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上達の妙

2009/2/12にアップした文章です。

 

やはり独立して自宅でレッスンするようになったのは大正解でした。今週は、生徒さんたちにお願いして、HPに載せるための『生徒さんの声』を収集しています。特に締め切りを厳しくしていないのですが、きっといくつか集まるでしょう。現在の生徒さんは、カップルでいらしている方々も含めて20人(17組)になりました。予約が2人入っていて今月中に開始で、3月開始がたぶん2人と4月開始が2人いらっしゃいます。ただ、スキマがけっこうあるので、まだまだ大丈夫なのですが・・・←欲張りらしい(笑)。しかも、4月から就職の生徒さんが2人いらして、おふたりは継続ではあるのですが、毎週ではなく、1ヶ月に1回+3回のスカイプレッスンか、1ヶ月に2回の通学になるので、またもやスケジュール調整になります。

 

あ、こんな話ではなかった。上達の話。

 

上達するってことが実感できると、そのあとはかなり順調に伸びます。私のほうがびっくりするくらいですね。この世に既にあるであろう学習法を使ってはいるのですが、そのコンビネーションとタイミング、学習を始める前の概念が、私のレッスンの特徴になっています。あ、最近はカウンセリングの効果というのも実感しており、人生の岐路における選択肢の数を照らしてみる、というのもいっしょにやらせてもらっています。英語を使ってできる仕事や、英語的論理性で選択をしていくというのがかなり楽しく、生徒さんの中で、「あ!繋がった!」という顔を見ることができるのが、途轍もなくうれしいことになっています。

 

英語で統計学をやっている生徒さんがいるのですが、彼女はアメリカの大学院に入学する予定でいたのですが、日本の大学で統計学を修了しておらず、アメリカの大学に行ってから取り直しをするのです。1学期のあいだに統計学を取り、日本とは違った角度から学べる彼女の専攻を取りつつ、大学院にそのまま進むのですが、数学は高校2年以来やっていないということで、苦手意識があったのですが、かなり楽しそう。機能は、正規分布(Bell Curve)とZ-Scoreで、実際に彼女の専攻の場合どんなふうに使うのかを見てもらったところ、「おもしろーい!」とびっくりしていました。「統計って大事だね・・・」と納得してもらえて、日常でもバンバン使えるようになることに希望を持っていました。たとえば、年収にしろ、平均値と分布の最低と最高くらいのおおよその数字があれば、自分や誰かがどのくらいの位置にいるのかがわかるというのは、かなり日常に便利ですから。

 

英検やTOEIC,TOEFLのスコアとして上達が見えるのは、確かに確実な証拠にはなるのですが、それよりも内面的で身体で感じるような上達や達成感というのを目指しており、それをできるだけ見える形にするのが私の仕事です。

 

とにかくささやかでもいいから記録をつけること。

 

これでフツーの英語講師が考えるのが、日記を書く、という行為なのでしょうが、私はそれに「15分」という制限をつけています。記録となるからですね。最初のうちは、日本語から英語に訳す作業が入るので、15分で数センテンスしか書けませんが、1ヶ月も続けると量が増えます。赤が入るような箇所がわかって、日本人の弱点である、1.単数/複数と冠詞 2.前置詞 3.時制 は、時間がかかるにしろ、それ以外での言い回しの妙などは、自分に密着した言葉だからこそ、何度も出てくるのですぐに使えるようになります。やはりみんなが苦労しているのは、数や場所や位置を表したりすることで、形容詞や副詞がものすごく少ないので、やはり日記を書くのはいいことだろうと思えます。日本語でも形容詞や副詞を省略しつつ会話しているのか?と尋ねてみると、そこで本人の考え方の構造がわかってくるのでさらによし、となるわけです。この記録は、私にとってはたいへんな資料になります。

 

さらに、Readingをするときにも、かかった分と秒を書いて日付を入れておくことにより、次回もきっとやってみたくなると思うので、1週間に1回くらいはタイムを計ってみるのはいいのだと促進しています。が、ほとんどの生徒さんはまだ、CDを聴きながらReadingをしているので、そのスピードまでには到達していないケースが多いのですが、これは自分で「遅いな」と思ったときに記録しておくほうが、あとからものすごいやる気になるので、やっぱりやっておいたほうがいいのです。しかも、日本語を読むスピードとの比較も数回しておいたほうがよいので、私はそれを促進しています。

 

TOEICやTOEFLや英検の模擬試験をやるときにも、日付の他に実施した時間を入れておくのは有効です。何度もやってみると、朝と昼と夕方と夜、どの時間帯に自分の脳が最も動いているかがわかるはずなので。私は朝がイチバン脳がよく動くのですが、その落差というのは夕ご飯を食べるまでは大差はさほどないです。それくらいは知っていたほうが、いざ試験を受ける段になったり、スピーチをやる段になったりしたときに、かなり役立ちますので。

 

こうした記録をつけておくことで、データを解析し、最も上達するようにするのが私の仕事で、まるっきりAnalystなのですが、ええ、そうです(爆)。もちろん、文法も教えますし、Speakingも語彙も教えますけれども、生徒さんの頭の中に既に入っているものと新しく入ったものを繋げていくことを助けるのが、私の仕事なのだと、今は実感しているところです。

 

繋げることができた人は、頭だけではなく、身体も使ってラクをしようとしますから、そうなるとシメたもので、そのあとはもう自分で勉強するようになれます。ただし、それはまだ私は独立してから4ヶ月しか経っていないので、Speakingまでには到達しておらず・・・。

 

机に向って勉強する時間をいかに少なくできたかで、英語は上達のスピードが上がりますね。これは紛れもない事実になっており、机に座って演習問題などをするのは、テストを受ける前の数日や、その試験時間をカバーできるくらいの脳の動かし方がわかるだけでいいのです。あるいは、文法をまだまだ理解していないときの練習問題をこなすだけでよく、それだと1週間に2時間くらいで何とかなります。

 

むしろ、日々の生活の細切れ時間にどのくらい英語で考えることができるか?が上達を左右するところです。3分や5分や15分をうまく使えるようになると、留学して日本人と遊んでいる人々よりも上達できます。電車の中でListeningをしてもらったり、食器洗いやお風呂やトイレなどの時間に取り入れてもらうことにより、かなりな上達をこれまで見ています。

 

あと2ヶ月経って半年になると、相当に胸を張れるような上達を威張れるような気がする(笑)。って、私が威張ることではなく、本人たちにやってもらいたいものですが・・・。

 

けれども、これらを引き出すために最も必要なのは、「自分はできるのだ」と信じる心だったりします。そこまでに持っていくだけでけっこう時間がかかる場合もあるのですが、為せば成ります。

 

私も上達したいことがもっとあるだろうか?と考えていますが、もしかするとSpeakingが落ちているかもしれないので、がんばって独り言を英語にしようと思っています(笑)。

 

 

 

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