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マメな人々への敬意

2006-03-24 にアップした文章です。

マメ:(1)まじめによく働くこと。よく気がついて面倒がらずにてきぱきと動くこと。また、そのさま。(2)体が丈夫である・こと(さま)。達者。 (3)誠実である・こと(さま)。(4)実際の役に立つさま。実用的。

私はこのマメという表記をいつもカタカナで意識的にしているのですが、本来は、漢字で「忠実」と書いて、「まめ」と読ませます。語源は、けっこう丹念に調べてみたのですが、不詳説が多かったです。

私の周りにいる大切な人は、総じてマメです。私だけがどうしてもマメになりきれないだけで、助けてもらって生きていることがよくわかります。ハワイ在住の監査士の親友だけが、仕事と勉強と自分のシュミだけがマメで、特にすべての立ち居振る舞いがマメとは評価できないのですが、私が言えた立場じゃーありません・・・。

いや、私ね、ものすごくよく気づくんですよ。人3倍くらい気づいてしまう。だから、それを口に出したり行動に顕したりすることで、他人様に疎まれてきた経験があり、動かないことにしているのです(笑)。父がまさしくそういう人で、ちょっとObsessive-compulsive disorder(強迫観念症;潔癖だったり、こだわりがありすぎて石畳や敷居が踏めなかったりの極端な症状が出る)気味だったのです。彼の儀式は枚挙にいとまがなく、タバコのビニールの左横の部分(側も決まっていた・・・)に楊枝を2本挿しておかないと気がすまなかったり、ただの正方形のこたつに乗せてある台を拭くときにも順番が厳しく決まっており、それ通りにやれないとやり直したり、朝の洗顔儀式は、順番を間違えると最初からやり直したり、とかなりな神経質でした。食べ物の順番や量なども、強迫観念症とは診断されないで済む範疇だったものの、おおらかな人には「うへー、こまかいオヤジ」と疎ましがられていました。私は、おもしろいので観客のように見ていましたよ(笑)。なので、どこかで拾ってしまい、私もものすごく自分の範疇だけで神経質なところがありすぎるのでは?と思い込んできた結果、おおらかに振舞うようにしたら、マメではなくなってしまいました(爆)。

↑うへぇ、言い訳がましいなぁ・・・。

母とパートナーは特にマメです。いつもくるくるコマネズミのように動いています。

母の場合、「もー、こっちが疲れちゃうから休憩しようよ」と言ったあと、お茶でも入れようかと振り向くと、もう口を開けて寝ていたりします(笑)。水族館に行って、サメを眺めるといつも母を思い出します。サメのなかでも数種類は泳ぐのを止めると死んでしまうそうだ、という話をどうしても思い出してしまい、母の労働への執着へと直結するわけです。その彼女のとてもうっとうしい癖が、食べていて咀嚼しているときも暇らしく、食べ物を掴む必要がないのに、箸を持っている手が動いていること(笑)。「うっとうしいから箸を置いてよ」と度が過ぎるといつもお願いします。トイレの生理用品を入れるゴミ箱に入れる中敷にする紙も、自分で広告を折って作りますし、お風呂場の髪がひっかかる排水溝もなぜか市販のものでは飽き足らず、自分で網や針金やいろいろを駆使して作っています。仕事でSkype(インターネット電話)を使うのですが、彼女が動いている音がするする・・・(爆)。荷物を開けてくれるように頼み、デジカメで送ってもらったあとも、彼女がその箱や包装に使った紙やプラスチック類を片付けている音がするわけです。

そんなわけで、お友だちの家に泊まりに行って、布団カバーの上にさらに当て布などが縫い付けてあると、私はほっとします。「あー、いいなー」と思ってしまうのです。でも、ティッシュペーパーの箱やドアノブや電話にカバーがかけてあるのは大嫌いです。夢ゆめしいインテリアは、なぜか落ち着けないのです。お洋服で言うと、私が日本に居た頃はPink Houseなどはダメでした。Laura Ashleyなどもダメです。統一していなければ、大丈夫ですので、お家にお招きください。Kittyちゃんなども「かわいい」とは思いますよ。でも、自分が持ちたいとは思えないですね。

あっ!話がズレた・・・。

パートナーのマメさは、鶏のような早起きから始まり、休日を無駄にしないようにとくるくる動き回ることにあります。土日くらいゆっくり眠ればいいのに、会社に勤めている頃は眠れなかったのです。起業してからは、歳を食ったせいなのか、起業で苦しんだせいなのか、遅寝もしているようです。彼が、アメリカで国際ビジネスマンをしていた頃は、朝5時半に起きて、プロテインパウダー入りのジュースを飲みながらお弁当を自分で作り、6時15分にはもう家を出ていました。6時半にはスポーツジムに到着し、泳ぐのです。2000mとかをさらっと・・・。「フリッパーターン」と称していましたが、オリンピック選手並みにきれいなターンができるようになるまで続けるのだ、と、本当にしつこかったです。その後、7時過ぎから30分ほどゆっくりサウナに入り、シャワーを浴びて歯磨きと髭剃りをして、会社に行っていました。会社は、日本時間が開いてしまうので、いつも夜は9時や10時に帰宅。たまに早いと、夕食の支度も手伝うというスーパーなだんなでした。ビジネスディナーがあるときには、夕方私に電話をくれて、私はスタンバイして待っているわけです。本当に、彼は寝なくていい人で、よく動いていました。うーん、すごい・・・。

しかも、土日も運動は欠かさず、ジムではなく、丘に出かけるのです(この近所の丘は標高1200m級)。私が普通にハイキングペースで歩いて登りで1時間半かかるところを、彼は走りますから(笑)。気持ちにゆとりがあると一眼レフを持って行き、植物や風景を撮っていました。市のコンクールにも出品して佳作をもらったり、自分の写真をパネルにしてみたり、日曜大工で家具を大いに作ってみたり、なんだかせわしない人だな、とよく思っていたものです。私が自分の思っていることの半分くらいを言うと、彼のプロジェクトになっており、2週間後にはベッドが出来上がっていたり、キッチンに置くネコたちの缶詰やかりかりごはんのおき場所台が出来上がっていたりしたわけです。

が、彼のすごいところは、私には何も強制しないところ。掃除も土日に、私の準備できた時間にいっしょに競争方式でするわけです。だから私がマメじゃないままで暮らしていけているわけですよ・・・。しかも、私は彼がマメにしているのを放置しておけるの(笑)。

が、こんなにマメなのに、TVに夢中になると、箸と自分の手の区別がつかず、箸で足を掻いたりしますが(笑)。

私は仕事が速いので、就業時間中にはノルマをいつも達成してしまい、11月の頭にパチンコデビューしてから、母に電話番をさせて、パチンコで稼いでいました(社員Sちゃんはアメリカ研修だったので)。ぐうたらなのです。3日分を1日でできてしまうので、そうしてから、日々チェックすればいい物事だけをやって、パチンコで荒稼ぎしていた初心者です(笑)。美容院に行き、美容院のチーフに商売の案を出したり、近所の公園に行き人々の話に聞き耳を立てたり、スーパーやデパートに行き、トレンドチェックをしていました。でも、どうしても働いているようには見えないところが、私のマメではないゆえんです。

4月30日に帰国し、GWが空けたら、私には営業があるので、よくある営業マンのように、営業をさっさか終わらせて、またパチンコに行ったり、公園で昼寝したり、読書したり、スーパーチェックしたり、弟のところの犬Jackを借りてお散歩に連れていき遊んだり、と懲りずにやるのでしょうね・・・。会社に戻って、マメな母に「○×が食べたーい!」と働かせて、のんきにお金の計算をして、考えたことを口にしているだけになるのでしょう。よく気づいてしまう私は、社員SちゃんとHさんに、細かい仕事をしてもらいまくり、考え事をどのように効率よく理解してもらうかを課題にしていることでしょう。きっと私には「働いていないんじゃないか?疑惑」が持ち上がることだと思います。「ま、得意不得意を分業して、ちゃんと周っていけばいいよね」とごまかしてしまうはずですが、「瞬間に発揮されるマメさ」をくどくどと説明することになるのか?(爆)

はー、でもすごいなぁ、いつもマメな人・・・。どうやったらいつもマメでいられるのか、しつこく母にインタビューしておきます。

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