私の家の3匹の猫たちは保護猫出身。北斗、鈴音、夏梅。それぞれ全く違う個性を持っていて、共通しているのは「人間をよく見ている」ということ。
猫の視力は実は0.1〜0.2程度と、人間より低め。でも、それを補うように他の感覚が非常に発達しています。特に聴覚は驚異的で、音の出所を0.5°という精度で特定できるんですよー。私が玄関の鍵を取り出す音、冷蔵庫を開ける音、はたまたおやつの袋をそっと触る音まで、全部お見通し。怖い。(・・;)
北斗は「観察の哲人」です。いつも少し離れた場所からじっとこちらを見つめて、そのために私にくっついてくる。目が合うと、何かを要求しているのか、ただ情報収集しているのか、その真意は謎のまま。でも確実に、私の表情や声のトーンを読んでいて邪魔にならない場所に陣取る。機嫌のいい日は近くに来て、疲れている日はそっと距離を置く。その判断の正確さには、毎回驚かされる。でも昨日あゆみさんが来たときには、なぜか彼女のノートPCの上にどかしても陣取っていた・・・。(◎_◎;) 私にはそういう無礼はしない(笑)。
鈴音は「感情のプロ」。誰かがそばにいると、距離を少し近づけて触れる場所で観察。特定の人間への執着が強く、その人の感情の浮き沈みに敏感に反応する賢い子。悲しいときに隣に来て、ゴロゴロと喉を鳴らす。言葉はなくても、確かに寄り添ってくれていると感じる瞬間があるし、真っ黒なので見つめられると神秘的。約70%の猫が人間の視線に反応するといわれていますが、鈴音はその最たる例なんだろうなぁ。
夏梅は「戦略家」であり「冒険家」な脱出の女王なのだ。おやつをくれる人間を完璧に把握していて、その人が動くたびに素早く先回りすることもあるのに、真逆なこともあって、全然どこにいるかわからないこともある・・・。(・_・;) 指さした方向を追い、視線の先を判断し、「今がチャンス」というタイミングを決して逃さないハンターでもある。愛情表現も計算高く(笑)、撫でてほしいときだけ甘えてくる独立心の強さがすごい。べたべたとお腹と膝に乗ると思えば、触るなアピールもすごいんだから・・・。(◎_◎;)
猫が人間を観察する理由は、縄張りの安全確認と、信頼できる相手かどうかの見極め。飼い主の声と顔を一致させて記憶し、ご飯のタイミング、甘えられる場所、自分の目的を達成するための「人間の動かし方」を日々学習。下僕はちゃんと学習の上で判断して動かすのよね。(^-^;
じっとこちらを見つめてくるとき、彼らは何かを要求しているか、情報を集めているかのどちらかで、その視線に気づいてあげることが、猫との信頼関係を深める第一歩。
北斗・鈴音・夏梅と暮らしていると、「観察する」ということの大切さを、毎日教えてもらっている気がします。英語学習も同じで、まずは「よく観る、よく聴く」ことから始まるので、猫のような本能優先な気持ちになってみるのもアリ。(・・;)






