が考えても、「世界で一番幸せバージョン」はちとズレます。

アメリカサイズの家に住みたい。

コックさんは和食がいい>イタリアンと中華は自分で作るよ・・・。

メイドさんは要らない。が、家の実務をしてもらうならば、Ivy Leagueバリの教育を受けたビジネスマンがいい。

セキュリティシステムは機械でまったくかまわない。もしものときのガードマンにするならば、黒人の大きい筋肉もりもりの男の人がいいな。

だんなは西さんがいいです>鹿児島人だけど。日本人なのかどうかちと不明(爆)。

やはり私はアメリカに18年半ほど住んだことで毒されているのでしょうか?私は日本の住宅のサイズはともかくとして、細かい細工は悪くないと思っています。エアコンシステムやお風呂やキッチンは広くなければ設計もままならぬのですが、狭い空間でいいデザインや機能のものがたくさんあると思っています。床暖房を取り入れているアメリカの家なんてすごい少ないだろう・・・。ここはカリフォルニアだからいいですが、東海岸の北ではあったほうがいいかもしれない。

料理にしても、外食という手もあるわけで、大邸宅に閉じこもるわけではないのであれば、常食は和食がいいに決まっています。私は成人してからアメリカに来たので、毎日洋食は食えない。胃腸に優しくないし、寿命が縮まるような気がしてしまいます。ま、精神的圧迫なのでしょうが・・・。中華とイタリアンなら自分で作れるし、ロシアやフレンチもいくつかのレシピならレパートリーだし、もっとすこぶるおいしいものが食べたいときは、外で食べるよ・・・。

クリーニングは週に1回や隔週で来てくれるサービスが安いです。日本のダスキンなどに比べればお手軽。私が使ったものは、1回で60ドル。隔週だと1回で50ドルに下がります。毎週だともっと安いんだろうね。探せばもっと安いところはあるに違いないです。コーヒーやお茶を入れたり、ドアベルを自分で応対しないようになったら、きっとすごい運動不足になることでしょう・・・。しかも、誰かに四六時中見られている暮らしなんて楽しくはない。執事はいらない・・・。ただ、支払いやその他自分でできないものができたら、ます最初は弁護士も税理士も外注で、とてつもない仕事量になったとしたならば、有能なビジネスマンが週に1回来てくれるので充分だと思います。自分の家にそんなに他人に入ってもらいたくはない、というのが私の正直な気持ち。大邸宅でWing(別棟やアネックス)があれば別ですけどね・・・。

セキュリティシステムも技術の発達ですごいのがあるので、お金がありさえすれば、人なんて要らないでしょう。暗殺されたり、ストーキングされたり、誘拐の心配がある場合には、やっぱり私はでっかい黒人男性がいいです。元FBIだったりしたらさらによし。ジャッキー・チェンな体型が好きで、だから西さんといっしょにいるのですが、ボディガードに求めるのは「見せて抑止する」という部分があるので、でっかい人がいいですね。

長々説明しましたが、みなさんはどうでしょうか?特に、このジョーク通りだとは思わないのではないか?というのが私の推測です。

ここでさらなる証拠を; http://www.sankei.co.jp/special/taihenda/060815/tai001.htm

アメリカのWisconsinはフットボールでは Green Bay Packersの応援団のコスチュームでわかるように、チーズの名産地です。映画 Bingoでも出てくるので見たことがある人はわかるかも>B級だから日本に行ってないか?フットボールに絡んだわんちゃんの映画です。バカバカしくていいんだ、コレ。そのチーズ工場の従業員たちが、大勢でお金が絡んだ習慣を作って、見事に念願叶ってLotteryに当たってしまった話。いいなぁ、神様いるんだなぁ。

アメリカ人がみんな個人主義なわけじゃーないのよ・・・。

個人主義: (1)〔individualism〕個々の人格を至上のものとして個人の良心と自由による思想・行為を重視し、そこに義務と責任の発現を考える立場。→全体主義 (2)その人の属している組織全体・社会全体のことを顧慮せずに、個人の考えや利益を貫く自分勝手な態度。

こうして、数千万づつお金持ちになって、Packersを応援するのに熱が入るのだろう・・・。100人で何年くらい続けた習慣だったのか、ここには書いてありませんが、コレを続けるのは並大抵な友情や信頼じゃないと思います。システムを作ってしっかりやってたんだろうなぁ。日本でも大型宝くじが出始めましたが、こんなすごい金額のものはない・・・。だからやらないのか?いやいや、お金について信頼しきれる友人を100人も集めることができる日本人は本当のところ、とても少ないのではないでしょうか?しかも、毎日のようにシフトがあるにしろ、顔をつきあわせている人々とも、こんなに気長な夢をいっしょに追うことはできないのではないでしょうか?

国による人々の性格傾向は当たっている、と本当に言えますか?飲み屋かランチのジョークだけにしておいたほうがいいような気が、私にはするんですよね・・・。少なくとも、私は日本人らしい性格なのかどうか、やっぱり言い切れないですし、だったら他人にも枠組みを押し付けたくはないです。と、強引な例を出しましたが、「思い込み」「印象」は、実りある長く続く友情の入り口を台無しにしてしまうことがあります。気をつけてね♪

 

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