英語がなかなか聞き取れない原因とは?

昔むかし、日本人は「日本耳」というすばらしい耳を先祖代々持っていたということです。現代では、その日本耳を持つ割合は、10%、10人にひとりになってしまったということなのですが、近代化から現代化が進み、自然の音に触れあい、生活の中で音を使うことが減り、鋭敏度が減ってしまった結果、視覚ばかりを使い、聴覚が鈍化してきています。そのため、英語だけではなく、Listeningそのものの能力が目減りしており、そこを改善したあとのほうが、英語のListeningも順調に運ぶ、と考えているのが Precious One English Schoolです。しかも、Listeningの学習だけで3-6時間ほど、基礎コースの中に採り入れています。

 

単なる多聴では、あまり効果がありませんし、教材選びも入念にしたほうがいいですし、目的意識を高めたり、何を聴くのかはっきりさせたり、語彙に関しての疑念や自信のなさなども明瞭にしてどのような態度で臨むのか決定づけ、日本語に決して直さないようにして聴くように、という方法をしっかり身に着けることが大切です。

 

日本語でListeningをマスターしたプロセスを、残念ながら多くの私たちは記憶していません。なぜならば、それは胎児の頃から生まれた環境が与えた音を、最初のうちは「言語」として捉えておらず、さまざまな音を脳が成長するにつれ、どんどん区別したり、分類したり、無意識のうちに聴いていたからです。

 

現在、Listeningに喘いでいる方々は、おそらくたくさんのノイズをいっしょに取り込んでしまっています。音がもたらすものがイッタイ何なのか、その中で優先順位として何を聴くようにしたらいいのか、どうすれば「理解」に到達するのか、などなど、あまり順番を組み立ててもいないのです。

 

日本語では子どもの頃、本能の命ずるままにしてきたはずです。そこには心理的な動機の第一義は、「Survival:生き残るため」しかなく、それに沿った聴き方ができていたのですが、大人になり、さほど不自由をしていないので、しかも第二言語なので、聴くことを何か特別なことのようにして、特に母語に置き換えることを「当たり前」としているわけです。

 

英語は英語で。

日本語は日本語で。

自然音は自然音で。

などなど、聴くことに関してもう一度、初心に戻ってみることが大切です。

 

でなければ、音を捉えているのではなく、「意味」を捉えている自分に気づけません。英語のListeningはなぜか、「意味を捉え理解すること」としているのです。が、実際に音から理解できることは多岐に渡り、「意味」限定ではないことに気づいてください。

 

感情もたくさん入っています。喜怒哀楽だけではなく、皮肉や反意、戸惑いや強調、本当にいろいろが入っていて、母語では「言葉が与える意味」だけではなく、かなりまんべんなく優先順位をつけて聴こえるようになってきたはずです。

 

そこに戻ることができる学習法を得ること。

 

でなければなかなか聴き取れません。しかも多聴から離れる勇気持てますか??

 

 

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