まずは、口の開け方を練習してみるといいかと思うのです。そのためには、もしかすると顔にたくさんある表情筋が鍛えられていないという可能性があるかと思います。顔ヨガと呼ばれるものは、実際にUSに住んでいる頃から着目していたのですが、実際に毎日やっているわけではないとはいえ、英語を話すこともあり、さほど劣化していない模様(笑)。 ご参考にどうぞ→ https://www.mylohas.net/tags/30days_face_yoga/
とりあえず装備であるHardwareが整ったら、何をどのように話すか?を考えてみることですよね・・・。
何を話すか?は、Precious One English Schoolでは、脳内の整理をし、自分がナニモノなのかを日々解明していき、世界との関わり方などを見極めていくことで、洗練されてきます。なので、ここはあまり心配していないのです。英語を話せるようになるためには、話す内容に不自由しないことが大切で、日本語の特長を引きずったまま英語に訳しているだけ、という状態をやめていただくことを、まず第一の目的とします。
その後、どのように、ということが大切なのですが、発音・滑舌などの他、イントネーションやストレス・トーン・間やリンキングなど、日本語にも機微が細かくあることを体感しているかどうか?が大切です。声が小さいというのも日本人にはありがちなことで、日本語よりも英語のほうがボリュームが減ります(笑)。その日本語が小さい声だとしたら、ピンチです!
どの程度きれいに発話できるか?を確かめてみるには、子どもの童話を音読してみて、それを録音してみるとわかるかもしれないです。自分で聴いてみて子どもが理解できるかどうか?を確かめてみてください。
敬語を話せることが本当にすごいことなのか?滑らかに話せることが本当に価値が高いことなのか?など、自分のスタンスとしてはどうですか?
内容や話し方は、
Time:タイミング・時間
Place:場所
Opportunity:機会・場合
Person:相手
によって変えることができるかどうか?というのがキーポイントになります。この組み合わせをたくさん持っている人のほうが、きっと話術としては高みへと行けるはずです。
社会人になっても、学生言葉が抜けないと困る、印象が悪く仕事ができないとみなされてしまう、などがあるのですが、これはすべて上記のTPOPの差異をつけていないから、という理由ですね。
さらに語尾を伸ばし過ぎて話すと、ちょっと間の抜けただらしない印象もあるかと思います。「だけどーー」「でねーーー」のような感じですね。
でも、だって、しかし、けれども、など反意の接続詞をたくさん使うと、やはり聴いている人には不愉快を与えますし、かもしれない・でしょう・だろう・思う、などのはっきりしない語尾にすると、伝える意志があるのかどうか、疑われてしまうかもしれないです。あー、自信がない人とどうして話しているんだろう?と感じさせる傾向があります。
話や説明が長すぎると、聴いている側はうんざりしてきますし、結論が見えない話し方をされても理解には到達しないので、きれいな日本語という印象はまったくなくなってしまいます。
上から目線な話し方やら、差別的な話し方をすると、日本語がたとえ正しくてもきれいには聞こえないですし、量を多く話すだけで、中身がないというのも問題です。
というわけで、まず手を付けられるのは、顔の表情筋を鍛えて、日本語の発声・発話がきちんとできているのかどうかチェック!次に、音読を録音してみて、自分のトーン・ボリューム・間・ストレス・イントネーション・リンキングなどをチェック。
できれば、自分が話したいことをしっかり話せているかどうか、とっても仲のよい人に訊いてみるといいかもしれないです。相手が理解に到達しない場合には、あまり会話に意味がないですし、きれいな日本語という印象はなくなってしまうはずです。
がんばってみてくださいっ!
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