勝たないケンカをするくらいだったら最初からしない。これが私のモットーです。なのでケンカは基本常勝です。あ、でも暴力をふるわない、というのが基本です。最後に拳を振るったのは、20代前半かなぁ・・・。それ移行、殴られたことはあっても殴ったことはないです。
ケンカをする目的は何なのか?
問題が解決しないのであれば、ケンカに掛けるエネルギーはもったいないし、誰かをネガティブに想う気持ちのほうがつらい。なので、ケンカの目的は、「改善」「解決」「互いのメリット」しかないです。
そのためには、大事なことがいくつかあります。
しっかり聴く→そこに論理があるかどうか判定
冷静でいられないならやめておく→興奮状態では論理的でも客観的でもいられないし、相手の言い分に共感もできないので仕切り直しを提案する
最初に、解決や改善、互いのメリットになる目標を明確にする→相手にその気持ちがなければケンカは無駄にしかならないのでやめておく
議論は簡潔に、過去を多く持ち出さず、ひとつひとつを具体的に解決する→今の問題はどこから始まってどこまでを引きずっているのかはっきりさせて、まとめないと、感情論に発展しやすい
ネガティブ・断定的な言い回しをしない→決して、絶対、いつも、どうせ、必ず、などを避けて、決めつけないこと。
また、「いつも」や「決して」といった言葉は避けましょう。「過度に一般化するのは相手を動揺させ、たいてい真実ではありません」とテッシーナは言います。
感情を理解してもらえるかどうか小出しにする→ 論理や事実以外のことを話すときには、前に出してぶつけるのではなく、小出しにしてわかってもらったら、次、としましょう。わかってもらえないのであれば、具体化を。
あとで考えたときに後悔することは言わない・しないことを決める→これを引き受けるかどうかで、内容は大きく異なってくるので、せめてケンカ前に自分なりのケンカの作法を決めましう。
↑ これらが不可能だと思ったとしても、「今ちゃんと解決しないとダメだ!」と思った場合は、第3者を求めて、証人になってもらいましょう。完全なる中立の立場になれる人を、友人の中にひとりくらいは持っていてほしいです。どちらかに肩入れする人はダメです。それでは、ケンカが複数 vs. 複数 になるだけなので(笑)。
そもそも、あなたの時間や気持ちを捧げても価値がある人たちとふだんからおつきあいしていますか?そうでないのであれば、ケンカをする理由すらないです。どうしてもわかってもらいたのであれば、ケンカ上等です。ただ、どうしても理解してもらいたいことがあれば、説明する側のほうが理解してもらえるようにひたむきにがんばる義務があることを知ってもらいたいです。
あるいは守る人がいるという自分の責任を全うする中にケンカも入ってしまうこと。いずれ、自分のためのケンカなどしなくていいようになるといいですよね。その日が来るのを願っております。









コメントを投稿するにはログインしてください。