Thank you!
という言葉は、英語ではたいへんに頻用されます。PleaseかThank youか、というくらいに多いのですが、日本語では、ありがとうをたくさん聴いていますか?日本に帰ってきてしばらく経っているのですが、あまり聞かないなーという差が生まれています。
「すみません」のほうが「ごめんなさい」よりも多い、というのが英語のイメージですよね?それも違うと思います。少なくとも、私個人がCA州で過ごした19年弱では、廻りの人々は簡単に率直に過ちに関しては謝ってくれていました。
Thanks Giving:感謝祭という大きなイベントがあることでもわかるように、特に人としての感謝を表す機会や気持の違いはないと思うんですが、なぜか英語圏ではないところで、英語では、Excuse me!と I’m sorryは違う、という概念がまことしやかに流れています。
日本語でも、「すみません」と「ごめんなさい」を同義で使うことはありますよね?その差が英語の本質である
- 距離感
- 立ち位置/目線
- 考え方
に影響を与えており、廻りに信頼できる人々がたくさんいる場合、単純にThank you, I’m sorry, pleaseで日々は埋もれていくと思えるのです。
儀礼で距離感の遠い人々とばかりつきあっていると、Excuse meとI’m sorryの差にぶち当たるのではないでしょうか?ましてや、英語が第一言語ではない人に向かって、アメリカ人やカナダ人が、鬼の首を取ったように、「あ、謝罪した!だからお前が悪いって認めたんだな?」などと迫る図は、とてもじゃないけど想像しきれません。ましてや、刑事事件の現場ですら、イマドキ、自白ほど弱い材料はないのですから。科学捜査で裏付けは取れます。言葉のやり取りが第一義なわけがないでしょーよ、です。
I love you.
Thanks a million/gazillion.
I am sorry.
I am happy for you.
I am so grateful.
I appreciate you.
After you.
Please take good care of yourself.
Please give a big hug to your mom for me.
などなど、ばらまいて生きていくのって素敵だと思いませんか?

無口な男は確かにかっこいいですし、言葉に出すと詮無い安い感じになることも多々あります。けれども、愛を伝えることは、言語を持つヒトにしかできない特権ですから、感謝の気持はたくさん表現していただけたら、と思うのです。
英語だけではないですよ!日本語でも、ですよ!
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