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何事も一歩から その1

07/11/2008にアップした文章です。

ここのところ、精力的に動こうとしており、昼間の遊んでいる時間をリサーチに充てています。週末のためのエッセイを貯め書きすることももちろんなのですが(笑)。学生さんの夏休みまで、あと3週間弱。実質的にはもう少し早く始められる私立の子もいれば、ゆっくり始める子もいるのですが、自宅でのレッスンが増えてきます。そうなると、昼間はこうして遊んでいられず、調べ物も今のうちに済ませておかねば、キリリと時間管理ができないことになります。ところが、私のいけないところは、お気に入りに入れるだけ入れておいて、そのあと整理をするときに、「けっこうどうでもいいじゃん」というものまで、安全路線を採って入れてしまうこと。その量と言ったら・・・(汗)。物欲がないので、実質的な空間を占めるわけではないのだから、と自分を慰めつつ、頭の回路としても「溜め込みすぎ」なことについて、いろいろ思うわけです。ところが、「はじめの一歩」をなかなか開始できないでいる人たちというのもいて、それについてはどうしたものか、とも思う・・・。



教える側としては、アノ手コノ手を使って、まずはじめの一歩に苦労するのですが、実際のところは、世の中で時計を刻みながら生きている人々のほうが、安定はしているが何かがあったらどうにもならないような人生を送っているのかもしれず、新しいことを始めなくなっている大人についての危惧のほうが、きっと大きいのかもしれず。

 

私がすでに出遭っている生徒さんというのは、自分で調べ物をいくばくかしたあと、学校に来ているわけで、それだけでかなりのハードルをクリアしています。私がこの数ヶ月、強くまたもや感じているのは、ニッポンの義務教育は何を教えていたのか?ということ。成績をつけることや、テストを実施することなどにかまけてしまい、塾がこれだけ蔓延してしまい、基礎の基礎という力が抜けているんだなぁ・・・ということです。

 

私が小学校から大学まで、日本でほぼ12年+ほぼ行かなかった大学時代を過ごしたあと、なぜ、渡米して、英語の準備なくして、1年未満で専門学校で生命を賭ける(無線での聴き取りができなかったら大事故だし、何か間違えていたら墜落して死にますから・・・)学びができたのか?ということを振り返ってみると、ただただ、基礎力のみに尽きるのです。

 

難しくまとめてみると(なぜ難しくまとめるかというと、ここの読者のみなさまはほとんど成人なので・・・);

1. 生命力の充実

2. 集中力

3. 持久力

4. コミュニケーションスキル

5. 知識への好奇心

 

この5つだけですね。この5つの力があることだけチェックしてみると、あとは定着までの工夫だけで・・・。定着する工夫というのは、日常生活を行動修正していったり、認知を変えていくことで洗練されていきます。時間は個々の目標や、個人の持つものにより差は出ますが、失敗はあまりないです。それなりの成果は出ますね。

 

私は小学校から高校まで、宿題というものをほぼ出してきませんでしたが、落第をしたことはありません。テスト勉強も気まぐれに一夜漬けをしたことばかりで、本気でテスト勉強をしたのは、高校2年のときの化学だけです(基礎がわかっていなかったので、そのとき付き合っていた電気通信大学の彼氏が教えてくれると、誇らしげに言ったので、なんだか断りきれなかった・・・爆)。受験勉強はほぼせず、バイトをずっとしており、高校3年のときも浪人した1年後も、1月10日過ぎまでバイトしていましたから・・・。それでもここまで何とかなってきたのは、この5つについては、誇りに思えるほどの充分さを、遊びを通して学んだからだと思います。学校にいきなり戻ったときにがんばれたのは、これらのおかげです。

 

1. 生命力の充実

 

ヒトとして生まれてきたからには、「生き延びる」ということが使命であり、生命力がゼロであれば、とっくに死んでいます。この上、「よりよく生き延びる」という課題があるので(余計なエネルギーを使ったりするのは、生き延びるチャンスを減らすしね・・・)、身体を先天的に生まれ持った条件から引き伸ばし、ポジティブに生きていくという方向性を持っていることが大切です。ただじっとしているだけではなく、何かをすること。何かをすることで、あとから生き延びるのにラクになり、エネルギーを保存できるバランスをもてること。

 

子どもに言うときには、「やる気」ということなのでしょうけれども、その対象物をなぜか勉強に限定してしまうのが、やり方としてよくないわけです。ゴム跳びでもマラソンでも水泳でもトンボ捕りでも何でもいいんですけど・・・。この生命力の充実が発達していくと、「動機」になるので、大人になってからも変幻自在に使えるわけですよ。なぜそれをやりたいのか?ナマケモノになりたいから、でいいわけです。そのためにいっちょがんばっておくか!と、子どもの頃のマラソンでも水泳でも教えてくれたはずで・・・。しかも、達成したときのノルアドレナリンの量も体験したはずで・・・(そのときには脳内ケミカルなんてわかっていなかったけどもさ・・・)。

 

2. 集中力

 

集中できないヒトというのは、先天的な障害があるヒト以外にはいないはずです。ただ、何か理想形を持っており、それがTOEICの75分テストだとか、仕事の午前中3時間だとか、勝手に法則性もわからないまま、ただただ、「集中力がないんだよね・・・」と言っているだけのような・・・。私だって、脳の支配からは逃れられず、1日16時間半、ずっと集中しているわけではなく、波があり、しかも他人事のListening Tapeなどを聴いているときには、聴いていないことすら多く(爆)。

 

子どもに言い聞かせるときには、「メリハリ」を持つことにより、遊びとごはんと学校と話を分けるんだよ、ということからだったかと。少なくとも私はそうでしたね。何かひとつをしていることにひたむきになり、そのあと休憩したあと、またひたむきになれるかどうか。100%を入魂した体験があれば、集中力は上がっているはずで・・・。あとは、自分の中でデータを取っておき、それについて解析したりするだけで、集中力というのは、よりよく運用できるはず。

 

AをしながらBをこなす、というのは100年速いヒトがたくさんいます。それは、100%入魂した体験がないからなのでしょう。どれも中途半端でこなせてきた体験しか持たないからです。雑念が入らないようにするのは、私は昨今たいへんなのですが、その雑念にも100%ずつ集中して、全部で300%入魂することは可能なのか?ということを、実験している最中です。「けっこう高等なことができるようになったじゃん・・・」とほくそ笑んでいる自分に気づくと、最初からやり直しというのが、この集中力の脆いところです(爆)。

 

げ、いい気になって好きなことを書いていたら、枚数に到達してしまいました。図らずも続編になってしまったので、続きは明日。

 

実は、昨日からまた新しいグループレッスンが始まったので、最初の授業で気合を入れるために、いろいろ話していたらなんとなく思いついたのです。お題がなかなか見つけられない、単調な日々を送っている折、人々と逢う商売というのは、なかなかいいものだなぁとまたもや思いました。感謝。