そもそも 最初から4年制大学に行ける人はとても恵まれていると思います。Poverty level:貧困レベルの近辺の収入で 暮らしている場合には、 そもそも 大学に 行くことが無理かもしれません。 もちろん 学生ローンもありますし 奨学金もありますが、 成績は良くなければもらえないですし、 学生ローンの条件もクリアにならなければ借りることができないので、諦めてる人は何も見たことがあります。
コミュニティカレッジからTransferという形で進学を志して四年制大学を目指す人は多いのですが、実際に叶う人は少なめです。 半分くらいでしょうか? しかも二年制であるが、働きながら大学に通ってる人が多いので、2年間ですんなり進学する人も少なく、それを強く考慮に入れられてしまうと、いい大学には進めないという 辛いところもあります。
私個人は、父が亡くなってからアメリカに戻ってきて、 実際にCommunity Collegeに行ったらものすごく成績が良かったので、 2年経つ前にUniversity of California Berkeley、UCシステムに入れたのですが、そんなにラッキーな人は あまりません。
すごかった 私は時間が許す限り 図書館に通ったり、 先生が紅茶を入れたりしてくれるほどOffice Hoursに足繁く通ったり、Transferのためのカウンセリングに通ったりと、勉強が楽しくて楽しくて仕方がなくなったのが、生まれて初めてだったのでやりたいことがたくさんありました。
そして大学に入ってから びっくりしたのは、マンモス校へのAdjustmentです。Community Collegeの 通常のコースは30名以内 ぐらい。 マンモスなコースであっても100名ぐらい。 それでも仕事をしながら来ている人がいるのでクラスいっぱいに生徒が溢れることにはならないのが通常でした。 夜のクラスもありました しね。
ところが 自分の学部がしっかり決まったというのに マンモス校では、小さなクラスでも100名以上で、大きなクラスは 300名が超えることもあったのです・・・。(^_^;) そして 落としどころとしてGraduate Assistant:大学院の 生徒さんが 研究室の修行として先生のアシスタントになり、グループを教えることをしてくれるのですが、 それでもそのクラスが 30名 なんです。
Community Collegeの頃に比べて、クラスの中で話す機会が減りました。 やはり ここで大金持ちは、私立に行くんだろうなぁと、本気で思いましたね。 このままこれを続けていたら 私を 落ちこぼれると思いました。なので、 専門課程になった喜びをどうにかして昇華していくために、鬼のようにプランをして、鬼のように勉強を始めたのがこの頃です。教養課程では、 ものすごく勉強した記憶はなかったんですが、 やればやるほど楽しかった」っていうくらい。でもBerkeleyに行ってからは頭がいい人に囲まれてしまって、本当に勉強しなければ ついていけないという 焦りがありましたね・・・。 しかも 私よりも若い子たちばかりで(笑)。 私はもうその頃33歳。
そしてぶっちゃけ 成績があまりよく取れなかったことに落ち込み、休学も2回ほどしました。 そのもう一つの理由が インターネットにはまってしまったことです。 日本語が話せるようになったことで、 本当に楽しくなってしまい、 しかも 日本語のニュースが見れたり、 楽しかったのです。
とはいえ ちゃんと卒業しましたし、 勉強の内容はとても楽しいなと思ってまた戻り、ちゃんと自分のプラン通りに 軌道修正はできたんですけどね。
この後 大学院に行こうと思っていたのですが、 ずっと働かないのはまずいと思いました。 そして心理学に関係のある仕事につくために頑張ろうとして、 大学院と博士号をどこで取りたいか などのリサーチ も 開始しました。
そこで考えたのは起業すること。 それまでもリサーチ・翻訳・通訳・英語を教える・帰国子女に簡単な 基礎学習を教えるなどをしていたんですが、ITの台頭なども考えて、Sillicon Valleyの中に住んでいるのだから、これを使える商売をしなくてはと思ったのでした。
大学院に行けたとしても、生活を支える糧がなければ しょうがないです。 そして途中元 配偶者が台湾への赴任が決まり、私は家を買い換え 一人暮らしを始めることになります。 そんなこともあって将来を真剣に考えた 30代でした・・・。 結局 42歳になった頃には、どんな学部にも入れるようにという 様々な教養過程を色々な大学で取ったり、UC Berkeleyでも 規定に反しないぐらい 山ほど単位を取ってしまいました・・・。(^_^;)
そうです 皆さん。 大学では自分の職業に直接影響する学問するのがアメリカの常識です。 それができないのが 歴史や文学ですね。
留学をしない方のために、私は再渡米がかなったら、日本に住んでいる皆様には オンラインで英語を教え、 アメリカに来てくださる方のためには そういった施設を完備したスクールを建てたいと思っています。 一体いつまで生きる気でいるのか? そこが問題ですね(笑)。





