だんだんと夏が嫌いになる

年齢が行くとどんどん夏が嫌いになる、というのは全体的に本当なのだろうか?調べてみたことがなく、池波正太郎の『鬼平犯科帳』に書いてあったことを、けっこうまじめに受け止めてしまっていたことに気づく。(^_^;)

やっぱり統計学的には大丈夫そう。子どもは夏休みが大好きだけど、年齢を重ねるとどんどん夏以外の季節のほうが好きになるようです。そして同時に冬がみんな嫌いになるっていうのがある。夏と冬の厳しさを体力的に無理!となっていくのはわかるけど、昨今、家の中にいれば避けることはできるので、どうしてかなぁとも思う。

しかもそれは食べ物やイベントや木々や花にも影響が有る様子。

となると、冬のほうが我慢できるんじゃないか?だって食べ物がおいしいから、と思ったんだけど、意外と嫌いな季節は冬のほうが多いんだなぁ、夏よりは。夏はやっぱり果物中心においしいものがたくさんあるから、冷房完備であれば夏のほうが暗い気持ちにならなくて済むから?

うーん、私はやはり少数派のほうにいつも属しているのか?

子どもの頃、だいたい21-2歳くらいまでは夏がイチバンくらいに好きだったけれども、拮抗して自分の生まれ月がある秋もなかなか渋くて好きになっていったんですが、Californiaに行ったら、もう地中海性気候だったので、四季については「なつかしさ」からどれも好き!となっていったことは否めません(笑)。(◎_◎;)

そして2008年に行ったり来たりして、2009年に完全に日本に戻ってきた(ネコを5匹連れて)身としては、いきなり夏の厳しさに不平不満を言うようになりました。だって、駅前に住み始めたら「室外機」がやたらと多い。エアコンが効いているのはいいんだけど、街中を歩いていても、もわっとすごい熱風が襲ってくる感じなんですよね。なんだかもうそれでうんざりしてしまったかも。

しかも、全体的に私が24歳までいた日本と違い、夕立の代わりにゲリラ豪雨になり、積乱雲のメリハリ感がなくなって、暑さ寒さも彼岸まで、ではなくなってきていたことが、もう身体をびっくりさせるには充分でしたね。

そして久々に時代劇を観て唸ったのは、中村吉右衛門扮する鬼平が、「歳をとってくると夏がつらくなる」というのがあって、「確かにー」と40代半ばを過ぎた私が言うのです(笑)。そしてそばにいた母も同意して、それで終わったんだよなぁ・・・。冬は着ればいいけど、夏はこれ以上脱げないとか言いつつ(笑)。

ネコたちには嫌われていますが、私はもうエアコンは24時間つけっぱなし派です。汗をかいたまま生徒さんにレッスンはできないので、割と計画的にシャワーの時間を決めているので、無駄に汗を掻きたくないので。ずっとつけっぱなしにしていると、30℃設定にしても冷えていることも多いし(だいたい暑いときで27℃。普段は29℃設定)割とエコです。お教室に使っている和室は、つけるときは27℃でつけて、2時間レッスンが終わって消す感じですし、Living Diningも扇風機と併用しても27℃えっ体が多いです>火を使うのでやはり暑い。

私は冬に強いんだよなぁ。23℃も要らない(笑)。18℃とかでいいので。だからこそ、夏がどんどん嫌いに億劫に、体力を奪われる気がするんでしょうねぇ。

だから余計に買い物が嫌いになります。通販ばんざーい!なんですが、やはり野菜やお魚やお肉は自力で観て買いたいっていうのがあって、ハズレに当たりたくないのでした。

みなさんはまだまだ夏が好きですか?