あなた自身に原因がないことで苦しい・つらいと感じて慢性化していないでしょうか?ここをチェックしてみると、かなりな割合で悲しいことやつらいこと、痛いことが減るはずです。なぜならば、人は人の合間に生きていて、揉まれつつ押しつつ、触れあいつつ生きているからです。
まずは、自分が置かれた環境のチェックです。
ベースとなるのが誰にとっても家庭です。一人暮らししている方であっても、直近のご家族との関係性が大きなネガティブを運ぶこともあります。学生さんであれば学校の環境、社会人であれば仕事や家廻りの環境が二次的なもの。さらに自分の行動範囲を改めて考えてみて、行動範囲として行く場所などを思い浮かべてください。
これらを
・物理的なつらさや悲しみ、痛み
・社会的なもの
・精神的なもの:あなた特有の個人の世界観や認知から来る感じ考え方
と分けてみます。
物理的なものはなかなか超えられないし、難しいものです。たとえば家のそばで工事があって、その騒音に悩まされているとか、日当たりが一気に悪くなったとか。工事であれば終わりが来ますから、その日程をきっちり調べてみると気分はラクになりますが、日当たりであれば、そこに大きなビルやマンションが建ったらもう日当たりは望めません。引っ越ししかないようです。ここは無駄に悩んでいても致し方ないのですが、ひょっとすると経済的に不可能かもしれませんよね。そうなると出口が見えずにつらいかも、です。
アルバイトなどはできないか?と検討してみて、会社で規制されていることなどが社会的なものとなります。入社時のルールになっていたり、アルバイトの職種が地域的に制限されていたり、など。他にも会社のメンバーや仕事を離れた友人関係などもこの社会的なものに属します。お友だちにお金を借りて引っ越すなどをしても書面にすることに抵抗感などがあって、最終的にもめ事になる可能性も多いですしね・・・。友だち甲斐のない人にがっかりして長年のつきあいを振り返ったりすることもあるかもしれません。かたや結婚をして子どもに恵まれて楽しそうにしているのに、と感じることもあるかもしれないです。習い事をしてもなかなか上達しない、などということもつらいことです。
この境界線は難しいところですが、精神的なものは、自分がそのように感じ考えるというもので、前回の心理ブログを参考にしてください。<(_ _)>
実は、この環境を選ぶのは自分自身なのですが、多くの場合、つらさ・悲しみ・苦しみにどっぷりと喘いでいる状態では、自分に力があるとは思えず、その選択を誤ることが多くなります。そうであれば、冷静な第3者や心を寄せられる信頼できる他者を選んで頼るべきです。
そのときに、聴く耳を持っているかどうか?がキーポイントになります。なので、ふだんから、他者の話を素直に聴けるように自分を固めることです。新しいことや耳障りの悪いことをシャットアウトすると、そもそも苦しかったりつらかったりすることを選んでしまうことになるかもしれない、とも思って検証してみるといいかと思うのです。
そもそもの自分の選択肢が甘いのか、環境が変わったのか、どちらにせよ、今の自分が簡単にできることは、つらさや苦しみや悲しみから抜け出すのは、環境を変えることと、自分を変えることのふたつの方向から対策していくことです。
可能かどうか、をいつも検討できるようにしてください。<(_ _)>







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