何百年・何千年経ってもまだこの世に受け継がれているものは、何等かの価値がある確率が高いので、ぜひとも古典はある程度網羅してもらいたいと思うのです。それは日本語でも英語でも同じです。もちろん他の言語だって!
↑
この淘汰されず残った、という事実がまずは最強です。たとえ多数決で勝てなかったとしても、ものすごく情熱的で突き動かされた誰かが残そうと努力した価値があるという場合もありますしね。さらに、現代にようやく発見された技術や医学などに照らし合わせても、「うが、正解してる!」ということもあったりするのがびっくりです。
ただ、闇雲にすべてを網羅することは不可能だし、何を読み取り、何を自分の血肉にしていくのかわからないままの場合も多いはずです。
であれば、童話から読んでみるのはどうでしょう?
小さい頃、保育園や幼稚園で馴染んだものを読み直してみてもいいですし、読み聞かせしてもらったものを再訪するのもいいです。まったく読んでない!知らない!という多くの人が知っている童話を網羅してみてもいいですよね。
簡単です。かなり短いので小説などよりも「読み終わる確率」は高く、筋をしっかり追える練習も自然にできてしまいますし、自分の性格や感性を知ることも途中で得られ、道徳観に対して「賛成ー反対」と意見が持てたり、自分だったらこうしなかった、こうしたかも、などの意見が出たり、短い中でいろいろ学べます。いいでしょ?
しかも、これが英語学習になっても、まず簡単にListening教材として使えてしまうのです。筋がだいたいわかっているので、Precious One English Schoolがおススメしている、「日本語は日本語で、英語は英語で脳内処理」のための、「想像力・推測力」に少し助けになるので、脳内に映像が描きやすくなります。
たくさんのストーリーを想像・推測しやすいほうが、Listeningはミルミル上がります。
日本の童話だけでなく、世界の童話もありますし、少し発展していくと小話や民話なども網羅していけます。古典の中には当時の「当たり前」や「考え方」も詰まっていて、そのときに確実に生きていた誰かがまだそこに生きています。
悪い手じゃないですよね?
コメントを投稿するにはログインしてください。