うーん、ちょっとおもしろい気持ちです。日本のみなさんとはいつも離れてチャットしたり、メールでお話をしているのですが、今度の帰国では物理的に近いところに行くのになぜか「多忙」にからめとられつつナマミにも逢えるチャンスができます。PCを使っての交信・交流ではたとえ短い時間でも、物理的な移動がなくてもかなり濃い時間が持てたこともあり、会話を飛ばしあえる距離感はとっても短いです。けれども、私が日本に移動してもお互いの都合がついてぜひ逢うという段取りをしないで、私がPCに触らなければその会話までの精神的な距離感は遠くなるような気がします。
だから慣れない携帯電話なんかを借りちゃってがんばるのだけれども…。
そうなんですね。私は日本滞在中、なるべくPCに触らないと思うのです。Too many people I want to meet, too many things I want to do, but too little time it seems.(逢いたい人はたくさんいるし、やりたいことはたくさんあるのに、時間がものすごく少ないように感じる。) エッセイのストックが途中で切れてしまうのですが、それもどういうことになるんだか…。
行くところはたくさんあるし、法律的な事務処理だけでも丸3日はつぶれるだろうしな、と思っています。単発で派遣の仕事でもしようかと思っていましたが、そんなことしてる場合じゃない、という状況なのかもしれません。ま、お金は天下の廻りモノだからいいんだけど、ただ年齢的に派遣でもかなり日本市場では厳しいので、簡単にすんなりと仕事できるんなら試してみたいと思っていたのさ…。
とすると、HPとも時間的にはしばしの別れじゃないのか?と思っているのです。【再掲載】も留学生のOくんに依頼することにしました。西さんのエッセイと私に時間があったときのエッセイは、彼にWord 文書でメールにて送って、彼にアップしてもらいます。BBSは友達の家に行ったときにつけられるもんならレスをしますが、私がいないので閑古鳥状態になることでしょう。
そして、こちらに戻ってきてからまた少ないままでもいいな、と思っているところです。社会復帰には時間がかかりますからねぇ…。
しかも出発前4時間半というぎりぎりの時間にまだエッセイを書こうとしている私である…。PCで日本語が読めるというのはかなりうれしいことだったのですが、リアルが多忙になるとどうでもよくなってくる、というのは否めない事実です。けれども「本気でナマミに逢いたいくらいのおつきあい」を心がけているとそのPCという手段しかふだん持てない人々とどうなっちゃうのか?と不安はありますね。
Animated(動いている)私の声つき、動作つき、体温つき、匂いつき、ナマミの雰囲気つき、をも書き言葉だけでなく受け入れてもらえるのか?というんでしょうか?何度かお逢いした人もいるし、逢ったような気になっている人もいるし、まだ一度もお逢いしたことのない人もいます。その距離感は相手と私できっちり確認している場合がほとんどですが、私の誤読、ということもあり、これもまた不安です。
ナマミで逢うと「うぎゃぁ、これがいつも複雑怪奇なわけのわからない文章を書いてるやつなのか?」という印象を与えることでしょう。話し言葉はかなり粗く、大雑把で、短絡的です。擬態語や擬音語がかなり多く、日本の流行語に暗いので「なぜなぜ坊や」ぶりを発揮します。かなりうざいことでしょう(説明するっていうのは面倒なもんです。しかもそれが自分にしみこんでいればいるほど理路整然に他人に理解できるよう、さらに心をこめて、説明するのは困難です)。さらに「イメージ」という大切にしてきたものが壊されます。あるいはその「イメージ」は強まるチャンスもあるんでしょうか?
ま、日本に帰って逢えばなんとかなるさ、と思っていますが、考えることは楽しい作業です。私にとって。
それよりも何よりも、私が心底困っているのは、ネコたちとのしばしの別れです。3人には言い聞かせてHeart To Heart(心から心へ)のお話し合いをしたのですが、うーん、実際のところはあまりわかってない模様…。Cat sitter兼House sitterの留学生Oくんはだいじょうぶなんでしょうか?けっこう不安だったりします。だってねぇ、今日の夕方もパッキングをしているところうどちゃんがちと邪魔だったのでどいてもらおうとして、カプッと噛まれてましたぜぃ。あんまり言うこと聞いてないみたいだ…。ネコ使いではなく、ネコに使われている様子…。特にハイジは「ねぇねぇ、私の食べるところ見ててよ」とけっこう偉そうに、キッチンに彼を誘導できます。←すごい技だと思う。毎回ハメられるOくんもなぜなのか?かわいいから許してしまうのか?そう言えば、海苔も私よりもずっと細かく刻んであげてたな…。
過去7年はほぼ毎年のように帰国していたのですが、私がネコたちと離れ離れになったのは3週間の去年が最長で、私のほうが参ってしまいました。ネコは最初の数日悲しそうなだけであとは伸び伸びしていたようです。ただし、私が戻って来てからうれしそうにまとわりつき、2・3日はもうべたべた状態になります。
この不安を少しでも払拭するために、スピーカーフォンを使って声を確認できるように訓練をしてみたのですが(我が家には電話回線が2本あるので)、うーん、それほどの成果があったとは思えない。しかもよく鳴いてマイクが拾える声なのはタンゴだけだ…。彼らが私の声を聞けても、私は彼らの声が聞こえないではないですか>哀しいのは私のほうである…。スキンシップがないと狂いそうになるにちがいないのである…。
で、ここ2・3日はもう私のほうが涙目になりながら抱いたり撫でたりしているので、勘のいいうどちゃんくらいは気づいている模様です。やっぱり経験の回数なのか?それとも彼は3人のなかではいちばん人間の言葉がわかるのか?
今回は最長であった3週間の倍以上の7週間も離れ離れになるので、本当に私のほうがまいってしまうことでしょう。(-_-;) これも子どもを持ったときに物理的な自立をしてもらうための予行演習だと思って耐えることにしますです。っていうか、子どもだったらこんなに哀しまないし、さみしくないと思うんだよねぇ。人間の言葉話せるからコミュニケーション方法が違うし、ネコよりできることがかなりたくさんあるからねぇ。と、とかくうじうじ考えてしまうわけです。
しかも留学生Oくんはどうしても「緊急事態想定」をしてくれちゃうからさ。いいことなんだけど、「車に轢かれたら…」っていうもしもの仮定はちょっと怖いですね。ま、ここの敷地の中ならほぼないに近いのだけれども、でも例外は何にでもあることだし…。
頼みの綱は、YYYさんのお家に突然やってきたネコさんですな。触らせてくれぃ。またネコさらいでもやってしまったらどうしようか?と思っているところです>しかも飛行機に乗せて帰ってくるかもしれない…。
こちらのお友達ともしばしの別れです。風景や匂いや食べ物や日常生活ともしばしの別れで、旅行者になります。→日本はもう私にとって旅行する場所になっているのかもしれないです。
一応漏れがないように準備はできたつもりでいますが、きっと忘れ物はあることでしょう。Fetal(致命的)なものがなければいいです。何とでもなります。
ということで、しばしのお別れです。ナマミで逢える回数よりもPCで逢えることと確率のほうが多くて高いけれども、ナマミで逢えるのはそれを凌ぐくらい貴重です。日本でもハイパーにやってきます。あ、台湾でも♪新しいエッセイが途中で書けるのかどうかはまったく定かではありません。10日分ほど足りない予定なので足し前しないといけませんが、不掲載の折りにはご容赦くださいませ。
元気な姿で逢おうね♪
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